Amazonで画像登録には守らなければならない規約があります。
規約を守った商品画像を作成しましょう。
画像に規約違反がある場合、Amazon内での「検索対象外」になったり、「出品停止」措置が取れられる場合があります。
特に気をつけるべきはメイン画像です。
目次
Amazonで登録できる画像は最大18枚
Amazonでは合計最大18枚の画像を使うことができます。
最大限にいかすことでより商品の情報を伝えることができ、転換率アップにつなげることができます。
- メイン画像
- サブ画像
- サブ画像1
- サブ画像2
- サブ画像3
- サブ画像4
- サブ画像5
- サブ画像6
- サブ画像7 ※スマホから非表示
- サブ画像8 ※スマホから非表示
- 商品紹介コンテンツの画像(テンプレート2の場合)
- 商品紹介コンテンツのメイン画像
- サブ画像1
- サブ画像2
- サブ画像3
- サブ画像4
- サブ画像5
- サブ画像6
- サブ画像7
- サブ画像8
※商品紹介コンテンツの画像サイズの制限
1SKUへの上限サイズは250KB
重要な画像はメイン画像〜サブ画像6まで
メイン画像〜サブ画像8までは計9枚登録できます。
しかし、以外と知られていないAmazonの仕様があるため、注意が必要です。
重要な画像は7枚目(メイン画像〜サブ画像6)までに使用してください。
商品の仕様や注意事項、購入前に必ずお客さんにみてもらいたい画像は「サブ画像6枚目」までにいれてください。
その理由には、画像の表示の仕様とスマホでの表示枚数が関係しています。
商品詳細ページは7枚目までしか表示されない
Amazonの商品詳細ページを開いてすぐの画面では画像は7枚目まで(メイン画像〜サブ画像6)しか表示されません。
「8枚目(サブ画像7)」と「9枚目(サブ画像8)」は表示されません。
商品商品ページから「拡大イメージを表示」クリックすると画像に「8枚目(サブ画像7)」、「9枚目(サブ画像8)」が表示されます。
ただし、「拡大イメージを表示」はすべての購入者クリックしてくれるとは限りません。
この画像は見逃してしまう可能性があります。
スマホから画像表示
スマホからAmazonの商品ページにアクセスしたとき、「8枚目(サブ画像7)」、「9枚枚目(サブ画像8)」は表示自体されません。
Amazonではスマホからの購入ユーザーは増えています。
よって、優先度の高い画像は7枚目(メイン画像〜サブ画像6)までに登録しましょう。
商品紹介コンテンツのテンプレート
商品紹介コンテンツで掲載できる画像枚数は選択するテンプレートにより異なります。
どういった見せ方がいいかは商品にもよるので一概には言えませんが、私の場合は「テンプレート2」を使うことが多いです。
枚数も多く訴求できる項目が増えるからです。
商品紹介コンテンツの4種類のテンプレート
- テンプレート1:合計8枚
- テンプレート2:合計9枚
- テンプレート3:合計2枚
- テンプレート4:合計5枚
Amazonの画像の基準
Amazonの画像に規約があります。規約を満たす画像を作成しましょう。
具体的な規約はヘルプページから抜粋します。
特に気をつけるべきはメイン画像です。
メイン画像に規約違反がある場合、amazon内での「検索対象外」になったり、「出品停止」措置が取れられる場合があります。
メイン画像
・商品を正確に表示し、かつ販売商品のみを表示してください。コーディネート品は省くか最小限にしてください。
・カラーモード:メイン画像の背景は純粋な白を使用してください。純粋な白とは、RGB値が (255, 255, 255) で、Amazon.co.jp の商品検索画面や商品詳細ページによく調和します。 (カテゴリーによっては例外があります。詳細は各カテゴリーの商品登録規約をご確認ください)
マーケットプレイスへの出品 > 大口出品(プロマーチャント) > 商品詳細ページの作成 > 画像の登録
メイン画像
・商品を正確に表示し、かつ販売商品のみを表示してください。コーディネート品は省くか最小限にしてください
・カラーモード:メイン画像の背景は純粋な白を使用してください。純粋な白とは、RGB値が (255, 255, 255) で、Amazon.co.jp の商品検索画面や商品詳細ページによく調和します。 (カテゴリーによっては例外があります。詳細は各カテゴリーの商品登録規約をご確認ください)
・メイン画像に、グラフィックやイラストを使用することはできません。商品に同梱されないアクセサリー類、購入者に誤解を与えるようなコーディネート品、商品の一部ではない文字、ロゴ、透かし、挿入画像も使用できません。 画像全体の85%以上を商品が占める必要があります。
