ECショップ、ネットショップ運営Amazon輸入、Amazon輸出、ebay輸出でも楽天販売、Web集客で売上と伸ばす上で、知っておきたい基本があります。
売上を改善するための施策が無数にあるように思えて迷っていませんか?
売上を拡大し、利益を伸ばす上での施策は多岐にわたります。
- 新規開拓、品目拡大(リサーチ、新商品取扱い等)
- 広告運営(モール内広告、PPC)
- 在庫管理の最適化(在庫管理ルールの制定、運用等)
- 販路拡大(他モールへの出店等)
- 物流の最適化(配送業者との交渉、仕入元との送料交渉等)
- 商品ページの最適化(商品タイトルの最適化、商品説明文最適化、画像編集等)
例えば、この中で、「広告運営」ひとつをとってみても、 次のような枝分かれします。
- Amazonスポンサープロダクト
- 楽天内広告
- Google アドワーズ広告
- ヤフープローモーション広告
さらに、 この中の一つAmazonスポンサープロダクトの中でも オートとマニュアルに枝分かれします。
全ての施策を実行することは途方もない作業に思えるかもしれません。
そこで、一見複雑に見えるものでもシンプルに抽象的に捉えることで全体像を把握でき施策をたてやすくなります。
目次
売上の基本公式
Webでも実店舗の場合も売上を構成する要素の本質は同じです。下記の公式で表すことができます。
売上の基本公式
WEBでの売上を考える場合、もう1段階要素を分解し、転換率を加えます。
WEBでの売上を向上するための施策を検討するとき、必ずこれらのいずれか要素に影響を与え改善していくのか考える必要があります。
客数とは
客数を増やすには?
客数を増やすには次の2つです。
1.新規顧客を増やす
2.流出顧客を減らす
客単価を上げるには?
客単価を上げる施策は次に3つです。
3.購買頻度を上げる
4.購買点数を増やす
5.一点あたり単価を上げる
どの要素に影響を与える施策か考える
自分が「行おうとしている施策」、あるいは、「行っている行動」は 、公式を構成する要素のうち、どの要素に影響を与えるその行動なのか?
を考えます。
例えば、
「仕入れ交渉」「配送業者との契約による送料削減」
→「原価」を引き下げる施策
Amazonスポンサープロダクト、PPC広告
→「顧客数」を増やす施策
出品者の評価を高めるために顧客メールを送る
→「顧客数」を増やす施策
Amzonの商品紹介コンテンツの作り込み
→「転換率」を高める施策
と言った具体です。
ひとつひとつに施策に対して、行動の目的、重要なことをハッキリさせます。
「大分類」の施策の中の「中分類」「小分類」にあたる小さなタスクでも 行動の目的、重要なことを整理します。
これをハッキリさせておかないと、目の前の作業は何のために行っているのか見失ってしまいます。
売上をアップする方法は5つ
あらゆる売上アップの施策は5つに集約できます。
売上5原則
- 新規顧客を増やす
- 流出顧客を減らす
- 購買頻度を上げる
- 購買点数を増やす
- 一点あたりの単価を上げる
売上アップのためには、この5つにいずれかに、影響を与える施策をとる必要がる。
どんな媒体でも共通
この考えてからはAmazon輸出でもAmazon輸入でもebay輸出でもネットショップでも、抽象的な部分で同じです。
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客数を増やすための手段
参考書籍、WEBサイト
図解 実戦マーケティング戦略
大変有名な本ですので、読んだことがある方も多いと思います。
この本で、直接的に、Amazon輸入、Amazon輸出、ebay輸出の具体的なノウハウが書かれているわけではありませんが、あらゆるビジネスに通じるマーケティングの考え方を体系的に学ぶために欠かせない一冊です。
まだ読んだことが無い方には、ぜひ一読をオススメします。
Amazonのオールタイムベスト ビジネス書100
オールタイムベスト ビジネス書とは?
Amazon.co.jpは2000年11月1日に、日本で書籍のオンライン販売を開始しました。13年にわたる書籍の販売で蓄積した販売数、カスタマーレビューの評価をはじめとする各種データをもとに、これだけは読んでおきたい「オールタイムベストブック」を選定しました。2013年11月発表の第1弾「小説100」、第2弾「コミック100」、第3弾「児童文学100」に続き、「ビジネス書100」を発表します。
出典 Amazon
参考サイト元
まとめ
売上向上のためには、これらの要素のいずれかに、
影響を与える施策をとる必要があります。
Amazon輸入ビジネスでもAmazon輸出ビジネスでもebay輸出でも楽天でも、
抽象的視点でみれば、上記の要素に影響を与える必要ある点は同じです。
「アマゾンで商品が売れないないんですが・・・」という相談をうけることがあります。
「アクセス数はどのくらいですか?転換率はどうですか?」を聞き返すと、
「見ていません。転換率ってなんですか?」と言われることが本当によくあります。
「アマゾンではビジネスレポートというものがあり、商品ごとの数字を確認できますよ」
という会話から始めることもしばしばです。
初心者のうちから、この式はしっかりと頭にいれておきましょう。