Amazon輸入ツールについて紹介します。
ツールをうまく使いこなせば、大きく「時間の短縮」に役立てることができます。
肉体労働のリサーチを避けるべきです。
あえて、ASIN1項目ごとのコピー&ペ−ストでデータを集める必要はありません。
結論からいうとリサーチツールではアマトピアがおすすめです。
ツールの理由については一部では、否定的な見方もあります。
例えば、リサーチツールなら、「ASINが紐付いている商品同士の比較だけでは誰でも同じデータ抽出することになる商品は飽和する」という意見があります。
たしかに、前提が「小売仕入れ」だとそうなります。
しかし、「家電メーカー〇〇商品は8掛け」であるという想定があればどうでしょうか。
卸し価格を前提として計算にもアマトピアは対応しています。
一見したら、「価格差」がないようにみえても、仕入れの交渉次第でに「価格差をつくり出す」ことができます。
使い方は発想しだいです。
他にはASINが紐付かないものを抽出するというアイデアもあります。
「米Amazonでランクが高いけど日本ASINには出品がない商品は需要があるのではないか?」という仮説
「日本Amazonでランクが高いけど米ASINには出品がない商品は需要があるのではないか?」という仮説
それに、契約送料は業者ごとに料金が違います。
また、一回に送る量によっても送料のディスカウント率が異なります。
1キロで送ったら利益がでないけど、20キロの送付なら利益になる。ということもありえます。
クーリエであれば実重量だけでけなく容積重量を加味する必要があります。
これもツールの計算に組み込めることが理想です。
アマトピアなら搭載しています。
この記事で紹介しているのは、基本的にすべて有料ツールです。
無料ツールでは提供することが難しい高度な機能を持っています。
目次
- 1 Amazon輸入ツールの種類
- 2 ASIN収集ツール「zonASINHunter」
- 3 ASIN収集ツールASIN Getter
- 4 プライスター日本版
- 5 リサーチツール「サヤ取りグローバルせどらー」
- 6 価格改定 出品 販売管理ツール「マカド!」
- 7 統合型Amazonツール「アマトピア」
- 8 オークファンプロ
- 9 中国輸入向けリサーチツール「アマテラス」
- 10 輸出ツールの決定版「PRIMA」
- 11 高機能なリサーチツール「AMACON(アマコン)」
- 12 AmazonSEO対策ツール「easypeasy」
- 13 ASIN⇔JAN相互変換ツール
- 14 ライバルの販売数を丸裸に「在庫チェッカー」
- 15 レビュー依頼ツール「オートセールスマン」
- 16 レビュー依頼ツール「アマスタ」
- 17 1通3円からレビュー依頼ツール「サンクスメール」
- 18 Amazonでフォローメールを自動送信して高評価「amahack」
- 19 最後に
Amazon輸入ツールの種類
Amazon輸入ツールは目的によって、種類がわかれます。
- ASIN収集ツール
- リサーチツール
- 在庫更新ツール
- 価格改定ツール
- 商品情報取得ツール
- AmazonSEOツール
- 顧客フォローツール
単一の機能だけでなく、複数の機能を併せ持つツールも販売されています。
自分の利用する目的に応じて、必要なツールを選ぶことをオススメします。
ASIN収集ツール
商品のASINを取得するツールです。
セラーIDから抽出、キーワードから抽出に対応したツールがあります。
特に無在庫販売を行いたいセラーは大量にASINの抽出は必須の機能といえるでしょう。
- ASIN収集ツール「zonASINHunter」
- ASINゲッター
ASIN収集について以下の記事も参考にしてください。
リサーチツール
商品のリサーチを目的としたツールです。
国内外でASIN紐付き元に価格差を抽出できるツールです。
在庫更新ツール
在庫更新に対応したツールです。
仕入れ元の在庫変動に応じて、自動的に出品を取り下げができるツールがあります。
価格改定ツール
商品の価格改定に対応したツールです
商品情報取得ツール
アマゾンの商品情報を収集できるツールです。
AmazonSEOツール
検索キーワードに対して、自分の商品の順位を確認できるツールです。
日本ではこのタイプのツールは少ないです。
顧客フォロー
レビュー依頼、出品者評価依頼に対応したツールです。
ASIN収集ツール「zonASINHunter」
ASINの収集と、商品詳細データの収集ができるAmazon用のツールです。
Amazonの商品一覧のURLから情報を取得します。
取得方法は、WEBスクレイピングです。
Amazonでの正規の取得方法であるPA-API、 MWS-APIでの取得ではない点には注意が必要です。
ウェブスクレイピング(英: Web scraping)とは、ウェブサイトから情報を抽出するコンピュータソフトウェア技術のこと。ウェブ・クローラー[1]あるいはウェブ・スパイダー[2]とも呼ばれる。 通常このようなソフトウェアプログラムは低レベルのHTTPを実装することで、もしくはウェブブラウザを埋め込むことによって、WWWのコンテンツを取得する。
出典 wikipedia
基本的な使い方については別の記事でまとめています。
「ASIN収集ツール zonASINHunterの使い方」
ASIN収集ツールASIN Getter
http://zaikochecker.jp/asin_auth/presen0/
- 動作環境:ウィンドウズ、Mac対応
- セラーID抽出
- セラーの全商品をランキング順に並び替えができます!
