近年、YouTubeやInstagram、tiktokなどあらゆるソーシャルメディアはもちろんのこと、各ライブ配信アプリも年々勢いを増してきていて、もはや何も使っていない若者はほとんどいないかもしれません。電子部品や工具の販売店であるRS Components(本社イギリス)のウェブサイトにあるページDid you know?では、自分の生まれた年に何が開発されたのかが分かるようになっていて、これを見ても毎年毎年新たな商品や技術が開発され、今ではテクノロジーの力なしでは生活が出来ないレベルになっています。
ITリテラシーとは?
ITリテラシーとは、「インターネットやコンピューターなどITに関する知識とそれを活用する力」のことを指します。ITリテラシーとは、情報基礎リテラシー・コンピュータリテラシー・ネットワークリテラシーの三つに大きく分けられます。情報基礎リテラシーとは簡潔に言うと、「正しい情報を精査し、活用できる能力」という意味になります。また、コンピュータリテラシーは、「コンピューターやスマートフォンなどの機器を操作することの出来る能力」、ネットワークリテラシーは「ネットワークやセキュリティなどの知識を理解することの出来る能力」です。
ITリテラシーが低いリスク?
テクノロジーやIT技術なしではこの現代社会に生き残ることは難しくなってきます。そんな時代にITリテラシーが欠如していると、社会人として働く際に会社にリスクが生まれます。
- セキュリティリスクが高まる
ITリテラシーが低いと、パソコンが使いこなせないことによって気づかぬうちに情報漏えいを行っていたり、セキュリティ面での会社全体のリスクが高まります。
- トラブルの元
近年よく聞く言葉「炎上」がありますが、まさにこのITリテラシーが低いことが発端となり会社や個人が不祥事によって炎上していることが多々あります。
- 業務効率の悪さ
ITリテラシーが高い人と低い人がいる場合、そこにギャップが生じ、作業によってできる仕事、出来ない仕事が生まれます。そのため、作業効率や生産性が下がることもリスクの一つです。
効率よく身に着ける方法
社員のITリテラシー向上のための社内教育に力を入れている会社も最近では耳にします。新入社員に向けた研修を社内全体でまとめて行ったり、Eラーニングやオンライン研修を推奨していていたりします。
また、新人だけでなく、従業員一人一人が油断をしないように会社全体に向けて定期的に研修や注意喚起を募っていくことも大切であると言われています。