・サイズ: 最小: 縦または横のどちらか長い側面が500ピクセル 最大: 縦または横のどちらか長い側面が2100ピクセル 基準に沿った画像のご使用を強く推奨いたします。 商品詳細ページ上でズーム機能を実現するためには、画像の最長辺のいずれかが1000ピクセル以上必要です。※服&ファッション小物・シューズ&バッグの場合は、ズーム機能の精度をより高める為に、1280ピクセル以上を推奨します。 ズーム機能は、販売促進に有効な手段ですのでぜひご活用ください。 フォーマット:JPEG (.jpg), GIF (.gif), PNG(.png) フォーマットが使用できます。(サイズが小さいので、処理やアップロードが高速なJPEG 形式を推奨します。)サブ画像
・メイン画像をサブ画像で補足説明することをお勧めします。サブ画像では、メイン画像では写っていない側面、使用方法、詳細などを表示してください
・白の背景を推奨しますが、必須ではありません。商品画像スタイルガイドライン
メイン画像が欠落している製品は、掲載リストが修正されるまで、検索や画面に表示されません。
鮮明に写っていて豊富な情報が入っている魅力的な画像を選択してください。
画像は以下の要件を満たしている必要があります:・商品が画像の少なくとも85%を占めている必要があります。画像には販売している製品のみが写っている必要があります。小道具は少し入っていてもかまいませんが、ロゴ、透かし、はめ込み画像は入れないでください。画像に含められるテキストは製品の一部となっているものだけです
・メイン画像は背景が白の写真(絵ではなく)で、付属されていないアクセサリが入っていてはいけません。
・画像はズームできるように、長いほうの辺が少なくとも1000ピクセル、短いほうの辺が少なくとも500ピクセルある必要があります。
・画像の長いほうの辺は1万ピクセル未満にしてください。
・JPEG が最も好ましい画像フォーマットですが、TIFF や GIF ファイルも使用可能です。商品画像の基準の例
Amzonのメイン画像の規約にそった画像加工をする
Amazonのメイン画像の規約を満たす画像加工が必要です。
Amazonメインの画像規約には「商品を正確に表示し、かつ販売商品のみを表示」というルールがあります
メーカーの画像やアリババやタオバオの画像はメイン画像規約には合わない、
余計な背景や小物が入っている場合があります。
Amazonのルールを満たすよう画像加工が必要です。
メイン画像の規約
- 商品を正確に表示し、かつ販売商品のみを表示してください。コーディネート品は省くか最小限にしてください
- カラーモード:メイン画像の背景は純粋な白を使用してください。純粋な白とは、RGB値が (255, 255, 255) で、Amazon.co.jp の商品検索画面や商品詳細ページによく調和します。 (カテゴリーによっては例外があります。詳細は各カテゴリーの商品登録規約をご確認ください)
- メイン画像に、グラフィックやイラストを使用することはできません。商品に同梱されないアクセサリー類、購入者に誤解を与えるようなコーディネート品、商品の一部ではない文字、ロゴ、透かし、挿入画像も使用できません。
- 画像全体の85%以上を商品が占める必要があります。
メイン画像画像の種類
画像加工するには以下の方法あります。
- 自分で画像加工
- 仕入れ元に用意してもらう。
- 外注化する
- 画像加工の専用サービスを使う
- ZenFotomatic
- 切り抜きJP
- クラウドソーシング
- ランサーズ
- クラウドワークス
- アップワークス(海外SOHOへの外注)
- 画像加工の専用サービスを使う
1目はとして自力で画像加工する方法です。
自分で画像加工できたとしても外注化することがおすすめします。
2つ目は仕入れ元に画像を用意してもらうことです。
仕入れ元のメーカーのサイトや販売サイトに掲載している画像では、
サイズが小さかったり、そのままではAmazonメイン画像として規約が満たせないことがあります。
そのような場合、仕入れ元に聞いてみてみましょう。すんなり用意しくれる場合があります。
普通このような要望に対して、料金がかかることはありません。
3つめは専用の画像加工をサービスをつかたり、クラウドソーシングサイトからデザイナーにお願いする手段です。
自分で画像加工
画像加工を行えるスキルがある場合はこれでもかまいません。
また、新しく使い方を勉強して覚えるという手もあります。
ただし、自分で画像加工できたとしても外注化することがおすすめします。
「画像加工作業」自体は本質的な部分ではありません。
ZenFotomatic
画像の切り抜き、白抜き、白背景画像の自動加工ツール
www.zenfotomatic.jp
ツールで「自動で白抜き」を行えるサービスです。
元画像によりますがこのツールでも十分ば場合があります。
デメリットとしては複雑な画像になると思ったような仕上がりにならない場合があることです。
