Amaoznで販売しているときに在庫を切れで失われてしまう販売機会。
「在庫切れ中に注文を受けて売上を最大化」する対策について解説します。
目次
在庫切れを起こすと「Amazon内の検索順位」に悪影響
在庫を切らさず維持することは、Amazon内で検索上位を獲得するため対策「AmazonSEO」ポイントの一つです。
参考 AmazonSEO!検索上位表示を獲得するために重要な7つのポイント
Amazonの検索結果の順位に大きな影響を与える指標のひとつが「販売個数」。
「直近」の売上が検索順位に影響を与えるため、在庫を切らしてしまうと、Amazon内での検索順位が落ちてしまいます。
基本は、在庫切れを起こさない運営を!
Amazonの在庫補充機能で在庫切れ前に確認
在庫切れ対策を簡易的に行うにはAmazonの在庫補充機能を使うとよいでしょう。
商品の在庫補充通知を設定、編集、または削除するページです。
一度商品の補充通知を設定することで、在庫数が通知する数に到達すると、24時間以内にお知らせいたします。
補充通知の設定は、セール品および補充に時間を要する商品などに設定することをおすすめします
補充通知の設定方法
セラーセントラル>在庫>FBA在庫>対象のSKUをチェック>「補充通知を設定する」>「Go」をクリック
海外から輸入する場合や、OEM商品などは、商品を発注してからの実際に販売開始できるまでに調達日数がかかります。
在庫切れになってもすぐに再入荷することができません。
売上状況を把握し需要予測を行って在庫切れになる前に発注できる在庫管理の体制を整えることが肝心です。
在庫切れの時の対応は、「入荷予定販売」、「FBA受領待ち販売」で受注する
まずは、在庫切れを起こさない運営を目指すことが第一です。
もし、在庫切れとなってしまった場合、「入荷予定販売」「FBA受領待ち販売」で販売機会を最大化します。
- 在庫切れのときは「入荷予定日」で入荷前 に販売する
- 「FBA受領待ち販売」を行う
在庫切れのときは「入荷予定日」で入荷前 に販売する
商品が在庫切れのとき、「入荷予定」として販売します。
Amazonでは、「商品の入荷予定日」を設定し入荷待ちの間に販売できる機能があります。
これを使うことで、在庫切れ期間中の販売機会損失を減らすことができます。
「商品の入荷予定日」設定方法
「セラーセントラル」>「在庫」>「在庫管理」>「詳細の編集」>「出品情報タブ」
「入荷予定日」を設定し販売する場合は「出品者出荷」での販売となります。
この機能を使う場合の注意点ですが、数量、日数にはゆとりを持った設定を行うようにしましょう。
予定どおりの数量を予定日で揃えることができないケースに備えるためです。
仕入れ元の都合や商品の破損や、通関でどうしても日数がかかってしまう場合があります。
例えば、ある商品を100個発注し納期は一ヶ月後予定だとすると
数量は90個に設定し「入荷予定日」は1ヶ月と一週間先に設定しておきます。
前提としては、なるべく在庫切れを起こさない在庫管理を目指しましょう。
この機能を使っても、在庫ありで出荷と比較したとき、入荷までの日数が長くなれば基本的に転換率は落ちるためです。
よく「予約の販売開始日」と「入荷予定日」を混同して理解しているセラーさんがいますが、
それぞれ違いがあります。
- 「予約商品の販売開始日」→ 新しく販売する商品に対して設定する項目
- 「入荷予定日」→ 再入荷予定の商品に対して設定する項目
FBA受領待ち販売
あまり知られていないのですが、Amazonでは、「FBA受領待ち販売」という方法もあります。
これは、FBA入荷待ちの商品に対して、入荷予定販売を行う方法です。
ただしこの機能を利用するためには、条件を満たしAmazon側から招待される必要ががあります。
最後に
Amaoznの在庫切れ対策について解説しました。
在庫切れでは「目に見えない損失」が発生します。
FBA販売では注意しましょう。