コンフォートゾーンとは?

コンフォートゾーンという言葉はご存知でしょうか?
学習し成長しする上で、知っておきたい考え方です。

心理的な3 の領域

心理的な領域を3つのゾーンで表したものです。
  • コンフォートゾーン
  • ラーニングゾーン
  • パニックゾーン
1月 GPCラストセミナー.006
 

コンフォートゾーンとは?

「楽で居心地のいい領域」のことです。
 
今、自分が持っている知識、
スキルで手の内に収めることができ、
ストレス、不安の少ない領域です。

ラーニングゾーンとは?

コンフォートゾーンから一歩外の階層で、
学習しながらすすめていかなければならない領域です。
 
「背伸びした領域」です。
中度のストレス、不安を感じる領域です。 

パニックゾーンとは?

ラーニングゾーンのさらに外側の階層です。
何がなんだか全くわからず、
大きな不安、ストレスを感じる領域です。
 

成長するためにはラーニングゾーンに身を置く

この3つの領域のうち、
人が成長していくためには、
コンフォートゾーンの外、ラーニングゾーンに身を置いた方とされています。
 
人はコンフォートゾーンに留まっていると成長することごできません。
手の及ぶ範囲で片付けてしまうからです。
 
適度なストレス環境に身をおくことで、
 
一方、パニックゾーンでも、
よい学びを得ることはできません。
わからないことだらけで過度なストレスにさらされてしまうからです。
難易度が高すぎても生産性は落ちてしまいます。
 
よって、ラーニングゾーンに身を置くことが、
学び成長していくためには適しています。 

コンフォートゾーンにとどまっててはいけない

壁に直面していないのなら、コンフォートゾーンにとどまっている証拠です。
 何回か障害を乗り越える経験をすれば、課題にぶつかることが楽しくなってくる。

コンフォートゾーンを抜け出すには? 

コンフォートゾーンを抜け出すためには、
「ちょっと怖い」「なんとなく不安」と感じるにことに取り組むことです。
自分にとっての「ちょっとした背伸び」でかまいません。

物販でコンフォートゾーンを抜け出すには?

なかなか抽象度が高い話ですので
物販例に少し具体化してみましょう。
 
たとえば、「表示価格どおりに普通に買う」
ことはコンフォートゾーンにいると言えます。
 
取引したことがある相手に交渉メールを送るという
このステップすら出来ないという方は少なくありません。
 

大抵の場合、成長にブレーキをかけるのは他ならぬ「自分自分」です。

「相手にしてもらえないのでは?」
「個人では無理なのでは?」
このような心理が働いていると考えれます。

 
「まとめて買いたいので安くなりませんか?」とたったメール一通送るだけです。
できるか?できないか?ではなく、
やるか?やらないか?
という問題です。
 
「きっと断られるのでは?」
「相手の気分を害してしまうのでは?」
 
という意識が働いているのかもしれませんが、相手に気をつかいすぎです。
「継続的に買っていたら、こっちの事情を察してセラー側から値段を下げてくれるのでは?」
なんてことを期待していてもダメです。
 
何も言わなければ、その後も高い価格で買い続けなければなりません。
海外交渉においてはどんどん自分から主張することが大切です。
 
ちょっとした一文を送るだけでも変わってきます。
5%でも10%でもいいので、値下げに成功すれば、その分利益は増えます。
 
消極的な選択をしていることになります。
 
断られて何か困りますか?ということです。
もし、断られても「自分自分が否定された」とは考える必要はありません。
「OK 連絡ありがとう」と一言返せばいいだけのことです。
 
100%確実に交渉相手を口説き落とせる方法はありません。
 
必ず、よい成果が出ることを約束されていなければ、取り組めないということでは成長していくことは厳しいです。
 
でも安心ください。
既に物販に取り組んでいるという時点で
コンフォートゾーンから抜け出すという思考・行動はできていますので、大丈夫です。
 
「海外から商品を取り寄せて日本で販売する」
あるいは、「日本からから海外に商品販売する」
 
という「ラーニングゾーン」に踏み入れた行動をしてきたはずです。
 
新たな経験で知識・スキルがつくと、
これまで「ラーニングゾーン」だったことが、
「コンフォートゾーン」の領域に入ります。
 
身銭を切って、外注費を支払う。
初めて、海外から商品を輸入する。
 
卸し交渉することも、
外注化していくことも、
オリジナル商品を製作することも、
 「ちょっと背伸びすればできる領域」です。
 

まとめ

自分の成長止まっているなと思ったら、ラーニングゾーンに身をおけているか、
考えみましょう。