AmazonからASIN取得するを方法をまとめました。
ASINを収集しデータを分析したり、他のセラーから抽出したASIN無在庫で出品したり、他のツールと組み合わたり、様々な用途で活用ができます。
この記事では複数のASIN取得方法を紹介しています。
結論から言うと、
- 有料ツールでは「zonASINハンター」
- 無料ツールは「webscraper」
をそれぞれオススメします。
「zonASINハンター」はASIN収集スピードが早く様々な抽出に対応しています。
また、有料ですが37$と安価です。
買い切りタイプのなので、毎月費用が発生することもありません
日本のAmazonからも海外のアマゾンからもASINを収集することができます。
「webscraper」は複数のページにまたがるASIN収集を1度に行うことが可能です。
目次
ASINとは?
ASINで扱う商品を扱うときの共通コードです。
ASINとは簡単にに説明すると全世界のAmazonで共通させてる商品コードです。
ただし、全く同じ商品であるにもかかわらず、ASINが違うものもあります。
別の国同士でASINが紐付いているとツールで簡単に価格差を抽出することができます。
それをさけるため、あえてASIN紐付かないような出品しているセラーがいるため、ASIN違いが発生しています。
また、全く違う商品でありながら、同じASINとなってしまっている商品もあります。
ASIN
「ASIN」は、「Amazon Standard Identification Number」の略で、Amazonグループが取り扱う、書籍以外の商品を識別する10桁の固有番号で、Amazonサイトの商品詳細ページに表示されています。書籍の場合、Amazon.co.jp カタログではASINはISBNの番号が使用されていますが、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、ゲームなど書籍以外の商品は、新たな商品のカタログをアップロードする際にASINが作成されます。
商品詳細ページに表示されるASINには、各商品の寸法やページ数(書籍の場合)、CDの枚数(CDの場合)など、商品に関連する情報も含まれています。
出展 Amazon
AmazonからASIN取得する方法まとめ
AmazonからASIN取得するには以下の方法があります。
人力でASIN取得する
- URLから取得
- 商品ページから取得
無料ツールでASIN取得する
- ショッピングリサーチャー
- webscraper
- スクレピングツールimport.io
- Scraper
有料ツールでASIN取得
- zonASINハンター
- ASINゲッター ※オススメ
- オークファンプロ Amazon検索
- アマコン
- ASIN取得ツール開発
Amazonトップ1000レポート(米Amazonは無し。日Amazonのみ)
それぞれのASIN取得方法についてひとつづつ説明します。
人力でASIN取得する方法
Amazonから人力でコピー&ペーストでASIN収集する方法です。
Amazonの商品ページ上でのASINの記載部分は次の2個所です。
- 商品詳細ページを開いた時のURL
- 商品ページ内
URLからASIN取得
Amazonの商品ページをひらきブラウザのアドレスバーのURLを確認します。
URL内の以下の赤枠の画像部分がASINです。
商品ページからASIN取得
Amazonの商品詳細ページにもASINは記載されています。
商品ページの「登録情報」の個所にASINが記載されています。
「コピー&ペーストのデータ取得」は肉体労働です。
数件程度の取得ならこの方法でもかまわないのですが、大量のASINデータを取得にはオススメしません。
また、「手動のASIN取得方法を外注化」もできますが、
それなら、「効率化された作業を外注化する」ことを考えましょう。
無料ツールでASIN一括取得
無料ツールを使いAmazonからASINを取得するには以下の方法があります。
- ショッピングリサーチャー(※ASIN一括取得は不可)
- Googleクローム拡張のWEBスクレピングツール「webscraper」
- WEBスクレピングツール「import.io」
- Googleクローム拡張のWEBスクレピングツール「Scraper」
ショッピングリサーチャーではAmazon検索結果上にASINを表示させることができます。
ただし、一括取得はできません。
後者の3つのWEBスクレピングツールなので、ASINの一括取得も可能です。
「WEBスクレピング」とは?WEB上からデータを抜き出す技術のことです。 |
ショッピングリサーチャー
ショッピングリサーチャーはクローム用にプラグインです。
アマゾンの商品検索結果からASIN情報を取得することができます。
UNICORN SMASHER(ユニコーン・スマッシャー)
CSVエクスポート結果
スクレピングツール「web scraper」でASINを一括取得
Webスクレピングツール「web scraper」でAmazonをASINを一括取得することができます。webscraperはグーグルクローム用のプラグインツールです。
webscraperはグーグルクロームの開発者ツール「デベロッパーツール」内で動作します。
操作に少々慣れは必要ですが、設定次第で複数カテゴリやページネーション(ページ下部にある「1」「2」というページ番号)
を辿って取得することも可能です。
webscraperを使いAmzaonからASIN取得する具体的な手順は以下の記事を参考にしてください。
基本的な使い方について説明しています。
スクレピングツール「import.io」でASIN一括取得
WEBスクレピングツール「import.io」を使いASINを一括収集可能です。
import.ioを使ったASINデータ収集方法について詳しくは以下の記事を参考にしてください。
スクレピングツール「Scraper」でASINを一括取得
こちらもWEBスクレピングツールです。「Scraper」使いAmazonからASINを一括取得することができます。
Scraperはグーグルクローム用のプラグインです。Scraperは無料で利用することができます。
アマゾンの検索結果上にASINを表示させるために、事前にAMZ Seller Browserをインストールしておきます。
データのエクスポート
Scraperで収集したASINを出力するには以下の2通りの方法あります。
クリックボードにコピーする方法とグーグルドキュメント(グーグルスプレッドシート)に出力する方法です。
