Amazonと卸取引!ベンダーダーエクスプレスの使い方 メリットとデメリット、価格は?卸値は?

この記事では、Amazonと卸取引ができるベンダーエクスプレスについて紹介します。

ベンダーエクスプレスのメリットは?デリットは?価格は?

商品の掛け率は?卸値は?

様々に疑問をもっているかと思います。

Amazonベンダーエクスプレスとは?

Amazonベンダーエクスプレスとは

オンライン上から、ベンダー(商品の供給業者)として登録をおこない、
Amazonに商品を卸すことができるサービスです。
http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=4103171051

これまでも、Amazonに対して商品卸す為の門戸はありましたが、
オープンなものではありませんでした。

ひとつは、Amazonから「商品を卸していただけませんか?」と声を掛けられるケースです。
これは、受動的なものなので、こちらから狙って実現できる方法ではありませんね。

もうひとつは、販売者側からAmazonのバイヤーに連絡し商談し条件交渉をした上で、取引開始という流れです。

連絡先がどこかに明確に掲載されているわけではありまへん。各所に問合せたり、コネをつかったりして、バイヤーの連絡先を調べるところからがスタートでした。

今回、
「Amazonベンダーエクスプレス」ではオンラインでより円滑な取引開始ができるようになっています。

アメリカのAmazonでは2014年から、
「Amazonベンダーエクスプレス」の提供は開始されており、
ドイツ、イギリスに続き、日本は4か国目のサービス開始となります。

通常の出品サービスとの違い

通常の出品サービスとは以下の点で異なっています。

  • 初期登録料、月額登録料、販売手数料は無料
  • Amazonの倉庫への商品配送料はAmazonが負担(着払い)
  • Amazonが商品保管料・管理費を負担
  • Amazonが出品者から商品を仕入れ、購入者の注文から販売、発送、カスタマーサポートまで24時間体制で対応

Amazonベンダーエクスプレスのメリット

Amazonベンダーエクスプレスのメリットは販売量の増加が見込めます。

Amazonに対して商品を卸すと
Amazon販売ページ上では「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」
表示され販売されます。

「マーケットプレイスでよく売れていた商品が、なぜか急に売れなくなった・・・。」
商品ページを見ると、、、いつのまにか、Amazon自体が販売していた!
「Amazon直販商品」に対して、「相乗り出品」で戦った経験のある出品者さんは誰しも経験があると思います。

このサービスで使うことで、カート獲得で圧倒的に有利な立場にいるAmazon直販として、
自分の商品を販売することができます。

通常の出品では掲載できない動画を掲載できる可能性があることもメリットです。

Amazonベンダーエクスプレスのデメリット

Amazonベンダーエクスプレスのデメリットは「卸し価格」でAmazonに商品を提供しなければならないことです。
そのため、マーケットプレイス販売に比べると利益率下がります。
おそらく、小売価格に対しての5〜6掛け程度での納品が想定されます。

よって、「小売仕入れ」で薄利の利益率で販売を行っている事業者が
Amazonの求める掛け率は満たすことは難しいでしょう。

必然的に

・海外メーカーの代理店になっている。
・OEM商品など独自の商品持っている。

indiancasinoguide.in

など

よりよい条件での仕入れルートを持っている事業者がこのサービスの利用対象になってくるのではないでしょうか。

また、支払いサイクルですが、マーケットプレイス販売での2週間に比べ、
支払いが3ヶ月後という長いサイクルであることも大きなデメリットです。

請求書提出月の3か月後の月の5日(休日の場合は翌営業日)に支払いを行います。

仮にAmazonベンダーエクスプレスで大きな売上がたったとしても、売れば売るほど現金不足になる事態も想定されます。

その間の運転資金を考えないといけません。
自己資金のみで不足する場合は、融資も必要になってくるでしょう。

Amazonベンダーエクスプレスの登録方法

Amazonベンダーエクスプレスの登録は次のページから行います。

https://vendorexpress.amazon.co.jp/
にアクセスし「登録」をクリックします。

貼り付けた画像_2016_02_17_4_34

 

 

 

Amazonアカウントがある場合、 「お持ちのAmazonアカウントでログインしてください。」を選択します。

Amazonアカウントがない場合はフォームに情報を入力します。

貼り付けた画像_2016_02_17_4_36

入力後、「次へ」をクリックします。

 

 

メールアドレス、パスワードを入力しログインします。

貼り付けた画像_2016_02_17_4_36

以降もフォームにそって必要な情報を入力します。

Amazonベンダーエクスプレスのログイン

https://vendorexpress.amazon.co.jp/

Amazonベンダーエクスプレス

Amazonベンダーエクスプレス

ログイン画面

登録が完了すると以下のAmazonベンダーエクスプレス専用の管理画面にログインできようになります。

スクリーンショット 2016-02-17 4.42.14

専用管理画面上からは、Amazonベンダーエクスプレスでの納入依頼や、売上・在庫状況を見ることができます。

商品登録メニュー

スクリーンショット 2016-02-17 4.51.08

売上と在庫

 

以下キャプチャはアカウント登録したばかりなので、売上は0です。
ベンダーエクスプレスでの売上があれば、この画面から売上状況を確認できるようになります。

Excelデータでダウンロードもできるようです。

スクリーンショット 2016-02-17 4.45.50

Amazonベンダーエクスプレスの費用は?

Amazonベンダーエクスプレス自体に費用はかかりません。
ただし、はじめに、Amazonに対して、無償で商品のサンプルを提供する必要があります。
詳しくはamazonのヘルプページより抜粋します。

 

費用はいくらかかりますか?

Amazonベンダーエクスプレスを始めるのに費用はかかりません。
ただ、Amazonに対して販売したい商品を、まず無料で少量お送りいただくようお願いしています。
Amazonに提供する商品とAmazonに販売する推奨価格はお取引先様ご自身が決定していただきます。

これらに基づいてAmazonは、お送りいただくサンプルの数を決定します(1商品の価格が500~6,000円の場合1商品当たり3個、6,001~9,000円の場合2個、9,001円以上の場合1個)。
お取引先様は、商品をAmazon.co.jpでお客様に販売するための販売推奨価格と、
商品をAmazonに販売する仕入価格を準備します。仕入価格がAmazonの想定内の価格であれば、お取引先様が提案された価格が承諾されます。

Amazonが想定した仕入価格よりも高ければ、その商品に合わせて低い仕入価格を提案いたします。

Amazonベンダーエクスプレスのまとめ

オリジナル商品を持っているセラー、有利な仕入れルートを持つセラーであれば、
上手に活用できれば、安定的な販路のひとつに成りうるサービスといえるでしょう。

この記事て紹介したメリット、デメリットを考え利用を検討してください。