マイクロソフト社から発表された「Copilotキー」の導入、皆さんはご存知でしょうか。今回はそんなCopilot 使い方やどんな機能があるのかをご紹介します。
Copilotキーとは
Copilotキーは約30年ぶりにWindowsPCに追加されるキーで、Windows95で「Windowsキー」が搭載されて以来のことになります。Copilotキーは現在のWindowsキーと同様、PCのキーボードに独立して搭載されるキーで、Windows11には2023年秋ごろから、生成AIを使った「Copilot」を呼び出す「Copilot in Windows」が組み込まれていますが、Copilotキーを押すことでそのCopilot in Windowsとそれに関連する機能が起動するようになります。
Microsoft Copilot(コパイロット)
2023年のChatGPTをはじめとする生成AIが話題となった中で、IT大手のマイクロソフト社がリリースした生成AIアシスタント「Microsoft Copilot(コパイロット)」、WordやExcel、メールの作成など、あらゆるオフィスワークを助けるAIアシスタントとして注目を集めています。
Copilot 使い方
ここからはCopilot 使い方について説明していきます。
起動方法
Copilot 使い方はCopilotに対応したWindowsで、タスクバーにあるCopilotを起動、もしくはショートカットキーで起動します。Copilotは、Windowsのサインインに使用したMicrosoft アカウントまたはMicrosoft Entraアカウントを使用してMicrosoft Copilot (旧称:Bingチャット)に接続します。
起動したら
起動したらCopilotは、右側にサイドバーとして表示され、デスクトップコンテンツと重ならず、開いているアプリウィンドウと並行して実行することができます。Copilotを閉じる場合は、他のExcelなどのアプリと同様に、上部の×を選択するだけで閉じることができ、再度開くと、閉じる以前のチャットコンテンツがそのままの状態で開きます。
Copilotとのチャット
生成AI「Copilot」には単純な質問から複雑な質問まで、さまざまな質問をすることができます。より簡単にチャットできるよう、チャットウィンドウへの入力時にMicrosoft Copilotがオートコンプリートで手伝ってくれる仕様になっており、Tab キーを使用するだけで、提案されたテキストを採用することができます。 新しいチャットスレッドを開始するには、【新しいトピック】 ボタンを使用して以前のチャット会話をクリアすることができます。
効率化の向上
Copilot 使い方として、表示しているWebページの要約をしてくれたりなど私たちの作業を効率化してくれる働きもしてくれます。その他、一般的なタスクの実行・設定変更なども手伝ってくれます。以下のようなことはCopilotを使って実行することができます。
設定の変更
- ダークモードを有効にする
- 音量をミュートする
- 壁紙の変更
タスクの実行
- スクリーンショットを撮る
- フォーカスタイマーを30分間設定
- エクスプローラーを開く
- ウィンドウをスナップする
Copilot(コパイロット)の影響
マイクロソフトとPC製造各社、インテル・AMD・QualcommのPC向けプロセッサメーカーは現在、「AIPC」を2024年以降のテーマに据えようとしているとのことで、今後公開されるWindows11搭載PCの多くにCopilotキーが搭載されていくことになり、Copilotキー搭載の機種は春にかけて市場に投入されていくそうです。
まとめ
私たちの生活や仕事の効率をより高めてくれるであろう生成AIの存在、十数年前までは考えもしなかったような世界が現実になりつつあります。今後もどんどん便利にしてくれるAIが登場していくことでしょう。そんな流れに置いていかれないようにしっかりとAIを使いこなせるようにしていかなくてはいけません。