【仮想通貨】ブラジルで決済手段としてビットコイン(BTC)導入が可決!

【仮想通貨】ブラジルで決済手段としてビットコイン(BTC)導入が可決!

ブラジルと言えば、2022年の大統領選がまだ記憶に新しいですよね。白熱した大統領選の結果、2023年には現在の政権からルナ政権へ移行する予定です。そんな中、ブラジルでビットコイン(BTC)を決済手段として導入するという法案が可決したというニュースが入ってきました。

そこで今回は、ビットコイン 今後について考えながら、決済手段としてビットコインを認める法案が可決されたブラジルにおいての仮想通貨事情を紹介していきます。

ブラジルにおいての仮想通貨

ブラジルは、人口約2億人の人口も国土も南米最大国であり、仮想通貨への関心も非常に高い国の一つです。仮想通貨を購入した企業数は2022年8月には過去最高となり、2019年8月時点と比べて5倍という増え方をしています。

ブラジルの首都・リオデジャネイロでも『Crypto Rio』の構想を持ち、仮想通貨の中心地を目指して様々な取り組みが行われています。

また2022年11月には、Tetherテザー)社が提供する米ドルの価格と連動した仮想通貨(ステーブルコイン)「USDT」が、ブラジル全土の2万台を超えるATMで利用できるようになりました。以上のことから、ブラジルでの仮想通貨熱が高いことがお分かりいただけるかと思います。

決済手段や投資資産としてビットコイン(BTC)を導入

仮想通貨熱が高まるブラジルですが、2022年11月末、さらに仮想通貨に関わる新たな法案が可決されました!それは、「ビットコインを決済手段として認める法案」で、今後手順を踏んで施行される予定です。仮想通貨市場を監督する規制機関は今後策定される方針で、また関連サービスプロバイダーのライセンス取得なども義務付けられています。

また今回の法案で、ビットコインは決済手段の他にも投資資産としても認められました。有価証券として認められた仮想通貨は、今後ブラジルの証券取引委員会が規制することになります。

ブラジルの法廷通貨としては認められていない!

今回の法案では、ビットコインは決済手段としてや投資資産としては認められましたが、「法定通貨」としては認められていません。なお、ブラジルの法定通貨は「ブラジルレアル(BRL)」です。

世界で初めてビットコインを法定通貨として認めた国は、エルサルバトル。2番目に法廷通貨として認めた国は中央アフリカです。ブラジルもそれに続くのではと一部では噂されていましたが、今回の法案で法定通貨として認められるというところには至りませんでした。

ビットコイン 今後はさらに普及する?

約2億人の人口を誇るブラジルで、ビットコインが決済手段として利用されるようになると、ビットコイン 今後の普及にも大きく影響しそうな予感がしますよね。既に法廷通貨として認められている国は現時点では2カ国ですが、ビットコインは単なる決済手段としてだけではなく、投資手段として保有する人も多くいます。2022年はビットコインの価格の暴落も起きまだまだこの先どうなるかは誰もわかりませんが、投資手段としてのビットコイン 今後の動向には引き続き目が離せません!

最後に

経済成長を続けているブラジルは、国家や都市として積極的に仮想通貨の採用に取り組んでいます。ビットコインが今後決済手段として認められたブラジルはどうなるのでしょうか。

世界各国の動向を知ることで、少しでもビットコイン 今後について考える上での材料になればと思います。