キーワード分析に時間がかかっていませんか?
例えば、キーワード解析を行うとき、検索サジェストツールでキーワードを収集→googleキーワードプランナーで需要で検索→競合の調査
というように何段階かにわけて調べている方も多いでしょう。
オススメのキーワードツールKWFinderを紹介します。
KWFinderでキーワード検索すると、キーワード解析に必要な情報が一発で表示されます。
「関連キーワード」、「検索ボリューム」、「SEO難易度」、「推奨入札単価」、「トレンドグラフ」、「ランキング上位の競合サイト」の情報を一目で確認できます。
海外製のキーワードツールですが、日本にも対応しています。
デザインもシンプルで見やすく、色分けてされているため、視覚的にも情報を認識しやすくなっています。
KWFinderは、特にロングテールキーワードを見つけるための用途しておすすめのキーワードツールです。
目次
なぜキーワード解析が必要なのか?
なお、このツールは直接的にAmazon内キーワードの解析ができるツールではありませんが、
商品の需要のチェックするためは「検索エンジン」の需要チェックもかかせません。
グーグル検索での需要大きい=Amazonでも需要が大きい可能性が高いという仮説は成り立ちます。
ただし、Google検索のお客さんは必ずしも商品を購入する目的で検索すわけではありません。
一方、Amazonの顧客は商品を購入することを前提に探しています。
例えば、「ニンテンドースイッチ」を例とします。
- グーグルで「ニンテンドースイッチ」検索する人→使い方や設定を調べている場合もある
- Amazonで「ニンテンドースイッチ」検索すお客さん→商品を購入することを前提に探しています。
この違いは知っておく必要があります。
ネットショップの運営では直接的に商品の購入な結びつかないキーワードでもコンテンツをつくり、
将来的なお客さんたいして、訴求するコンテンツマーケーケティングも重要です。
PPCで集める場合は、「今すぐ客」に対して、訴求するキーワードを設定する必要があります。
mangools3つのSEOツール
mangoolsとは、スロバキアのIT企業です。
2014年スタートの小規模な会社でありながら、使いやすいサービスで多くの利用者を確認しています。
「mangools」では3つのSEOツールをサービス提供しています。
- KWFinder:Keyword research キーワードリサーチ ※この記事で解説
- serpchecker:SERP analysis 競合解析
- serpwatcher:Rank tracking ランク追跡 ※サービスリリース前
今回は、この3つのSEOツールのうち、KWFinderを紹介します。
キーワードツールKWFinderとは?
KWFinderは、検索数、関連キーワード、競合調査を簡単にチェックできるキーワードツールです。
特にロングテールキーワードを見つけるための目的に適したツールです。
フリープランの場合、1日3回の制限があります。
KWFinderはブラウザ上で使用できるのでソフトをインストールする必要もありません。
必要な情報を1画面に集約
KWFinderの分析結果画面には、必要な情報が集約しているため、調べたいキーワードに関する情報が簡単に把握できます。
これらの情報をあつめようと思ったら、通常、バラバラに複数のサイトを駆使して集めなけばなりません。
機能
- 日本にも対応
- 検索ボリューム確認:◯可能
- サジェストワード抽出:◯可能
- キーワード一括インポート機能:◯
特徴
- 関連キーワードなど
- 月間平均検索ボリューム
- 推奨入札単価(1クリックあたりの平均単価)
- 競合性(入札している広告主の多さから算出される指標)
- Googleトレンドグラフ(検索ボリュームの変化)
- 検索上位の競合サイト
KWFinderの最も簡単な使い方としては分析結果表示された「色」で難易度を判断することです。
赤に近いほど競合つよく上位表示が難しいキーワードであることを意味します。
- 緑:簡単
- 黄色:難易度は中くらい
- 赤:難しい
KWFinderの3つの価格プラン
KWFinderのプランは「Basic」「Premium」「Agency」の3通り。
プランによって、検索回数、SERP、関連キーワード数の表示数の制限が違います。
無料試用で気に入ったら、有料プランに登録しましょう。
mangools Basic | mangools Premium | mangools Agency | |
---|---|---|---|
料金(月契約) | $49.9 | $69.9 | $129.00 |
料金(年契約) | $29.9 | $39.9 | $79.9 |
検索キーワード数 (24時間あたり) | 100 | 500 | 1200 |
関連キーワード表示数 | 200 | 700 | 700 |
SERP解析表示 (24時間あたり) | 100 | 500 | 1200 |
キーワード追跡数 | 200 | 700 | 1500 |
ドメイン追跡 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
キーワード追跡 の更新頻度 | 毎日 | 毎日 | 毎日 |
バッキリンク解析 (24時間あたり) | 2000 | 7000 | 15000 |
管理アカウント数 | 1 | 3 | 10 |
詳細:検索数、競合調査、SEO難易度をまとめて調査!キーワード分析ツール KWFinder の使い方
キーワードツールKWFinderの登録方法
キーワードツールKWFinderの登録方法を説明します。