プライスター日本版
http://pricetar.com/lp/pricetarlp/it/index.html
プライスターの主な機能
- かんたん出品
- 価格の自動変更
- 売り上げ自動計算
- サンクスメール
- リピート販売
- 月間ランキング
- ランキング&価格グラフ
- インストール不要
- かんたん初期設定
リサーチツール「サヤ取りグローバルせどらー」
対応国:日本、アメリカ、カナダ、イタリア、スペイン、フランス、イギリス、ドイツ。
価格改定 出品 販売管理ツール「マカド!」
自動価格改定
高速価格改定、ランキングを考慮した価格改定、カテゴリーを考慮した価格改定、カートをターゲットとした価格改定、常時最安値追従、中古商品のコンディション合わせでの価格改定、ライバル価格より値上げもできたりとありとあらゆる機能を搭載しています。
自己発送・FBA出品機能
1商品の登録は僅か数秒で終了します。
SKU自動生成、商品説明リマインド機能、自動最安値設定、FBA納品プラン管理、別の納品プランへの商品移動、商品ラベル印刷機能、納品書印刷機能、出荷ステータス追従機能、貼り直し用単発商品ラベル印刷機能等こちらもあらゆる機能を搭載しております。
売上管理
リアルタイムでの販売履歴の閲覧が可能です。
売れた商品すべてが一つ一つ表示され、月別の売り上げはグラフでも表示されます。出荷ステータスの追従もしているので、その商品がまだ保留中か発送済みかなども一目で把握できます。
統合型Amazonツール「アマトピア」
統合型Amazonツールです。必要な機能ごとに申し込むことができます。
※アマトピアは紹介制のツールです。
在庫追跡、アマゾンSEOツールは日本では少ないため需要分析に最適です。
アマトピアの主な機能
- 商品リサーチ機能 月額9800円
- 在庫追跡機能:月額4980円 在庫追跡機能は各国のAmazonの商品ページの在庫数の変化を取得することができる機能。
- 価格改定機能:月額2980円 価格改定機能はカート価格や最安価格、自分で設定した仕入れ価格に基づく自動の価格改定。
- 顧客フォロー機能:無料 顧客フォロー機能は商品を購入したお客さんにレビューをもらったり悪い評価を書き直して貰うためのメール配信ツール
- 売上分析機能:※公開前 売上分析は今までの販売実績から次に商品を何個仕入れればいいか予測をしたり実際にどの商品がどれだけ利益を出しているか計算するためのツールです。
- 商品出品:月額無料
※必要な機能を選んで導入可能
商品リサーチ機能
アマトピア商品リサーチ機能では大きく分けて4つです。
- キーワード、カテゴリからのリサーチ
- 商品ブランド、カテゴリからリサーチ
- セラーIDまたは出品者URLからのリサーチ、
- csvデータ(ASIN,JAN,EAN,UPC)からのリサーチ
在庫追跡機能
在庫追跡機能は各国のAmazonの商品ページの在庫数の変化を取得することができる機能です。
この機能により各国のAmazonのテストマーケティングが可能になります。
商品を出品しようとしているページ、自社商品に似た商品を販売しているページを対象にデータを取得し需要予測に役立てることができます。
商品ページだけではなくユーザーIDから情報を取得することも可能でライバルがどれだけ商品を売っているかを調べることも出来ます。
上位FBAセラーだけを追
ASINまたは商品URLを元に設定した商品の在庫数、ランキング数の変化を取得可能
出品者出荷では在庫数を自由に変えることができてしまう為正確性に欠けますが
FBA出品者の在庫数の減少≒売れた数と捉えることのできる為仕入れ数を判断するときに役立ちます。
※取得情報は毎日24時に更新。
価格改定機能
- 価格改定機能はカート価格や最安価格、自分で設定した仕入れ価格に基づく自動の価格改定。
- Amazon、楽天、Yahooショッピング、ヨドバシカメラといった仕入れ価格を参考に価格改定をすることが出来ます。
