Webサイトを運営していて、「どのページがよく見られているのか?」気になったことはありませんか?
Googleの提供している無料アクセス解析ツールGoogleアナリティクスを使えば、Webサイトのページごとの詳細なアクセス分析もできます。
Googleアナリティクスでページ別のアクセス数を確認する方法を説明します。
目次
ページ別のアクセス数を確認する目的は?
すべてのページに対してアクセスアップ、収益アップのための改善策が実行できれば理想です。
しかし、管理するページ数が多い場合、すべてを修正していくとはとても手間がかかります。
限られた、時間・人員の中で「どこを改善すれば効果を大きいか?」の判断が必要です。
ネットショップの売上の伸ばしたり、アフィエイト報酬をもっともあげたいという時、月のアクセス数100のページによりも、1000アクセスのページに対して対策する方が、効果は大きくなります。
Webサイトのタイプごとに目的は異なります。
ネットショップの運営の場合
ネットショップの運営なら、
- 売り出したい商品に対して、意図したとおりにアクセスを集めることが出来ているのか?
- どの商品ページを伸ばしていくべきか?
という確認に使います。
物販アフィリエイトサイトの場合
アフィリエイトサイト運営なら、
- 意図したページにアクセスが集まっているか?
- どのページを改善すべきか?
という判断に役立てます。
ブログの場合
ブログなら
- 意図したページにアクセスが集まっているか?
- どのページをリライトして改善すべきか?
という判断に役立てます。
Googleアナリティクスでページ別のアクセス数を確認する方法
Googleアナリティクスでページ別のアクセス数を確認する方法を説明します。
なお、Googleアナリティクスの規約上管理画面をデータをWEB上で公開するときに規約に抵触する可能性があるため数字は隠しているのでご了承ください。
Googleアナリティクスのホームのレポートの確認
Googleアナリティクスにログインします。
ログインすると、ホーム画面では9枚のカードが表示されます。
ホーム画面ではWebサイトのアクセスに関する全体の概要が確認できます。
この9枚のカードのうち、「ユーザーが訪れているページは?」を確認します。
ユーザーが訪れているページは?では、
ページごとの「ページビュー数」と「ページの価値」の簡易的な確認ができます。
PV(ページビュー)とは、ウェブサイトページが開かれた回数を表します。
ここではページビューが多い順に10ページまで表示されます。
ホーム画面では、意味のあるURL構造にしていない場合どのページなのか判断できない点に注意が必要です。
ユーザーが訪れているページの詳細レポートの確認
さらに詳細なレポートを確認するためには、カードの右下の「ページレポート」をクリックします。
すると、↓以下の詳細なレポートページに移動します。
ページタイトルを表示してデータを見やすくする
デフォルト(初期設定)の表示ではURLで表示の為、どのページを示しているのか少しわかりにくくなっています。
どのページかわかりやすくするためには、上部の「ページタイトル」をクリックします。
すると、↓以下のようにページタイトルが表示され確認しやすくなります。
棒グラフを表示してデータを見やすくする
棒グラフのボタンをクリックすると、記事ごとのページビューの割合を確認できます。
例えば、ページタイトルの「Amazon輸出・輸入・ebay」は当サイトのトップページです。
各ページのWeb全ページ全体のアクセスのうち、何%の割合をしめているかを棒グラフで確認できます。
データの活用
アクセスの多いページに対して重点的に対策行うことで、より大きな効果を期待できます。
たとえば、確認したデータを元に直帰率、離脱率を下げる施策を行います。
直帰率とは、「1ページだけ見て、サイトから離れた」割合のことです。
離脱率とは、サイトの他のページを見たあとそのページが最後になった割合のことです。
他のページも見てもらえるようにするために、そのテーマに関連コンテンツを表示します。
例えば、「MacOSのインストール方法」というテーマで記事を書いていたら、「MacOSをインストールしたら絶対に入れおきたいアプリ◯選!」といった具体に、そのページと関連して興味をもってもらいやすい記事のリンクを設定します。
WordPressサイトなら関連コンテンツを自動で表示されるためのプラグイン(拡張機能)もあります。
最後に
Googleアナリティクスでページ別の訪問数を確認する方法を説明しました。