Twitterがブランド名変更!イーロンマスクの次の狙いとは?

話題の尽きることのないイーロン・マスク氏、2023年7月24日には長く使われてきたTwitterのトレードマークであった青い鳥のロゴを黒い背景とした「X」に変更しました。今回はそんなイーロン・マスク氏の次の狙いについて調べてみました。

イーロン・マスクとは

イーロンマスク Twitterというワードはよく見るので多くの人が名前は知っていると思います。しかし、実際イーロン・マスク氏とはどういった人なのでしょうか。ここからはイーロン・マスク氏の歴史についてご紹介します。

最初の起業とPayPal

イーロン・マスク氏は弟らと1995年にZip2という会社を設立、地図や道案内などを備えたインターネット上のシティガイドを開発し、やがてZip2は、ニューヨーク・タイムズ、シカゴ・トリビューンと契約しましたがシティサーチ社との合併などの問題で1999年にZip2は売却、マスク氏は7%の株式で2200万ドル受け取りました。その後、同年にマスク氏はオンライン金融サービスと電子メール決済の会社であるX.comを共同設立し、ここから今は有名な「PayPal」のサービスが生まれ成功することになります。2002年にPayPalはeBayに15億ドルの株式で買収され、PayPal株式の11.72%を持つ筆頭株主のマスク氏は1億7580万ドル (約200億円)を受け取り、これを元手にテスラの出資やスペースXの起業に着手したようです。

宇宙開発企業の立ち上げと自動車業界への参入

2002年には宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を起業し、CEOならびにCTOに就任、マスク氏は2004年2月のシリーズAラウンドの出資を主導し、650万ドルを出資して大株主になり2009年には電気自動車 (EV) 開発企業で有名なテスラ社を創業したマーティン・エバーハートとの訴訟和解で、マスク氏はマーク・ターペニングと他の2人とともにテスラの共同創業者に認定されました。現在テスラ社は完全自動運転車の開発も行っており、自動運転ソフトウェアのFSDや自動運転などの構想、2022年にはマスク氏はテスラが開発した人型ロボット「オプティマス」を発表しています。

Twitter買収

その他にもソーラーシティの買収、真空チューブ交通の提唱、超音速eVTOLジェット機の構想、地下トンネル輸送など数々の話題になりましたが、一番は「イーロンマスク Twitter」というワードで話題になったことではないでしょうか。Twitterの買収に関してマスク氏は2017年の段階でTwitterの買収に興味を示して、2022年4月には実際にTwitter買収提案をし、同年10月に買収が完了してしまいした。今回のロゴの変更は1つのアプリであらゆることが可能な 「スーパーアプリ」 の開発への1手ではないかといわれており、今後はこの「X」というアプリを起点として様々な機能を追加していくのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。イーロン・マスク氏が様々なことに興味を持つのは本当に1つのアプリで全てができるようになる世界を目指しているからといえるでしょう。サマーウォーズでも描かれていたOZのような世界がもうすぐそこまできているのかもしれませんね。