私たちの生活を快適にしてくれているGoogle、Gメールやドライブなど様々な機能があり誰もが利用していることでしょう。そんなGoogleを調べていると「グーグル 隠しコマンド 怖い」や「Googleアース 怖い」といった怖いネタを見かけます。
実は、グーグルアース 写ってはいけないものには、不気味な心霊スポットから、技術的なバグまで、様々な理由が隠れているのです。衛星写真がとらえた予想外の映像、各国政府が隠蔽する施設、さらには画像処理エラーによる奇妙な現象。今回は、誰もが使うGoogleアースが怖いという噂の真実についてご紹介します。
Googleアースとは
Google Earth(グーグルアース)は、地球儀感覚で世界中の衛生写真を閲覧することができるGoogleが開発したバーチャル地球儀システムです。Googleマップで場所を検索する時などにより詳しく調べることができ、Googleアースのおかげで旅行などに行く時もより快適になりました。基本的に地球全域はEarthsat社の衛星写真が使われていますが、地域によっては他社の航空写真を利用したりしている地域もあると言われています。
Googleアースが怖いと言われる理由
それではさっそくGoogleアースが怖いと噂される理由についてご紹介します。Googleアースは先ほどご紹介したように衛生写真を利用しています。そのため、場面に関係なく写って
てはいけないものが写っている場合もあるようです。その他、立ち入りや撮影禁止の場所も写っており、鮮明に確認することはできませんが、その映像がなにかを感じさせるということで「怖い」と言われているようです。ここからはそんな写っていてはいけないものをご紹介します。
Googleマップの写ってはいけないものまとめ
それではさっそくご紹介していきます。Googleマップは日々更新されているので中には更新されて見られないものもあるかもしれませんが、過去に噂になった事例と思ってご覧ください。
アメリカ・ネバダ州「エリア51」
長年尽きないUFOや宇宙人の噂、その宇宙人関係が隠されているのではないかと言われているのがこの「エリア51」です。アメリカ空軍訓練場の一部で周辺への立ち入りや撮影は禁止となっています。上空からは鮮明に確認できないものの航空写真で全体像を確認することができます。何もない地域に宇宙人…もしかしたら本当に隠されているかもしれません。
参考サイト:OTONA LIFE
シンガポール・アート・ミュージアム
シンガポールにあるシンガポール・アート・ミュージアム、その映像には「ん?」と思うような映像が写っていたといいます。一見、普通のアートミュージアムに見える写真ですがよく見てみると一部がボヤけている?部分があります。そんな映像から「幽霊?」という噂もあり、確認した人が多くいるといいます。
東京メトロ「赤坂駅」
こちらは有名かもしれませんが、東京メトロ「赤坂駅」の上空に謎の物体が写っていました。こんな東京の街中に明らかに異常な形をした物体、アップにして確認しても結局なんなのかは謎のままのようです。過去の映像を確認して言えるのは鳥やバルーンといった身の回りにあるようなものではないということだけでした。いったい何が写ってしまったのでしょうか…。
イタリア・シチリア島「カプチン派のカタコンベ」
シチリア島パレルモのカタコンベ。16~19世紀に埋葬された約8,000体のミイラが壁に掛けられています。少女ロザリア・ロンバルドは1920年亡去後も水晶棺で眠ります。
通路両側のミイラ群は、グーグルアースに写ってはいけないものの筆頭。座標38.1°N, 13.3°Eで全体像が確認できます。乾燥した地下空気と化学処理が、数百年の時を止めた光景。心理的配慮からGoogleマップでは一部ぼかし処理が施されています。
メキシコ「人形の島」
メキシコシティ南のソチミルコに浮かぶ「人形の島」。管理者フリアン・サンタナが少女の霊を慰めるため、50年かけて集めた数千体の人形が吊るされています。その後、フリアン本人も2001年に同じ運河で発見されました。
破損人形たちは、グーグルアースに写ってはいけないもの。座標19.3°N, 99.1°Wで360度体験可能。夜間撮影では画質低下で恐怖感が増します。SNS投稿時は著作権配慮を忘れずに。
参考サイト:NEWT
長崎県「軍艦島」
長崎県沖の「軍艦島」。戦艦に似た島影が名の由来。1960年頃は世界最高の人口密度でしたが、1974年の閉山で無人島化しました。
