【図解解説】コピペが便利に! Mac用クリップボード管理アプリ「Clipy」の使い方

Mac用のクリップボード管理アプリ「Clipy」のインストール方法と使い方を紹介します。よく使う定型文をあらかじめ保存しておくと、効率的に作業ができます。

例えば、物販への活用として以下が挙げられます。

  • 取引先への定型文
  • 新規取引依頼の定型文
  • カスタマー対応の定型文

クリップボード管理アプリとは?

パソコンで作業を行う際、コピー&ペーストはよく使うますよね。
でも、クリップボードでは直前にコピーしたもの1つしかデータしか貼り付けることができません。

そこで、クリップボード管理アプリを使うことで、直前のコピー履歴だけでなく、「複数のコピー履歴」を読み出すことができます。

クリップボード管理アプリ「Clipy」

https://clipy-app.com/

Mac対応のクリップボード管理アプリが「Clipy」です。

クリップボード管理アプリの機能

コピー履歴の読み出し

Clipyではクリップボードのコピー履歴を過去30個分呼び出すことができます。

定型文の呼び出し

Clipyでは定型文を保存しておき、呼び出すことができます。
キーボードショートカットから、呼び出しができ素早く作業できます。

Clipyのダウンロード・インストール方法

Clipyのインストール方法を説明します。

  1. ClipyのWEBサイトにアクセスし、Dwonloadをクリック
    https://clipy-app.com/

  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリック
  3. 「Clipy」をアプリケーションフォルダにドラッグします。

     

  4. インストール完了
    Macの画面右上にClipyのロゴが追加されます。

    以上でインストールは完了です。

Clipyの環境設定

Macを起動時に自動的にClipyを立ち上がるよう設定しておきます。

  1. Clipyのロゴをクリック後、「環境設定」をクリックします。
  2. 「一般」タブの「ログオン時に起動」にチェックボックスをいれます。
  3. 以上でMacの起動時に自動的にClipyが立ち上がる設定は完了です。

ショットカートキー

Clipyを便利に使うために、ショットカットキーを設定しておきます。
私の場合はショットカットキーは以下のように割り振っています。

  • メインメニュー ⌘(command)+⌥(option)+B
  • 履歴メニュー ⌥(option)+V
  • ユニペットメニュー Shift+⌘+B

メインメニュー

キーボードショートカット:⌘(command)+⌥(option)+B

履歴メニュー

キーボードショートカット:⌥(option)+V

ユニペットメニュー

キーボードショートカット:Shift+⌘+B

Clipyの使い方

Clipyの使い方を説明します。Clipyは、機能は大きくわけて2つの。

  • 履歴機能
  • ユニペット(定型文)

それぞれの使い方を説明します。

履歴機能

履歴の読み出し

クリップボードに保存されたコピー履歴内容を呼び出すことができます。
呼び出すことができるコピー履歴は過去、30個分です。

履歴の削除

コピー履歴を削除するには、「履歴をクリア」をクリックします。

確認画面が表示されるので、「履歴をクリア」をクリックします。

コピーの履歴が削除できました。

 

ユニペット(定型文)

ユニペットとは定型文という意味です。
ユニペットは以下の手順で追加します。

ユニペット(定型文)の追加

  1. ユニペット(定型文)の起動
    キーボードショートカット:Shift+⌘+B
  2. 「ユニペットを編集」をクリック
  3. 「フォルダ追加」をクリックします。
    作成されたフォルダ名をダブルクリックすると、名前の変更が可能です。
    ここでは「test」としてました。
  4. 「ユニペット追加」をクリックします。
  5. 定型文を記入します。
    ここまで、定型文の登録が完了しました。

ユニペット(定型文)の呼び出し

登録したユニペット(定型文)の読み出す方法を解説します。

読み出しにはキーボードショットカットが便利です。
キーボードショートカット:「Shift+⌘+B」

すると、↓以下の画面が表示され、定型文を呼び出すことができます。

最後に

Mac用のクリップボード管理アプリ「Clipy」のインストール方法と使い方を紹介しました。
Macユーザーはぜひ、インストールしておきしょう。

なお、Windows用のクリップボード管理アプリは「Clibor」が有名です。