お手頃価格で人気の中古スマホ!人気の秘密やメリット・デメリット

お手頃価格で人気の中古スマホ!人気の秘密やメリット・デメリット

新品よりも格安で購入できることから、近年人気となっているのが「中古スマホ」。しかし、中古スマホと聞くと「耐久性とか大丈夫?」「セキュリティが危険じゃないの?」などといった不安を感じる方は少なくないかもしれません。

そこで、この記事では「中古スマホ」がなぜ人気なのか、購入する際のメリットやデメリットなどをご紹介していきます!

中古スマホが人気の秘密は?

右肩上がりで拡大する中古スマホ市場ですが、なぜ人気なのでしょうか?3つの理由を解説します。

①コロナ禍による需要の増加

新型コロナウイルスの流行により、中古スマホ販売が好調になったことが挙げられます。なぜなら、仕事のテレワーク導入や自宅学習をする子供が増加したことで、スマホやタブレットの需要が伸びているからです。メインで使用するスマホは新品で、サブは安く使用したいと考える方が多いため、中古スマホを購入する人が増えています。日常的なマスク着用で再評価されている「指紋認証」は、搭載機種が低価格なことから人気が高いようです。

②法改正による影響

2019年10月に施行された「改正電気通信事業法」の影響で、中古スマホの需要が伸びたことも理由として挙げられます。法改正によって通信料金は下がりましたが、料金プランから分離された端末代金は上がってしまいました。このことから、通信料に合わせて端末代も節約したいという、消費者の志向が高くなっているようです。また、2021年10月の「SIMロック原則禁止」により、スマホの選択肢が広がったことも中古需要が高まっている要因でしょう。

③古いiPhoneの流通量が多い

古いiPhoneの流通量が多いことも中古スマホが人気の理由でしょう。iPhone7・8は世界でも流通量が多かった機種で、これらの整備品は日本にも多く輸入されています。古いとはいえ、非常に低価格で十分なスペックを持っているため、中古市場で売れ続けている人気機種となっています。高額な最新機種が必要ない方は、コスパに優れた古いiPhoneがおすすめでしょう。

中古スマホのメリット

魅力的な中古スマホですが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、中古スマホで得られる3つのメリットを解説します。

①種類が豊富

中古スマホは、選べる機種が豊富であるというメリットがあります。通常、新品で購入する場合は、キャリアの取り扱いモデルしか選ぶことができません。キャリアによっては取り扱いが少なく、妥協してスマホを選択しなければならない場合もあります。しかし、種類が豊富な中古スマホであれば、「サイズ」や「予算」などの希望に合った機種が見つかりやすいでしょう。

②端末価格が安い

これは当然ですが、新品よりも低価格で購入できるのは大きなメリットです。中古スマホは2万円台のモデルを購入するユーザーが多いとされており、低価格モデルの新品よりも半額以下というお手頃価格です。

③仕事用のスマホとして使用できる

テレワークでスマホを使用する場合、プライベート用と仕事用に分けられることがメリットです。仕事用のスマホを用意することで、情報漏洩などのセキュリティリスクを減らし、より安全な業務が行えるようになります。テレワークをする会社員は中古スマホ おすすめです。

中古スマホのデメリット

実際に中古スマホを使用する上で気になるのが、故障やセキュリティ面でのリスクです。ここでは、気をつけるべき3つのデメリットを解説します。

①本体の状態がわからない

中古スマホは、前の所有者がどう使用していたのかを知ることができません。各部の破損や劣化があっては使い物にならないため、中古品には抵抗がある人もいることでしょう。ですが、しっかりと検品を行なっている会社などであれば、そこまで神経質になる必要はありません。また、専用ツールによるデータ完全消去も行われているので、中古スマホ 危険性が心配な方も安心して使用できます。

②最新機種はほとんどない

中古スマホで最新モデルを探すのは現実的ではありません。なぜなら、市場の数が少ないため入手が難しく、価格も新品とほとんど差がないからです。中古市場は、製品が古くなるにつれて価格も下がっていくのが一般的です。もし、最新機種が欲しい場合は新品で購入するしかないでしょう。

③バッテリーの寿命が短い

中古スマホで特に顕著なのが、バッテリー性能の低下です。スマホのバッテリーには充電回数に限度があり、一般的に500回程度で寿命とされています。前の所有者が高頻度で充電を繰り返していた場合、バッテリーの減りが早いといった問題が発生することも考えられます。信頼できるショップで状態が良いものを探すなど、中古スマホ どこで買うかも重要になってくるでしょう。

中古スマホ 危険性は?

中古スマホのメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、本当に中古スマホは安全なの?とまだ心配に思う人も多いと思います。そこで、中古スマホに潜む危険性についてもう少し解説していきます。

危険性①:赤ロムリスク

赤ロムとは、以前の利用者が何かしらの理由で利用制限がかかり、通信や通話ができなくなったスマホのことを言います。スマホ代金の支払いが滞っていたり、不正な利用があった場合、通信キャリアがそのスマホに制限をかけるのです。その制限のかかった赤ロムスマホを中古スマホとして購入してしまった場合、通信ができないという事態にもなりかねません。

赤ロムかどうかを見分けるためには、各端末ごとに割り当てられた製造番号(IMEI)をもとに、通信キャリアの確認ページからチェックすることができます。

危険性②:危険なアプリがインストールされているリスク

中古スマホを購入した際に、既に遠隔操作ができるアプリが端末にインストールされている場合があります。遠隔操作で履歴を閲覧したり、盗聴や盗撮されるなどの危険性もあります。中古スマホを購入したら、すぐにOSを再インストールして初期化するようにしましょう。

危険性③:盗難品の可能性がある

最近ではフリマアプリなどが当たり前になり、個人でもスマホの売買ができるようになっています。そのため、その出品者が使用していたスマホではない場合も多く、正規に入手している人ももちろんいますが、中には盗難したスマホが出品されている可能性も考えられます。

大手の中古スマホ販売店であれば、そのようなリスクは防げますが、フリマアプリやネットオークションなどで購入する場合は、その出品者が信頼できる人なのかどうかしっかりと見極める必要があります。

中古スマホを購入する時のポイント

これまでお伝えしてきた中古スマホに潜む危険性も踏まえて、実際に中古スマホを購入する上でのポイントをまとめていきます。

  • 大手中古スマホ販売店で購入する
  • 赤ロムかどうかは製造番号(IMEI)からキャリアのサイトで確認する
  • 有害なアプリを避けるため、スマホを初期化する
  • スマホの状態(水没やバッテーリーの消耗、故障など)や付属品、保証などをしっかりと確認する

深く考えず値段が安いからと言って中古スマホを購入してしまうのは少し危険です。まずはこれらのポイントを頭に入れて、お得に賢く中古スマホを購入できるようにしましょう。

最後に

円安や物価上昇などで消費者の節約意識が高まる中、中古スマホの利用ユーザーは年々拡大しています。中古スマホ市場は、2020年に185万台を記録し、2025年には268万台になると予想されているほど人気です。手頃なサブ用スマホをお探しの際は、中古スマホも検討してみてはいかがでしょうか?