Amazon 輸出で事前に関税を調べるやり方を知っていますか?
関税を調べるには、World Tariff(ワールドタリフ)を使います。
World Tariff(ワールドタリフ)で関税を調べる
WorldTariff
https://ftn.fedex.com/wtonline/jsp/wtoMainUL.jsp
World Tariff(ワールドタリフ)はオンラインの関税データベースです。
通常のMFN関税率だけでなく、貿易協定をはじめとする各種協定やGSP税率などの特恵税率を調べることができます。
World Tariff(ワールドタリフ)の登録方法
WorldTariffの利用には事前登録必要です。
登録は以下手順で行います。
1.登録フォームの入力
https://www.jetro.go.jp/theme/export/tariff/registration.html
2.登録確認
「続行」をクリック後、下記の画面が表示されれば登録が完了です。
3.メール確認
「World Tariff Account Information」と件名で、
IDとパスワードが2通別々で届きます。
詳しい登録方法はジェトロの世界各国の関税率 初めての方へを参考に行ってください。
HSコードとは?
「HSコード」は、「商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized Commodity Description Coding System)に関する国際条約(HS条約)」に基づいて定められたコード番号のことです。
2011年8月現在、世界税関機構(WCO)のもと、日本を含む主要貿易国など138の国・地域がこの条約に加盟しています。また非加盟であってもHS準拠をしている国を含めると、HS適用国・地域は204に達しており、これは世界貿易量のほぼ全量をカバーしています。
HSコードは日本語では「輸出入統計品目番号」、「関税番号」、「税番」などと呼ばれます。
HSコードは、あらゆる貿易対象品目を21の「部」(Section)に大分類し、6桁の数字で表されています。6桁のうち、上2桁を類(Chapter)、類を含む上4桁を項(Heading)、項を含む上6桁を号(Sub-heading)といいます。HSの分類改訂は、時代の流れに沿って、ほぼ5年ごとに見直しをすることが、当初から加盟国により合意されています。
出典 ジェトロ
まとめ
上記のやり方で確認できる関税率はひとつの目安と捉えましょう。
同じ商品を、同じ数量、同じ金額で申告し出荷したとしても、
その時々の税関の判断により、金額が微妙に異なる場合はがあります。
また、
例えば、大量無在庫型の出品方法で
取り扱い品目数が、数千〜数万商品あるような場合だと、
全商品のHSコードを調べるのも現実的ではありません。
膨大な手間コストがかかります。
大きなカテゴリ単位ごとに、
ある程度の金額を把握するようにしておきましょう。