Googleは2018年7日9日、「ページの読み込み速度」をモバイル検索結果のランキング要素とする「Speed Update(スピード・アップデート)」をすべてのユーザーに対して導入を開始したと発表しました。
Googleの検索結果に上位表示される要因は複数あり、「ページの読み込み速度」はそのひとつです。
「検索意図に対してユーザーにとって役に立つ最もコンテンツ」が重要なので、ただ早ければ上位表示されるわけではありません。
目次
「ページの読み込み速度」がモバイル検索結果のランキング要素に「Speed Update」
「モバイル検索結果ページの読み込み速度」を検索結果ランキング要素とする「Speed Update」
これまでデスクトップ検索を対象として「ページの読み込み速度」は検索順位の要素として使用されていました。
今回、「モバイル検索結果ページの読み込み速度」も検索結果のランキング要素となりました。
ユーザーに本当に遅い体験を提供しているページが影響
Google株式会社のサーチクオリティーチームでシニア・サーチ・エバンジェリストを務める金谷武明氏は、Twitterにて以下を補足しています。
Speed Update についての補足です。
1)アナウンスしている通り「ユーザーに本当に遅い体験を提供しているようなページについてのみ影響し」ます。
2)それは遅さに応じて段階的に適用されます
3)今月ローンチ予定です。
もしすでに十分速いサイトの場合、改善しても特に何も変化は起きません。 https://t.co/JcReDliMGw— 金谷 武明 Takeaki Kanaya (@jumpingknee) 2018年7月3日
読み込み速度をURL入力だけで簡単チェック「PageSpeed Insights」
Webサイトのページの読み込み時間は、Googleの公式無料ツール「PageSpeed Insights」で確認できます。
「PageSpeed Insights」を使えば、URLを入力するだけで簡単にページの速度を簡単に分析できます。
参考:WEBサイトの表示速度を測定する方法(外部サイトリンク)