1枚8円です。
切り抜きJP
面倒な画像白抜きを代行 – 商品登録に必要な白抜きを代行。
大手企業も利用しているサービスですので、安心して依頼することができます。
他にも様々なサービスがありますので、「画像 切り抜き」等で検索してみてください。
クラウドソーシング
- ランサーズ
- クラウドワークス
- アップワークス(海外SOHOへの外注)
Amazonの画像の追加方法2つ
画像追加の方法は2通りです。
ここではセラーセントラルから追加する方法について説明します。
セラーセントラルから追加する方法
在庫管理>詳細の編集>画像タブ
- セラーセントラルの在庫ドロップダウンメニューから「在庫管理」をクリック
- 出品情報のページ右側の詳細の編集をクリック。
- 「画像」タブをクリック
- 「ファイルを選択PCから画像を選択する
- 「保存して終了」をクリック。
一括ファイルを使ってアップロードする方法
一括ファイルを使ってアップロードするには、「カテゴリ別在庫ファイル」を使います。
手続きが複雑に思えるのですが、慣れればセラーセントラルから一個一個画像アップするよりも早いです。
ここでは大まかな流れについて説明します。
FTPソフトやレンタルサーバーの使い方程度のWEBの知識は必要です。
全く初めての場合、つまづくことがあると重ますので、不明点はAmazonのテクニカルサポートに確認しましょう。
- 商品画像を準備
- レンタルサーバーを準備
- FTPソフトでレンタルサーバーに画像をアップロード
- カテゴリ別ファイルをダウンロード
- カテゴリ別ファイルの作成
- カテゴリ別ファイルをAmazonにアップロード
1.商品画像を準備
商品画像を準備します。
2.レンタルサーバーを準備
画像を保存するレンタルサーバーを準備します。
3.画像をレンタルサーバーにアップロード
画像をレンタルサーバーにアップロードします。
画像のURLを確認します。
ファイル名にはパターンを決めておけば、
カテゴリ別ファイルの作成が効率的です。
例)
- メイン画像:sku_main
- サブ画像1:sku_1
- サブ画像2:sku_2
4.カテゴリ別ファイルをダウンロード
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/1641/ref=ag_1641_cont_581(amazonにログインが必要)
商品カテゴリごとに使用するファイルは違います。
5.カテゴリ別ファイルの作成
カテゴリ別ファイルの必須項目を入力します。
「商品メイン画像URL」〜「商品サブ画像URL8」に画像URLを記入します。
なお、Amazonとして非推奨ですが一旦カタログ作成済の商品であれば、
「SKU」「アップデート・削除」「画像」の3項目のみでアップロード可能です。
作成したファイルは「タブ区切りテキスト」として保存します。
カテゴリ別ファイルの作成の「 データ定義」シートに各項目の説明があります。
main_image_url | 商品メイン画像URL | 商品のメイン画像の参照先URL。 画像は重要な商品情報です。画像を確認してから商品を購入される場合が多く、購入への動機づけにもつながるため、画像登録することを強く推奨。 | 画像をWebサーバーに保存し、そのURLを入力すること。 =注意= | http://www.companyname.com/images/1250.main.jpg | 必須 |
other_image_url1 – other_image_url8 | 商品サブ画像URL1 – 商品サブ画像URL8 | 商品の「その他のイメージ」保存先URL。 商品詳細ページ上の「その他のイメージ」をクリックした場合に表示される画像。バリエーションがある場合、色違いの商品の画像を登録することも可能。画像は8点まで登録可能。 | 画像は1インチ当たり72ピクセルの画質で、最長辺側で最低500ピクセルなければならない。 望ましいフォーマットはJPEGでURL は省略しないこと (http://も含めるということ)。 画像に名前を付ける時は、商品SKU + 表示タイプ(other1) + ファイル拡張子 (jpg).のようにするとわかりやすい。例えば15774.other1.jpgのようになる。画像のURLにはスペースやhigh ascii 文字は使用不可。画像はWebサーバーに保存し、この欄にはそのURLを入力のこと。 | http://www.companyname.com/images/1250.swatch.jpg | 任意 |
6.カテゴリ別ファイルをAmazonにアップロード
セラーセントラル>在庫>アップロードによる一括商品登録
「在庫ファイルのアップロード」タブを選択
Amazonの画像作成に必要なソフト
画像加工のソフトには以下があります。