2015年にユネスコ世界遺産登録。Googleアースで俯瞰するとコンクリート建造物群が確認でき、グーグルアースに写ってはいけないものとして廃墟建築物が鮮明に記録されています。座標32.6°N, 129.7°E。
通常ツアーでは立ち入り禁止の「地獄階段」も、Googleストリートビューで探索可能。歴史研究や事前下見に多くの人に活用されています。
和歌山県「淡島神社」
和歌山県加太の「淡島神社」。医薬の神を祀る古社ですが、「人形供養」で全国的知名度を得ました。毎年3月3日に全国から数十万体の人形が奉納されます。座標34.3°N, 135.1°E。
雛人形から市松人形、ぬいぐるみまで所狭しと並べられた光景。テレビで紹介された「髪が伸びるお菊人形」の逸話も相まって、グーグルアースに写ってはいけないものとして拡散。毎月数千体が届き続けています。
静岡県「旧天城トンネル」
静岡県伊豆半島の「旧天城トンネル」。1905年完成の日本初総石造トンネル。国の重要文化財で、川端康成『伊豆の踊子』の舞台。座標34.8°N, 138.9°E。
古くから「女性の幽霊が出る」と言われ、浅間権八と高尾姫の悲恋など複数の怪談が伝承。Googleストリートビューでは北口から南口まで内部を通り抜ける疑似体験が可能です。
薄暗く苔むした石造壁がストリートビューで鮮明に記録され、グーグルアースに写ってはいけないものとして実在感のある肝試し体験ができます。2010年代のネット配信で話題化し、訪問者増加に伴い安全対策が強化されました。
グーグルアースに写ってはいけないものの正体は「バグ」だった?
Googleアースで映る怖い映像の正体、実は全部が心霊現象とは限りません。グーグルアースに写ってはいけないものには、意外にも「技術的なエラー」が隠れているのです。
では、一体どんなメカニズムで不可解な画像が生まれるのか。詳しくは次でご紹介します。
ストリートビューの「怪物」や「幽霊」は画像ズレが生む幻覚
ストリートビューは複数カメラの映像を「ステッチング」で繋ぎ合わせて生成されます。撮影範囲の境界で人や車が動いていると、画像がズレて合成されることがあります。
結果として体が分断された人、手足が異様に伸びた人が偶然写り込みます。カメラのレンズフレアがオーブやUFOのように見えることも。異なる時間帯の衛星データが重ねられ、同一場所に複数の物体が二重表示される「ゴースト現象」も発生。
グーグルアースで写ってはいけないものの多くは、こうした技術的アーティファクト。実務者では「コンポジションエラー」と呼ばれています。まれなプログラムエラーにより、海が真っ赤に見える、空の色が異常になるなど、視覚的に不可解な景観も生成されるのです。
エリア51が「高解像度化」した理由…Googleが隠し続ける施設の真実
Googleアースは各国政府と協定を結び、軍事施設・原発・政府機密施設を意図的にぼかして表示しています。プライバシー保護のため、顔やナンバープレートも自動ぼかし処理が施されます。
エリア51、プーチン別邸、フォルケル空軍基地など、各国が「表示禁止」または「低解像度化」を要請した場所が存在。エリア51はかつて不鮮明でしたが、民間衛星写真の普及により高解像度化しました。
グーグルアースに写ってはいけないものとしての隠蔽は、プライバシー保護と安全保障のバランスが取られているのです。ユーザーがぼかされた領域を発見すると、オンラインコミュニティで情報推測が活発化し、様々な見方が生成される傾向も報告されています。
まとめ
今回はGoogleアースが怖いと言われる写ってはいけないものをご紹介しました。冒頭で説明したように、ご存知とは思いますが映像は日々更新されているので現在同じように確認できるかどうかは分かりません。しかし、常に更新されているということは同時に新たな不可解なものが写っている可能性もあるということです。
実は、グーグルアースに写ってはいけないものの多くは、技術的なエラーと政府による意図的な隠蔽の両方から生まれています。カメラの合成ズレや画像処理のバグ、そして国家機密や安全保障上の理由によるぼかし処理。これらが複雑に絡み合うことで、私たちが見る「怖い映像」が生成されるのです。
もし、写っている謎の物体などを確認できたら新たな話題になるかもしれません。時間と興味があれば友人や知り合いを誘ってGoogleマップツアーをしても面白いかもしれませんね。
