レアカードの価値が高騰し、億単位の価値が付く「資産」となる可能性を秘めているポケモンカード。ポケモンカード 高額化して、欲しい物がなかなか購入できない人も多いのではないでしょうか。2023年8月に、ポケモンカードなどのトレーディングカードをNFTにするサービス「コートヤード(Courtyard)」が発表されました。「コートヤードってどんなサービス?」「コートヤードの仕組みが知りたい」「コートヤードの良い点・悪い点は?」といった方に向けて、この記事では
- コートヤードとは?
- コートヤードの仕組み
- コートヤードの良い点・悪い点
について解説していきます。この記事を読むことでトレーディンカードをNFTにするサービス「Courtyard」についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
コートヤード(Courtyard)とは?
コートヤードは、現実世界の収集品(コレクションアイテム)をNFT化して売買を可能とするマーケットプレイスです。ポケモンカード等のカード、時計やスニーカー等をNFT化できます。実際のコレクションをコートヤードに送り、審査が通ればNFTが発行されます。「Y Combinator」の支援によって立ち上げられ、拠点はアメリカのサンフランシスコです。日本を含めた世界中にこのサービスを提供しています。
コートヤード(Courtyard)の仕組み
コートヤードの仕組みは以下の通りです。
- 出品者はコートヤードにコレクションを送付
- コートヤード側で審査し、本物の場合出品者のウォレットにNFTを発行
- 出品者は、マーケットプレイスを利用してユーザー間でNFT売買が可能
- NFT保持者は、NFTと引き換えにコートヤードで保管されている現物品の償還が可能
現物品のコレクション管理
コートヤードに送付した現物品のコレクションは、Brink’sが運営する複数の倉庫で管理されています。Brink’sは貴重品の保管をしている実績のある企業です。また、輸送も行っています。コートヤードはBrink’sと提携を結んでおり、送付されたコレクションを安全に保管することが可能となっています。Brink’sは世界150か国以上への配送ができるため、世界中でNFTとコレクションの交換が可能です。また、送付されたコレクション品全てに保険をかけており、破損や紛失があったとしても、NFTを保有しているユーザーに保険金が支払われます。
最初の出品者には手数料による収益が発生する
コレクションをコートヤードに送ってNFTにした出品者には1%の手数料による収益が発生。マーケットプレイス等で対象のNFTが取引されるたびに、その金額の1%がユーザーに支払われます。NFTと現物を交換されたとき、手数料は終了する仕組みです。
コートヤード(Courtyard)の良い点・悪い点
コートヤードを使用する上で、良い点や悪い点について紹介します。
良い点
コートヤード使用時の良い点は以下の通りです。
- コレクション売買時の詐欺被害が減る
- 現物を管理する手間が無くなる
- ポリゴン(MATIC)を使用しているためコストが低い
悪い点
コートヤード使用時の悪い点は以下の通りです。
- 現物品をコートヤードに送らなくてはいけない
- NFTを紛失しないよう管理が必要
まとめ
今回は、コレクションをNFT化できるサービス「コートヤード(Courtyard)」について解説しました。このサービスが世界的に広まって利用者が増えていけば巨大市場に成長するかもしれません。コレクションを所持し、NFT化に興味がある方は、この機会に「コートヤード」サービスを利用してみては如何でしょうか。