ビットコインにも使われているブロックチェーン技術ですが、この技術を使ったカードゲームというものが存在します。
『CryptoSpells(クリスペ)』は2019年生まれの日本発NFTトレカで、今はOasys系L2「TCG Verse」上に移行し、ウォレットなし・暗号資産なしでも遊び始められます。このカードはNFTとして売買でき、ゲーム内で得る発行権を活用した稼ぎ方も可能です。一方で価格変動や仕様変更、フィッシングなどのリスクは現実。
本記事ではCryptoSpellsがやばいと言われる理由を整理し、0円からの始め方、売買・発行権・大会の稼ぎ筋、そして安全対策まで、初めての人にも分かりやすく解説します。
CryptoSpellsとは?
『CryptoSpells(クリスペ)』は2019年に公開された日本発のNFTトレーディングカードゲームです。現在はOasysのL2「TCG Verse」を基盤に、ウォレットやETHなしでも始められる導線を公式が用意しています。初期のクラウドセールは累計900ETH超と記録に残る規模。
誤解されがちなCryptoSpellsがやばいは、NFT価格変動や仕様変更の文脈を指すことが多く、公式仕様(発行権や大会、基盤)を押さえれば実像が見えてくるでしょう。こういった仮想通貨を元にしたゲーム展開は今後も流行していくことが想定されます。
どんなゲームなのか?
このゲームではプレイヤーはデッキを組みPvP等で戦い、カードはNFTとして所有・売買できます。独自要素は、ゲーム内で獲得できる「カード発行権」(オリジナルカードを作れる権利)で、二次流通手数料の50%が発行者に還元される仕組みで単にゲームをするのではなく、場合によっては稼ぐことができてしまうのがCryptoSpellsのやばいポイントです。
またカードそのもの、または発行権自体をマーケットで取引することも可能です。
やばいポイント
先述の通り、CryptoSpells ではカードの発行権をNFTという技術で取引することができます。NFTは需要次第で価格が上下し、大会や報酬の設計が改定されることもあり、景品の形がカード→コインなどに変わった時期も存在します。また、基盤チェーンや運営方針のアップデート可能性は常にあるため、一次情報(公式サイト・X・Medium)で追うのが前提です。
これはクリプトゲーム全般の仕様可変性を「やばい」リスクとして理解をしておく必要があります。
始め方
このゲームの始め方でいちばん簡単なのは公式サイトからブラウザで新規登録して遊ぶ方法です。スマホならウォレット統合アプリ導線から入る手もあり、ウォレット・暗号資産なしで開始することができます。なおPCで本格運用したい場合のみMetaMask接続が必要になる場面があります。これは販売・外部マーケット連携などを行う場合に必要になります。詳細な始め方の手順は公式GitBookにまとまっています。
具体的な稼ぎ方
CryptoSpellsの稼ぎ方は三つに集約されます。はじめにカード自体の売買が挙げられます。カードはNFTとして取引でき、価格は需要・希少性・環境(メタ)で変動するため、相場を見て安く仕入れ高く売るのが基本となります。
次に発行権の活用も稼ぎ方の一つです。プレイ等で得たオリジナルカード発行権でカードを作ると、二次流通手数料の50%が発行者に還元されます。
最後に大会・イベントも稼げるポイントとなっています。時期により賞金や限定報酬が用意され、実力と準備で狙えます。固定単価はなく仕様も変動するため、まずは0円で触れ、小口で検証しつつ安全対策と手数料を織り込むのが現実的です。
初期費用と収益
このゲームのプレイだけなら登録からチュートリアルで0円開始が可能です。本格的な売買や外部市場連携をする場合は、MetaMaskなどのウォレットなどの基盤チェーン対応の設定が必要です。なおスマホアプリ(CryptoSpells App)も配布されており、そちらを利用するのも手です。
また収益は固定単価ではなく、カードの需要・希少性・メタ環境で決まります。勝てるデッキ構築・環境理解や、需要が出やすいカードの見極めが鍵。大会やイベント報酬も時期ごとに設計が変動するため、“再現しやすい稼ぎ方”は売買と発行権の回し方に集約しがちです。
よくある落とし穴
NFTはいつでも売れるとは限らないことを留意しておくことがあります。これは株式のように板が薄い時間帯や相場の地合いが関係していることが要因です。また外部マーケット利用時は手数料やブリッジの要否も確認をしておく必要があります。さらにネット上には他タイトルのトークン情報やチェーン別用語(例:SPL=Solana文脈)と混同した解説もあるため、CryptoSpellsの一次情報で裏取りをすることでやばい事態を避けることが可能になります。
安全性への対策
CryptoSpellsでは、仮想通貨のウォレットを使用する関係上、ウォレットへのログインやウォレット接続の点においてリスクが存在します。基本的に公式サイトのブックマークからアクセスするようにすることでフィッシング詐欺などのやばいリスクから逃れることができます。また外部マーケットは正規URLを常に確認するようにしましょう。取引所・ウォレット・メールはMFA(多要素認証)を必須化し、秘密鍵・バックアップキーはオフライン保管するのが安全です。
ゲームをやり込む場合
こういったNFTを使ったゲームでは、資産を別ゲームでも活用していく構想(NFT間の相互利用)を掲げています。クリスペのNFTがNFTWars等へ広がるユースケースも紹介されており、資産横断の発想で価値を伸ばすアプローチも今後も積極的に展開されることが想定されます。そのため、これからの展開や他のプラットフォームにも注意深く目を向けておく必要も今後は求められていくでしょう。
まとめ
『CryptoSpells』は日本発のブロックチェーンTCGで、現在はOasys系L2「TCG Verse」上で動いています。このゲームはウォレットや暗号資産なしでも0円で始められます。稼ぐ方法としては、NFTカードの売買、ゲームで得られる発行権の活用(2次流通手数料の一部が還元)、大会・イベントの三本柱であるといえます。一方で価格変動・仕様変更・フィッシングなどのやばいリスクは現実的に存在します。
まずは公式導線から小口で検証し、MFA・正規URL固定・手数料/出庫導線の確認を徹底するようにしましょう。また売買や外部マーケット連携、ウォレット接続は必要になってから段階的に行うことで手軽に楽しむことができます。