【宇宙ビジネス】はここまできた!世界の宇宙開発企業を徹底調査!

2002年の設立から21年で世界の宇宙開発をリードし、宇宙開発の常識を書き換える存在となったスペースXを皆さんはご存知でしょうか。今回はそんな宇宙開発企業をご紹介します。

宇宙はすぐそこに!宇宙ビジネス企業

それではここからは宇宙ビジネスに取り組んでいる企業をご紹介していきます。

Space X(スペースX)

2002年にイーロン・マスク氏が設立してから21年で、世界の宇宙開発をリードし、宇宙開発の常識を書き換える存在となったSpace X(スペースX)はロケットの開発や打上げ、有人宇宙船の開発、衛星を利用した高速のインターネットサービス「Starlink」の提供などを手がけています。150以上のフライトを行い、日本大手のKDDIもStarlinkの利用を開始しました。

Blue Origin(ブルーオリジン)

Blue Origin(ブルーオリジン)は、ロケットの開発や製造・打上げなど宇宙船の開発を手がけており、宇宙旅行実現に向けてテストフライトを重ねています。弾道飛行用の有人宇宙船「ニューシェパード」による22回の飛行や6回の有人飛行を成功させており、宇宙旅行に行ける日はそう遠くないかもしれません。

 Planet Labs(プラネットラボズ)

地球観測業界も注目する Planet Labs(プラネットラボズ)はソフトウェア企業Sinergise(シナジャイズ)の地球観測事業を買収したり、話題になっていました。人工衛星の開発、人工衛星によって撮影した衛星画像を扱うサービスの提供を主要事業としており200基以上の衛星を使い、地球の撮像を行い、撮影した画像をもとに解析したデータを民間企業や公的機関に提供しています。

Astroscale(アストロスケール)

Astroscale(アストロスケール)は前澤友作氏から資金調達していることでも有名で、日本に本社・研究開発拠点を置いています。衛星打上げで出る軌道上の宇宙ごみの低減・除去のサービスを提供しており、運用を終了した衛星除去などのサービス実現に向けた技術開発を行っているようです。宇宙に関する技術が進む中でこういったゴミの除去をするというサービスに注力するのは、さすがは日本にある企業と思えますね。

Axiom Space(アクシアム・スペース)

2023年8月にシリーズCラウンドで3億5,000万ドル(約513億円)を調達したことでも話題になったAxiom Space(アクシアム・スペース)は宇宙ステーションの開発や運用民間向け宇宙旅行サービスの提供などを手がけています。2022年4月には世界で初めての民間人による国際宇宙ステーション滞在ミッション「Ax-1」を成功させており、現在は商用宇宙ステーションの開発を行っているそうです。

まとめ

まだまだ課題の多く残る宇宙ビジネス、日本での課題も政府からの需要に依存していたり、研究や開発のための投資が不十分だったりと日本で宇宙ビジネスを進めるには問題が山積みです。しかし、あと20年もすれば市場規模は3倍ほどになるという予測になっています。今の海外旅行のように宇宙旅行に行ける日が近づくと思うと楽しみですね。