仮想通貨の取引量が1日で世界最大を誇る仮想通貨取引所、Binance(バイナンス)。世界的に有名な取引所ではあるものの、日本での利用が認められていないことから、あまり使用していない人もいるかもしれません。2023年8月、バイナンスジャパン(Binance Japan)から取引プラットフォームがリリースされました。このプラットフォームはバイナンス 日本で使用する人向けです。これにより仮想通貨BNBは、国内初の取り扱いとなりました。「バイナンスジャパンとは?」「バイナンス 日本向けのサービス内容は?」といった疑問を持った方に向けて、この記事では
- バイナンスジャパンとは?
- バイナンスジャパン設立の背景
- バイナンスジャパンのサービス内容は?
について解説していきます。この記事を読むことでバイナンスジャパンについてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
バイナンスジャパンとは?
バイナンスジャパン(Binance Japan)とは、仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が日本国内でサービスするために設立した、日本法人の社名やサービス名称です。バイナンスジャパン(Binance Japan)株式会社は、2023年8月1日に日本の法令に基づいた取引プラットフォームを提供し運営しています。バイナンスは、世界高水準のセキュリティシステムを導入しているため、その技術を利用して日本の仮想通貨市場の活性化に貢献することを期待されています。
バイナンスジャパン設立の背景
- 2018年:バイナンスは日本に進出したが、許可なく運営していたと金融庁から警告を受け、日本から撤退
- 2022年11月:日本の暗号資産市場が1兆円を超え、今後も拡大が見込まれることから、バイナンスはサクラエクスチェンジビットコインを買収し、日本市場に参入
- 2023年5月:バイナンスは日本の法令遵守のもと、日本居住者向けの取引プラットフォームをリリース予定と発表
- 2023年5月31日:サクラエクスチェンジビットコインの国内取引所取次サービスを終了
- 2023年8月1日:サクラエクスチェンジビットコインは社名をBinance Japan株式会社へ変更し、新たな取引プラットフォームをリリース
バイナンスジャパンのサービス内容は?
2023年8月時点で、バイナンスジャパンが提供しているサービスは以下の通りです。
- 日本円の入出金及び暗号資産の入出庫
- 暗号資産取引(現物取引)
- 暗号資産販売所(コンバート)
- 貸暗号資産(シンプル・アーン)
- 自動購入(オート・インベスト)
- NFTマーケットプレイス
- API接続
対応銘柄
バイナンスジャパンは34銘柄に対応しています。対応している銘柄は、以下の通りです。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- CHZ(チリーズ)
- SOL(ソラナ)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- ADA(エイダコイン/カルダノ)
- BNB(バイナンスコイン)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- DAI(ダイ)
- DOGE(ドージコイン)
- TRX(トロン)
- DOT(ポルカドット)
- ENJ(エンジンコイン)
- MATIC(ポリゴン)
- MKR(メイカー)
- IOST(アイオーエスティー)
- JASMY(ジャスミーコイン)
- ONT(オントロジー)
- QTUM(クアンタム)
- SAND(サンドボックス)
- XLM(ステラルーメン)
- XTZ(テゾス)
- XEM(ネム)
- LINK(チェーンリンク)
- ZIL(ジリカ)
- ALGO(アルゴランド)
- ASTR(アスター)
- ATOM(コスモス)
- AVAX(アバランチ)
- AXS(アクシー・インフィニティ)
- SHIB(柴犬コイン)
まとめ
今回は、バイナンスがリリースした、日本国内向けのサービス「バイナンスジャパン」について解説しました。日本でもバイナンスが利用できるようになったので、暗号資産の幅が広がりますね。NFTのマーケットプレイスも設立されているので、クリエイターはバイナンスジャパンを登録して、自身のNFTを販売してみては如何でしょうか。