Amazonで基準を超える放射性物質「トリチウム」を含むキーホルダーやコンパスが無届けで販売

Amzonで基準を超える放射性物質を含んだキーホルダー、コンパスが販売されていました。

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Amazonで基準を超える放射性物質「トリチウム」を含むキーホルダーやコンパスが無届けで販売

通販サイトAmazonで基準値を超える放射性物質「トリチウム」を含むキーホルダー、コンパスが無届けで販売されていたことが、
2017年9月20日、原子力規制委員会の発表により発覚しました。
インターネット上の放射性同位元素の無届販売について(原子力規制委員会の発表資料)

すでにキーホルダー15個とコンパス1個が販売され購入者にわたっているため、アマゾンは商品の販売を停止し、回収を進めています。

原子力規制委員会は20日、放射線障害防止法違反で、

  • アマゾンジャパン
  • 販売していた2業者

に対して商品の販売停止と回収を指示したと発表しています。

健康被害は現時点で確認されていない

原子力規制委員会によると、健康被害の報告はなく、人体への影響はほぼないとのことです。
規制委は「もし、キーホルダーの密封容器が破損して、トリチウムガスをすべて吸入しても内部被曝(ひばく)による人体への影響はほとんどない」としています。

製造会社、商品は?

回収対象となった商品の製造会社は

  • キーホルダーが中国のMecarmy(メックアーミー)社
  • コンパスは米国のcammenga(カメンガ)社

です。

中国、Mecarmy(メックアーミー)社製キーホルダー トリチウムグローバーTR25

http://www.mecarmy.com/product/details/53/272

画像出典:mecarmy

回収対象となった商品のひとつは、中国のMecarmy(メックアーミー)社製キーホルダー「トリチウムグローバーTR25」です。
この商品は、トリチウムが出す放射線を使って蛍光塗料を発光させる仕組みのキーホルダーです。

基準値の約11倍となるトリチウムが10.9ギガベクレル含まれていました。

原子力規制委員会の報告によると、販売された商品は15個。
そのうち、8個は回収されておらず1個は購入者が廃棄していたとのこと。

米国、cammenga(カメンガ)製 コンパス 「Compass 3Hトリチウムコンパス3H」

もうひとつの回収対象となった商品は、米国cammenga社製の方位磁針(コンパス)、「Tritium Compass 3H」です。

このコンパスには、基準値の4倍となる4・44ギガベクレルのトリチウムが塗料として使われてとのことです。

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こちらのコンパスは、すでに回収済のようです。

Cammenga社のコンパスは米軍に採用されているもので、日本でも陸上自衛隊訓練でも使用されています。
国内の放射性障害防止法適合モデルの展開があり、販売者されているcammenga社のコンパスがすべてが規制対象というわけではありません。

販売業者は?

タカテック社

製品を輸入販売していたタカテック社は、15個を販売していました。

基準値を超える放射性物質が含まれていることを認識せず、届け出を行わず販売していたようです。
販売済の15個のうち、6個は回収済。
残り9個は未回収で、そのうち1個は顧客が誤って廃棄したようです。

アマゾン出品者SHOP翔

アマゾン出品者「SHOP翔」が販売したいたのは、一人の顧客に基準値を4倍上回るトリチウムが使われていたコンパスです。
コンパスはすでに回収済で、製造元に返却済のようです。

出品者ページを確認したところ、「お届けまで2〜3週間!米国より迅速発送」という記載が見られました。

推測にすぎませんが、販売者は「無在庫販売」を行っていた可能性もあります。

「無在庫販売」とは、商品を手元にもたず、注文が入ってから海外から取り寄せるという販売手法です。
この方法販売方法は、納期に時間がかかり購入率は下がるため、幅広い大量の商品を扱う必要があります。

そのため、一つ一つの商品に目が行き届かず規制対象の認識がなく販売していたと考えられます。

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