クリックボードにコピー
グーグルドキュメントに出力
scraperを使いAmazonからSIN取得する具体的な方法は以下の記事を参考にしてください。
有料ツールでASIN一括取得
有料ツールを使いAmazonからASIN一括取得する方法を紹介します。
出費はかかりますが、簡単なのは有料ツールです。
次のASIN収集方法があります。
- zonASINハンター(日米欧州Amazon対応)
- ASINゲッター(日本のAmazonから収集)※不定期販売
- オークファンプロ Amazon検索(日本のAmazonから収集)
- Amaスカウト(米Amazonから収集)
ひとつづつ紹介します。
zonASINハンター(日米Amazon対応)
Amazon輸出の無在庫セラーの間では有名なツールです。
海外Amazonセラーではすでに使っている方も多いと思います。
ASIN取得では最もオススメのツールです。
データ取得が高速で使い方も簡単です。
- アマゾンのページからURLをコピーします。
- zonASINHunterの「EnterURL」にアマゾンのページのURLを貼り付けます。
- 「Fetch」をクリックすると検索開始されます。
- 検索結果が表示されます。
「zonASINハンター」を使いASINの一括取得する詳しい方法は以下の記事を参考にしてください。
ASINゲッター(日本のAmazonから収集)
ASINゲッターは日本のAmazonからASIN収集できるツールです。
- 販売時期は不定期です。年に数回販売されます。
- セラーIDからASINを取得
- Amazon.co.jp のセラーが対象
セラーIDからASINをすべて抜き出せます。
(Amazon.co.jp のセラーが対象)
オークファンプロのAmazon検索を使ったASIN一括取得(日本のAmazonから収集)
オークファンプロのAmazon検索を使ってASIN一括取得する方法です。
オークファンプロはASIN収集に特価したツールというわけではありませんが、「Amazon検索」機能から取得できます。
次の手順でASINを収集します。
- オークファンプロにログイン
- 「Amazon検索」をクリック
- 「CSVファイル形式でダウンロード」をクリック
- 「CSVファイルをダウンロード」をクリック
オークファンプロのアマゾン検索機能では一度に最大5000件までのASIN情報を取得できます。
- ダウンロードしたデータを開く
エクセル等でダウンロードしたデータを開くとASINを確認できます。
Amaスカウト(米Amazonから収集)
海外製のツール「Amaスカウト」を使ったASIN取得方法の流れです。グーグルクロームのプラグインです。日本のAmazonには対応していません。
ASINの取得は以下の流れで行います。
- Amazonのページを開く
- プラグインのアイコンをクリック
- データが収集されるの待つ
- CSVエクスポートをクリック
- エクスポートファイル
エクスポートファイルにはASINが含まれています。
なお、「Amaスカウト」の詳しい使い方は以下の記事を参考にしてください。
アマコン
リサーチツール「アマコン」を使ったASIN取得方法です。アマコンでなくとも大抵のリサーチ系のツールであれば、ASIN取得は可能です。
- セラーIDから抽出
- URLから抽出
- キーワードから抽出
セラーIDからASIN抽出の例
- アマコンでセラーIDから検索
- 「エクスポート」ボタンをクリックします。
ASIN取得ツール開発
ASIN取得ツールを独自に開発する方法です。クラウドソーシングサイトを通じてプログラマーさんに専用ツールの開発を依頼します。
クラウドソーシングサイトは複数ありまるが、プログラム関係の依頼は以下がオススメです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
目的とする検索方法があり、既存の有料ツールや無料ツールの収集方法でほしいデータが取れない場合はこの方法をとります。
Amazonトップ1000レポート
Amazonトップ1000レポートからASINを取得することができます。「Amazonトップ1000レポート」とは、Amazonが無料で公開している各カテゴリの売上ランキングトップ1000のリストです。
各商品カテゴリーと対象期間を選択して、レポートを確認できまs.
ダウンロードするには、Amazon出品大学(要Amazonサインイン)から「レポートとデータを活用」のセクションを選びます。
そこに以下の週間、月間のランキングデータがあります。
より直近のランキングを確認するには、「週間」、もう少し長い範囲のランク確認するには「月間」を使います。
ランキングデータダウンロード方法
ランキングデータのダウンロードは以下の手順で行います。
- 対象年月:年、月を選択
- 商品カテゴリー:商品カテゴリーを選択
- レポートのURLを表示をクリック
- リンク先を別名で保存をクリック
- ダウンロードデータを開く
ダウンロードデータ
トップ1000レポートのダウンロードデータには以下の情報が含まれます。
- RANK(セールスランク)
- ASIN(ASINコード)
- JAN(JANコード)
- ITEM_NAME(商品名)
- OTHER_INFO (ブランド名)
過去の売れ筋商品データのダウンロードは無料です。
「実際にAmazonで売れている商品のデータそのもの」なので大きな価値があります。
- OEMオリジナル商品の商品リサーチに使う
- ここから集めたASINをリサーチツールに読み込んだり、
- 卸し交渉先のベースのリストにする
など、いろんな用途に活用ができます。ただし、「Amazonトップ1000レポート」はその名の通り1000位以内の商品のレポートなので、1001以降の低いランキングの商品を確認することはできません。
Amazonから収集したASINの使い道
ASINをAmazonの商品の共通コードです。多くのツールはASINの一括インポートにも対応しています。 収集したASINはデータは様々な用途での利用が考えれます。
- リサーチツールにインポート(読み込む)
- 在庫管理ツールにインポート(読み込む)
- 在庫追跡ツールにインポート(読み込む)
- AmazonSEOツールにインポート(読み込む)
- データ取得ツールにインポート
最後に
AmazonからASINを取得する方法を紹介しました。目的に応じてASIN取得方法を使い分けてください。