- 自動価格改定機能
- 在庫確認・自動出品停止機能
- Amazonポイントや配送料も考慮
- 利益率の一括計算
- 商品コンディション別の改定
- 限界価格の設定
顧客フォロー機能
顧客フォロー機能は商品を購入したお客さんにレビューを依頼したり悪い評価を書き直して貰うためのメール配信ツールです。
特に新商品を販売する場合はレビューをもらう仕組みは必須となります。
特定の商品ごとに配信文を変えたりレビュー依頼メールを送るタイミングを変えることも出来ます。
日本語テンプレート英語テンプレートをそれぞれ用意していますがテンプレートを追加することも可能です。
- 評価依頼機能
- ステップメール機能
- ショートカットタグの挿入
- 条件別配信機能
- 世界中のAmazonに対応
- 無料提供
出品管理機能
出品管理機能はASINやJANコードからの単独出品はもちろん、csvからの一括アップロードを可能とする機能です。
商品リサーチ機能の出力結果をそのままアップロードすることが出来る。
価格改定機能の限界価格や改定ルール、仕入れ元URLの設定を設定することも出来ます。
- ASIN,JANコードによる簡単出品
- csvアップロードによる一括出品
- 商品リサーチ機能との連携
- 価格改定機能との連携
- ブラックリスト設定による違反商品の出品防止
- セラーセントラルへのログイン不要
WEBサーバー型のツールですので、PC環境を選ばす利用できます。
アマトピアとはAmazon販売用の商品リサーチ、価格改定、売上分析、在庫追跡、広告運用、商品出品、顧客フォローの7つの機能を要した統合型ツールです。
出費を抑えるためにユーザー様が必要としている機能だけ契約いただく形となっております。
アマゾンを活用してユートピア(理想郷)を手に入れる、ことを由来としています。
出典 アマトピア
オークファンプロ
オークファンプロの主要な機能はアマゾンではなくヤフオク用です。
「Amazon検索」機能で大量にデータ取得できるため、このデータをよく活用します。
例えば、
- 卸し取引先候補のリストアップ
- 別のツールに読み込ませるためのASIN集め
という使い方をしてます。
オークファンプロのダウンロードデータ
中国輸入向けリサーチツール「アマテラス」
http://www.amateras1.biz/it.html
特徴
- 狙った商品の売れた個数を日々追跡できる
- パワーセラーの売れ筋商品がひと目で分かる
- 全カテゴリーを最下層まで掘り下げて、キーワードや価格帯、出品者数などで絞り込み、売れ筋商品を見つけられる
- 海外サイトから最短1クリックで仕入れ先を探し当てられる
- 仕入れ先の原価を入力するだけで諸費用を考慮した利益額・利益率が分かる
- 仕入れ履歴や利益計算が一括管理できる
- カタログ作成時のキーワード候補がすぐに手に入る
輸出ツールの決定版「PRIMA」
- ASINを元にアマゾンから様々データを取得できるツールです。
- Amazon輸出無在庫販売のパワーセラーEikingさんプロデュースの無在庫販売に適したツールです。
- ローカルPCへのインストール型ツールです。
プライマ単体ではAmazonからASIN情報を取得する機能がありません。
ASINデータの収集には「zonASINHunter」等のツールを使うとよいでしょう。
プライマの2つの機能
プライマの機能は大きくわけて機能は2つです。
- 自動価格改定モード
- データ取得モード
データ取得モード
- インポートしたファイルのASINコードを元にAmazonから価格商品データ取得
- 最安値価格に関してセラー条件を設定可能
自動価格改定モード
- 自動価格更新したSKUリストを定期的な自動価格改定
- 競合オファーの条件設定も可能
PRIMAは海外展開する企業・個人をサポートする強力なamazon販売支援ツールです。
ASINコードを元に全世界8カ国amazonの最安値価格や各種商品データをMWS-APIで取得します。