- Photoshop
- GIMP(無料)
- pizap
- iMage tool
画像加工で最も有名なソフト「Photoshop(フォトショップ)」
画像加工ソフトしてもっとも有名なソフトです。
画像サイズ変更、文字入れ、切り抜き、画像加工についてあらゆることが行えます。
フォトショップにも複数の種類があります。
通常版Photoshop
通常版Photoshop
Photoshop Express Editor(Web / iOS / Android)
ブラウザから無料で使える画像加工サイトです。
Photoshopエレメンツ
初心者向けによく使われる機能を抽出したものがPhotoshop Elementsです。
初心者向けといっても、商品画像加工には十分な機能を備えています。
Extended(エクステンデッド)
Photoshop Extendedには、通常版のPhotoshopの機能(編集・合成・ペイント)に加え、3D機能やビデオ・アニメーション編集が搭載されています。通常のAmazon用の画像加工でではここまで機能は不要です。
Amazonのプレミアムアカウントやベンダーエクスプレスで商品ページに動画を掲載する時には、
高度な機能が必要な場面も出てきます。
複数の画像を一括リサイズ「iMage tool」
https://itunes.apple.com/jp/app/image-tools/id493949693?mt=12
複数画像のリサイズ等がドラッグ&ドロップで簡単に行えるツールです。
機能
- リサイズ
- リネーム
- ウォーターマーク
- 境界線
- 反射
- 角丸
- 影
簡単に画像結合「pizap」
WEB上で動作するフリーソフトです。
例えば、「複数の画像を結合して1枚の画像にする」
といった加工が簡単に行えます。
1枚の画像に複数の画像を組み合わせている例
Amazonの画像アップロードには9枚の制限があります。
結合して1枚にまとめることで、実質的な画像の枚数は増やすことができます。
例えば、以下の商品を4枚の画像を1つにまとめています。
画像はクリック率、転換率に影響を与える
商品画像は商品の転換率に影響を与えます。
ネットの買い物でお客さんは実物の商品を確認できないので、画像は購入判断する上で大事なポイントになります。
- Amazon内検索の結果からクリック率(CTR)
- 商品ページにアクセスした後の転換率
Amazon内検索の結果からクリック率(CTR)
Amazon利用者の多くはキーワード検索から商品ページたどり着きます。
複数の検索結果候補の中から自分の商品を選んでもらうには、魅力的なメイン画像でなければなりません。
クリック率が高ければ、AmazonSEOでの検索結果上位表示にもよい影響を与えます。
クリック率が高い=お客さんのニーズが高い商品=検索結果の上位に表示というアルゴリズムが働きます。
商品ページにアクセスした後の転換率
お客さんが商品ページにアクセスした後の実際に購入にいたるかの転換率には
登録されている画像が影響を与えます。
魅力的な画像でなければ、商品ページから離脱してしまいます。
メイン画像では規約がガチガチなので、規約どおり作成しますが、
サブ画像以降で商品アピールしましょう。
画像にテキスト情報も積極的に入れましょう。
入れ込みたい要素は以下です。
- 利用イメージ
- キャッチコピー
- ベネフィット
- サイズ感
- 根拠
- 信頼製
- 競合製品との比較
スマホからでの見え方も確認する
画像はスマホからの見た目も確認しましょう。
アマゾンでスマホを使って購入する割合は増えているためです。
購入者のPCとスマホの利用比率の情報をAmazonは公開していません。
おそらく、現在では、スマホ>PCであると考えられます。
どうやって売れる画像を作れるか?
どうやって売れる画像を作れるか?はなかなか、自分だけで考えても答えはでません。
なぜなら、どんな画像が魅力的か?は販売者ではなく最終的には「お客さんが決めること」だからです。
そのためには、ABテストを行います。
まずは、何パターンが画像の候補を用意します。
そして、クラウドワークス等をつかってABテストをします。
クラウドワークスABテスト
https://crowdworks.jp/public/jobs/category/106
アンケートの結果を元に画像に採用します。
「実際の購入者による判断」ではありませんが、推察するのにはよい手段です。
「自分だけで考えてたらAがよい」と思っても実際に「市場で受け入れられるのはB案」ということは十分ありえます。
「答えは市場に聞く」ことが重要です。
最後に
「型番相乗り」出品ではあまり意識することはないかもしれませんが、
オリジナル商品で新規カタログ登録では商品画像は売上を左右する非常に重要なポイントです。