ブラウザ操作を自動化「iMacros」の使い方

 

ブラウザ操作を自動化できる拡張機能「iMacros」を紹介します。
「iMacros」グーグルクローム、Firefox上で動作するプラインです。
ブラウザで操作して作業の記録、再生、ループ、が可能です。
記録したマクロは編集するこもできます。

iMacrosとは?

ブラウザ操作を自動化できる拡張機能です。

ブラウザ上で動作するプラグインです。
iMacrosはFirefoxとGoogle Chromeで利用できます。

クリック動作やフォームへの入力はブラウザの座標ではなくHTML要素や属性を探索して実行されています。

記憶させた作業は相互に利用することができます。

  • Firefox記録した作業をGoogle Chromeでも再生
  • Google Chrome記録した作業をFirefoxでも再生

ブラウザを導入しておく

Firefoxを導入していない場合ダウンロードしておくましょう。
https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/

グーグルクロームを導入していない場合ダウンロードしておきます。
https://www.google.co.jp/chrome/browser/features.html

 

iMacrosのインストール方法

まずはiMacrosをインストールします。

FirefoxにiMacrosをインストールする

  1. 以下のアドレスにアクセスします。
    https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/imacros-for-firefox/
  2. Fire Foxへ追加をクリックします。
  3. 確認画面が出るので、「インストール」をクリックします。
  4. ブラウザにアイコンが追加されました。
  5. 以上でiMacrosをFirefoxへのインストールは以上で完了です。

 

Google ChromeにiMacrosをインストールする

iMacrosをGoogle Chromeに追加する方法を説明します。

  1. 以下のアドレスにアクセスします。
    https://chrome.google.com/webstore/detail/imacros-for-chrome/cplklnmnlbnpmjogncfgfijoopmnlemp
  2. 「クロームに追加」をクリックします。
  3. 「拡張機能を追加」をクリックします。
  4. プラグインボタンを確認

    iMacrosのアイコンが

検索結果が表示されますので、「iMacros for Chrome」の「+ CHROME に追加」ボタンをクリックします。
Google ChromeにiMacros拡張機能を追加の確認

拡張機能iMacrosの追加を確認されますので「拡張機能を追加」ボタンをクリック。
Google ChromeにiMacros拡張機能を追加

iMacrosの使い方

iMacrosのアイコンをクリックするとiMacrosが立ち上がります。

2. iMacrosに作業を記憶させる

実際に作業を記憶させてみましょう。
今回は例としてクロームのiMacrosに以下の作業を記憶させてみます。
Amazonで「並行輸入品」を検索し、検索結果を「最新商品」順に並び変えます。
この程度のことなら、検索結果をブックマークに保存しておけば簡単に読み出しができますが、
今回はあくまでも例として簡単な作業を記録しました。

  1. Amazonへアクセスします。
    https://www.amazon.co.jp
  2. iMacrosを起動させ、「Record」タブを開き、「Record」ボタンをクリックします。
    クリックすると以降の手順が記憶されます。

  3. Amazonの検索ボックスに「並行輸入品」と入力します。
  4. 検索結果が表示されたら、「並び替え」から、「最新商品」を選択します。
  5. iMacrosの「Stop」ボタンをクリックします。
    今回記録させる作業はここまでなので、iMacrosの記録モードをせます。
  6. iMacrosの上部エリアに記録データが表示されます。
    保存方法①
    「Save&Close」で保存します。そのままのファイル名で保存されます。
  7. ファイルが保存されました。
  8. iMacrosの記録方法は以上です。

iMacrosに記憶させた作業を再生する

次に、先ほど記録した作業を再生します。
Amazonのトップページへ戻っておきましょう。
作業が自動で動いているのをわかりやすくなります。

https://www.amazon.co.jp/

  1. 作成したファイルを選択し「Play」タブの「Play Macro」ボタンをクリックします。
    なお、作業(マクロ)はファイル名をダブルクリックでも再生することができます。
  2. 「作業」が開始すると次の画面になります。
    作業がブラウザ上で次々と再生されます。

  3. 作業終了
    作業が終わると自動で停止します。
    「並行輸入品」で検索し、「最新商品」で並び変えた状態になっています。

    以上が記録した作業(マクロ)の再生方法です。

iMacrosに記憶させた作業を指定回数分再生(ループ)する

iMacrosでは指定回数分だけ作業を繰り返すことができます。
iMacrosの指定箇所に繰り替えいしたい分の数字を入力して

  1. 「Play」タブを選択し回数を設定後「Play Loop)」ボタンをクリックします。
    今回の例では2回ループ処理させています。
  2. ループ処理を再生すると指定回数分だけ
    ブラウザ上で作業が繰り返される様子が確認できます。

なお、ループ処理はサーバーに負担がかかる可能性がありますので、まず少ない回数で試行してからにしましょう。

記憶作業(マクロ)を削除する

記憶させた作業を削除するを方法を説明します。

  1. 対象のファイル上で右クリックし、「Remove」を選択します。
  2. 確認画面が表示されるので「OK」をクリックします。
  3. 削除完了しました。
    画面上からも消えていることが確認できます。

 

記憶作業(マクロ)の編集

記憶作業(マクロ)は編集することができます。

  1. 「Manage 」タブの「Edit Macro」をクリックします。
  2. コードが表示されます。

 

pz-linkcard: Incorrect URL specification.(url=)
VERSION BUILD=844 RECORDER=CR
(バーションの説明です。)
URL GOTO=https://www.amazon.co.jp
(指定アドレスへアクセス)
TAG POS=1 TYPE=INPUT:SUBMIT FORM=NAME:site-search ATTR=*
TAG POS=1 TYPE=SELECT FORM=ID:searchSortForm ATTR=ID:sort CONTENT=%date-desc-rank

 

iMacroのコマンドはCommand Referenceから確認しましょう

 

Command Reference – iMacros

wiki.imacros.net

 

まとめ

iMacrosの使い方は覚えておくと様々な場面で応用ができ、
作業効率化において非常に役立つ便利なツールです。