【スマホレビュー】AIスマホ・Galaxy S24 Ultraの評価は?デメリットも紹介

海外で2024年の1月31日に発売開始となった『Galaxy S24』シリーズ中でも最上位モデルのUltraには注目が集まりました。日本版はまだ発売されていませんでしたが、SumsungJapanが2024年4月3日に新製品を発表すると告知があり注目が集まっています。今回はそんな『Galaxy S24』の最上位モデルUltraの評価についてまとめました。

「Galaxy S24 Ultra」とは

サムスンのハイエンドスマートフォンである「Galaxy S24」シリーズ。その最上位モデルがGalaxyのS24Ultraです。これまで「Galaxy Note」シリーズの特徴と言われていたS-Penを使った手書き機能も継承しており、画面サイズ6.8型、3,120×1,440ドットのQHD+ Dynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載しています。「Galaxy S23 Ultra」と大きな変更点は望遠カメラの仕様で、S24Ultraでは高画素センサーを備えた5倍望遠に変更され、センサーが大型化されたことにより夜間での撮影に強くなり、10倍までの中間望遠がよりきれいに撮影できるようになりました。

「Galaxy S24 Ultra」の評価について

ここからは「Galaxy S24 Ultra」の評価についてご紹介していきます。

ディスプレイの輝度について

「Galaxy S24 Ultra」のディスプレイ輝度についてサムスンの公式発表ではHDR表示で1500nitsピーク輝度は2600nitsとなっていましたが、発売後に海外サイトで行われたS24Ultraのテスト結果によると手動調節の場合755nitsとなっており、S23Ultraが831nitsと若干暗くなっているようです。ただし自動調節に関してはS23Ultraが1274nitsに対してS24Ultraは1447nitsと進化する形になっており、ディスプレイは基本的に自動調整なので手動調整のことはそこまで気にする必要はないという見解でした。

バッテリーの持ちについて

私たちが使用する上で気になる一つの大きなポイントであるバッテリーテストについては、S23Ultraは13時間23分、S24Ultraは13時間49分となっており、パフォーマンスが間違いなく上がっていてもバッテリーの持ちが悪くなることはなく、むしろ若干ではありますが改善されているようです。逆に充電速度がS23に比べて少し遅くなっていたようですがバッテリーの持ちがいいという方が強い印象なので大した問題ではないでしょう。

Galaxy AIについて

搭載されているGalaxy AIに関しては、Noteアプリを経由することで要約や通話におけるリアルタイム翻訳機能はビジネスする人には便利な機能となっていることでしょう。まわりで一般的になってきたAI技術を取り入れることで、これまでGalaxyで出来なかったことが出来るのは付加価値がありますが、Pixelに搭載されているAIの後の登場となり立場が弱く見えさらにユーザーを選ぶ形になっているかもしれません。

懸念される価格について

最後に一番の懸念点である価格帯についてですが、「Galaxy S23 Ultra」でもau版が197,650円からドコモ版が197,670円からとなっていました。最新機種で機能が上がった「Galaxy S24 Ultra」はそれ以上、おそらくは20万円以上からになるのではないかと噂されています。これはGalaxyに限りませんが最新機種だからと言っても、劇的なフルモデルチェンジしていない最新機種を使いたいという人がどの程度いるのでしょうか。そういった部分においても厳しい戦いになるかもしれません。

まとめ

次々と登場する最新機種が登場してくるスマホの世界、最新バージョン機種が登場する度にチェックしてしまいます。しかし、最近は機能をみるとそこまでの進化が見られないものが多数存在している傾向があります。最新機種を購入する前にはどのような進化をしているのか、安い買い物では決してないので今買い替えるのが本当に正解なのかしっかりと吟味して購入するようにしましょう。