目的を明確に!自分にピッタリのワイヤレスイヤホンの選び方

目的を明確に!自分にピッタリのワイヤレスイヤホンの選び方

ワイヤレスイヤホンなら、ケーブルがなくてもスマートフォンやパソコンに接続して手軽に音楽や動画を聞くことができます。そのケーブルが無いことによる快適さと使いやすさで、気になる方も多いですよね?しかし、種類が多すぎて、自分にピッタリのものをどう選べばいいかわからないと言う方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではワイヤレスイヤホンの選び方をご紹介していきます。

ワイヤレスイヤホンの種類

ワイヤレスイヤホンにはさまざまな種類や機能がありますので、まずはワイヤレスイヤホンの種類について解説していきます。

完全ワイヤレスイヤホン

完全ワイヤレスイヤホン(トゥルーワイヤレス)とは、その名の通りイヤホンがケーブルで繋がれることなく、独立したイヤホン部分のみの物を指します。ケーブルのわずらわしさから解放されるのが最大のメリットです。

左右一体型ワイヤレスイヤホン

左右一体型は、左右の耳に装着する部分をケーブルでつないだワイヤレスイヤホンで、首にかけて使うものを指しています。イヤホンの部分は普段完全ワイヤレスイヤホンより小さくて軽いですが、首にかけているため耳から外れても失くしにくいのが特徴です。

ネックバンド型ワイヤレスイヤホン

ネックバンド型は左右一体型と同様、左右の部分がケーブルでつないでいますが、首にかける部分が形状記憶素材でできています。

片耳型ワイヤレスイヤホン

片耳型は、その名の通り左右いずれかの耳に装着するイヤホンを指しており、ハンズフリー通話によく使われているタイプです。

骨伝導イヤホンとは?

骨伝導イヤホンは、骨を通して振動を与え、脳に音を届けてくれる仕組みになっているイヤホンです。耳を塞がないため、周りの音も聴き取りやすく、耳内も痛くなりません。ただし、音漏れがしやすいので、外出中の使用にはむいていません。

ワイヤレスイヤホンの特徴

ワイヤレスイヤホンの選び方を解説する前に、ワイヤレスイヤホンにどんな特徴があるかもみておきましょう!

特徴①:フィット感

イヤホンの形もさまざまで、耳の入口部分に軽く引っ掛けるインナーイヤー型と、耳の穴の中に差し込むカナル型とイヤホン部を耳かけバンドで支える耳かけ型があります。どれが一番自分の耳に装着しても落ちないか、痛くならないかは近くの店舗で試してみましょう!

特徴②:接続の安定性

どのBluetoothバージョンを採用しているか確認しましょう!Bluetoothバージョンには現在5.1までのものがあり、数値が大きいほど通信距離が長くなり、通信速度も速くなりますので、接続の安定性を考えればBluetoothバージョンが5.0以降のものを選んでください。

特徴③:再生時間と充電時間

一般的なワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体のみで4~10時間連続再生できますが、イヤホンのケースも充電器になっているモデルもあります。そのため、ケース込みの最大再生時間もチェックしましょう。また、充電時間も気になる方は高速充電に対応しているかも確認しましょう!

特徴④:機能性

ノイズキャンセリング、外音取り込み、防水・防滴機能、マルチペアリングなどいろいろな機能がありますので、どんな機能が採用されているかチェックしておきましょう!

  • 周囲の音を遮音するにはノイズキャンセリング機能
  • 音楽を聴きながらマイクで周囲の音も聴こえるようにしたい場合は外音取り込み機能
  • 運動しながらの使用したい場合は防水・防滴機能
  • 複数のデバイスにつなげたいのならマルチペアリング機能

特徴⑤:音質

SBCやAACといったコーデックがあり、採用されているものによって音質の劣化や音の遅延が異なります。再生デバイスによってコーデックが異なりますので、ワイヤレスイヤホンも同じものを選ぶようにしましょう!音質にこだわりがあるのでしたら、細かい音も聞くことができる高音質なハイレゾ対応のイヤホンをおすすめします。

特徴⑥:マイク付き

通話や音声による操作が要る場合はマイク付きのモデルをチェック!マイクが質の悪いものはノイズが多く、お互いにストレスが溜まりますので、ノイズキャンセリング機能とクリア・ボイス・キャプチャー機能が付いているものがおすすめです。

ワイヤレスイヤホンを選ぶ時はどこで使うかを考えよう!

自分にピッタリのモデルを選びたいのなら、主にどんな場所や目的で使用するかを考えて、その場面に一番最適なモデルをピックアップしましょう。

通勤・通学時に使用

通勤や通学、移動中のお供にと考えている方は、電車やバスでの移動では外部からの雑音をおさえてくれるノイズキャンセリング機能を搭載しているか、音漏れしにくいかをチェック!また、乗り物ではなく徒歩や自転車での移動のときに外部からの雑音を完全におさえていては危ないため、外音取り込み機能が付いているかもチェックしましょう。

スポーツ・ランニング時に使用

運動をしているときにワイヤレスイヤホンを使用したいという方には、いくつかのチェックポイントがあります。

まず、運動をするのですから汗でぬれても問題ないように防水・防滴機能に対応しているかを確認しましょう。また、激しく動くこともあると考え、自分に合う耳から落ちにくいモデルを探しましょう。ジムでの運動でしたら問題なのですが、外でのジョギングやランニングをする場合は、外部の音も聴き取りやすい骨伝導イヤホンや、耳から落ちても失くす心配がないネックバンド型か左右一体型をピックアップしましょう。

自宅で音楽を楽しむ

自宅でゆったりと音楽を鑑賞するのでしたら、音質を優先しましょう!高音質が楽しめるハイレゾやサラウンドに対応しているイヤホンがおすすめです。また、ノイズキャンセリング機能が付いているワイヤレスイヤホンを選べば、臨場感を高めることができます。

長距離移動で使用

新幹線や飛行機などの移動で長時間使用する場合は、周りの音が気にならいようノイズキャンセリング機能を採用していて、音漏れがしない上に、フィット感が良く耳に長時間装着しても痛くないものを選びましょう!また、バッテリーの持ち時間にも気を付けてください。

運転時に使用

運転中に使用するワイヤレスイヤホンを購入したいのなら、片耳から周囲の騒音情報が得られて両耳を塞がない片耳型を選んだ方がいいでしょう。さらに、ジェスチャーや音声での操作ができるタイプを使用したら、より快適に使用できるはずです。

最後に

今回は、自分に合ったワイヤレスイヤホンを見つけるため、購入前に知っておくべきワイヤレスイヤホンの種類、特徴と選び方の知識を凝縮して解説しました。悩んでいた方のご参考になれば幸いです。