また、FBAセラー向け自動価格改定機能も実装しています。amazon輸出やamazonでの販売向けの業務支援ツールです。
出典 PRIMA
高機能なリサーチツール「AMACON(アマコン)」
- 内外価格差比較のためのリサーチ用ツール。一回の抽出で2万件まで対応
- 料金 9800円/月
- 動作環境 Windows XP以降/Mac OS 9以降 推奨メモリ2GB以上
- 検索機能 キーワード、URL、セラーID、JAN・ASIN検索
- 検索結果から、Amazon一括出品用ファイルを作成する機能
- CSVエクスポート可能
アマコンはローカルPCへのインストール型のリサーチツールです。
※新規のサービス提供は終了。既存ユーザーへの対応のみ
日本のAmazonと海外のAmazon のデータを元に商品の価格差、利益、利益率、ランキング、出品者数、在庫数などの
情報を抽出し効率良く利益を上げるための仕入れ商品を見つけることを目的に作られたツールです。
出典 アマコン
AmazonSEO対策ツール「easypeasy」
ASIN⇔JAN相互変換ツール
こちらは自作のツールです。
ASINからJANあるいは、JANからASINへの一括変換に対応したツールです。
リサーチ系ツールは、ほとんどは「Amazon同士の価格差」検索です。
問屋によってはJANと卸価格が一覧になったリストをもっています。
しかし、問屋でAmazon用のASINのリストは持っていることはほとんどありません。
そこでこのツールを介することで「問屋の卸値とAmazonの販売価格」を元に利益シミレーションする目的で使っています。
問屋のJANリスト→ASIN変換→リサーチツール読込→エクスポート
一般販売はしていませんが、もし興味があればお問い合わせください。
ライバルの販売数を丸裸に「在庫チェッカー」
※期間限定で年数回ユーザー募集
- 動作OS Mac対応 windows対応
- 料金 年間42,900円(月額換算3,575円)
- ASIN数最大1000個対応
- ASIN1000件対応
※在庫チェッカーは24時間起動でASIN1000個程度を一巡できるよう設計されています。
ただし、出品商品のセラー数にも左右されるため、目安とはなります。
レビュー依頼ツール「オートセールスマン」
※不定期販売
レビュー依頼ツール「アマスタ」
スタンダードプラン
- 30日間無料
- 月額費用:1980円
- メール配信数:5000/ウキ
- メール登録数:1注文3通まで
- 配信除外機能 注文番号単位、商品コンディション単位
1通3円からレビュー依頼ツール「サンクスメール」
https://store-can.appspot.com/lp/thanksmail
- 月額:無料
- 料金:3円/1通 (1000通送ると3000円)
- 複数セラー対応(1アカウントで複数の販売セラーをまとめて管理)
- 配信除外設定(SKUごとにメール配信停止設定が可能)
- 文面自動切り替え(FBA・自己出品でメールの文面を自動で切り替え、自己出品だけ配信しないことなども可能。)
- 2段階メール(1購入者に対して最大2通までメール送信が可能)
- まとめ
Amazonでフォローメールを自動送信して高評価「amahack」
https://nakano-ws.com/rep/amahack
最後に
ツールを導入する前に、「自分自身が課題としているのは何か?」を明確化しましょう。
その課題を解決できるツールなのか?
各サイトの仕様をよく読んで確認してください。
勘違いしてはいけないのは、「ツールが勝手が稼がせてくる」わけではないことです。
あくまでも元となるリサーチ理論、仮説ありきです。
必要に応じて、ツールを導入してAmazon輸入販売の時間短縮しましょう。
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