「ECサイトを作りたい」「ネットで店舗を構えたい」と思っていても、何から始めたら良いのか悩みますよね。ただ、実店舗を構えるわけでは無いので、素人でも簡単にできそうなイメージがある人も多いのではないでしょうか。最近では、誰でも手軽に利用できるプラットフォームなども誕生していて、自分でECサイトを作ってビジネスを始めることは、以前に比べてハードルが下がってきていると言えるでしょう。
ECサイトで自分の店を運営する夢を叶えるためには、まず始めにECサイトの作り方を知る必要があります。そこで今回は、素人でも簡単にできるECサイト 作り方にはどのようなものがあるのか、特徴と費用を紹介していきたいと思います。
ECサイト 作り方 ４つの特徴
ECサイトとはインターネット上で商品を売るために開設したウェブサイトのことで、4つの作り方があります。
1. ショッピングモール型
ネット上にあるショッピングモールのこと。Amazonや楽天、Yahoo！ショッピングのように複数店舗が集まってできています。
登録したらすぐに出店ができるので、素人でも簡単に作れるECサイトです。
決済や集客はモール側が行いますが、広告費や手数料などの費用がかかります。
2. ショッピングカートASP
インターネット上で利用できるショッピングカートのシステムです。必要な機能が標準で備わっていて、初期費用や運営費を安く抑えられるのもメリット。
サイトのショップイメージを自由に考えることができますが、集客は自分で行う必要があります。
3. ECパッケージ
あらかじめ用意されている機能をもとにECサイトを作ります。
費用が安く、デザインも自由に決めることができます。サーバーの設定は行う必要があり、手間がかかるので素人には難しく感じるかも知れません。
4. フルスクラッチ
何もない状態からECサイトをプログラム開発して作り上げる方法です。
デザインは自由に決められますが、プログラミング言語の理解が必須となります。プロに依頼すると費用がかかり、素人が簡単にできるものでなさそうです。
素人が簡単にできるのは、ショッピングモール型またはショッピングカートASPでのECサイト 作り方になるのではないでしょうか。次におすすめのECサイトを確認しましょう。
初心者におすすめショッピングモール型サイト3選
1. Yahoo！ショッピング
- 初期費用：無料
- 毎月の固定費：無料
- 販売に掛かる費用：5.6％
2022年10月にYahoo！ショッピングとPayPayモールは統合され、回遊性の向上が期待されます。
2. 楽天
- 初期費用：60,000円
- 毎月の固定費：3つのプランより選択
- 例）がんばれプラン！…19,500円
- 販売に掛かる費用：10.4％
プランによっては、売り上げが伸びれば販売費用が下がる設定になっています。
売上高、出店数も1番の規模なので、知名度を上げたい方向けです。
3. Amazonジャパン
- 初期費用：無料
- 毎月の固定費：2つのプランより選択
- 小口出品プラン…無料／大口出品プラン…4,900円
- 販売に掛かる費用：小口出品プラン…商品ごとに100円／大口出品プラン…無料
- 販売手数料：8〜15％
日本で最大級の利用者がいるサービスです。簡単にはやくショッピングモールでの販売を始めたい方におすすめです。
初心者におすすめショッピングカートASPサイト3選
1. BASE
- 初期費用：無料
- 毎月の固定費：無料
- 販売に掛かる費用：6.6％
初期費用、毎月の固定費が無料です。簡単な操作でショップデザインを作れます。
2. カラーミーショップ
- 初期費用：無料
- 毎月の固定費：プランによる レギュラー4,950円
- 販売に掛かる費用：無料
ECサイト運営がローコストで実現できます。手厚いサポートがあり、ECサイト運営初心者でも安心して利用できます。
3. Store
- 初期費用：無料
- 毎月の固定費：プランによる（フリープラン…無料）
- 販売に掛かる費用：５％〜
デザインテンプレートが豊富で、設定も無料で出来ます。
最後に
費用や作りやすさを考えると、webサイトの知識が少ない素人の方にはショッピングモール型または、ショッピングカートASPでECサイトを作れば良さそうですね。
ショッピングモール型は知名度があり、モールに出店しているだけで集客効果があります。
費用だけではなくモールの集客や売上高も考える必要がありそうです。売上高が高いということは、買い手が多いことを意味しています。
ショッピングカートASPは、自分が作りたいショップのイメージで作れますが、集客は自分でしなければなりません。SNSを通して自分の信頼残高をためておく必要がありそうです。
自分が今後どのようなECサイトを展開していきたいのかを考えた上で、ECサイト 作り方を検討されてはいかがでしょうか？