- KWFinderにアクセスします。
- 「Register」にアクセスします。
- 「メールアドレス」、「パスワードを設定」し、「Continui to KWFinde」をクリック
- 以上でアカウント登録は完了です。
ログイン
- KWFinderにアクセスします。
- 画面右上の「Sgin In」にアクセスします。
- 管理画面に移動します。
KWFinderの使い方 キーワード検索、分析結果確認
KWFinderの使い方を説明します。
1.キーワード検索
キーワード、エリア、言語を入力し「Find keywords」をクリックし検索します。
※エリア、言語を指定しない場合、対象が全世界になります。
日本国内を対象として検索を行いたい場合、エリア:Japzn、言語:Japaneseを選択します。
2.キーワード分析結果の確認
キーワード検索すると分析結果が表示されます。
検索結果は大きくわけて以下の4つに分かれています。
・キーワード
・SEO難易度
・トレンド
・競合サイト
この4つについて詳しくみていきましょ。
キーワード
「キーワード」では検索キーワードの検索結果が以下のように表示されます。
関連キーワードが表示され、ぞれぞれの検索数、SEO難易度、などの情報が表示されます。
Webサイトを作成したばかりでドメインが弱い段階ではなかなか上位サイトに勝つことができません。
そこで、競合が競合Webサイトがが弱いをキーワードを狙ってそのキーワードに対して対策します。
ライバルが少ないキーワードでの上位表示を目指します。
- Suggestion サジェストワード:検索キーワードに対して関連するキーワード
- Trend トレンド : 過去12ヶ月間の検索動向をグラフで表示
- Search 検索 :最近12か月間の月間平均検索ボリュームを表示(完全一致)
- CPC :キーワードのクリックあたりの平均単価。通貨単位はドル表示です。
- PPC :PPC広告における競争のレベル(0〜100)数字が高い競合が多いことを意味します。
- DIFF :上位表示の難易度 (0〜100)
DIFFはKWFinder独自の数値を思われます。この数値が大きいほど、そのキーワードでの上位表示が難しいことを意味します。
CPCはそのキーワードの入札価格の目安になります。CPCが高いほど競合が多いのキーワードであることを意味します。
SEO難易度
SEO難易度とは検索結果に上位に表示させるための難しさが数値とグラフで表示されます。
キーワードのSEO難易度は0〜100で数値し表示されます。
この数字が大きいほど、SEO難易度が高く上位表示が難しいこと意味します。
- 0 – 9: effortless 非常に簡単
- 10 – 19: go for it とても簡単
- 20 – 29: easy 簡単
- 30 – 39: still easy 難しくない
- 40 – 54: possible 可能
- 55 – 74: hard 難しい
- 75 – 89: very hard とても難しい
- 90 – 100: don’t do it 非常に難しいの諦めてた方がよい
トレンド
トレンドでは過去1年間のキーワード検索ボリュームの需要の推移をグラフで見ることができます。
単位の見方に「k」という表示は、000のことです。
例えば、上記のグラフでは5月の検索数が21.7k =217,000ということです。
競合サイト
競合サイトでは、検索キーワードに関連する競合サイトが表示されます。
調べたキーワードに対してSEO上強い競合サイトを調べることができます。
強力なライバルがいる場合はそれでだけ上位表示は難しくなります。
上記の例では「キーワードプランナー」と検索しているので、一番上には、グーグルのキーワードプランナーの公式サイトが一番上に来ています。
それぞれの項目の説明は以下の通りです。
Google SERP
競合ページのURL
DA(Domain Authority)-ドメイン オーソリティ
ドメイン オーソリティとは米国で有名なSEO会社「Moz」によって開発されたドメインの権威表す数値です。
数字が大きいほど信頼性の高いサイトということです。そのキーワードでの強力なライバルということです。
PA(Page Authority)
ページオーソリティも「Moz」によって開発された指標です。
DAがドメインに対して指標なのに対し、PAは個別ページの権威性を表します。
DAの数字が大きいほどそのキーワードでの強力なライバルページであることを表します。
MR(MozRank)Mozランク
米国SEO会社「Moz」開発の数字です。
MT(MozTrust)Mozトラスト
リンクの信頼性。米国SEO会社「Moz」開発の数字です。
リンク
リンク数を表します。被リンクの数が多ければ強いサイトであることを示します。
FB:
Facebook(フェイスブック)のいいね数を表します。
いいね数が多い場合、支持を集めているサイトであると言えます。
TW
Twitter(ツイッター)でのツイート数
ツイート数が多ければ、話題になっているサイトであると判断できます。
G+
Google+数
Google+数が多ければ、支持を集めているサイトであると言えます。
Rank
競合ランクです。0〜100で表示されます。
数値が小さいほど上位表示が簡単、大きいほど上位表示が難しくなります。
Est.visits
Est.visitsとは月あたりの、推定月間訪問数です。
KWFinderの検索結果、キーワード、SEO難易度、トレンド、競合サイトの説明は以上です。
KWFinderの使い方 複数キーワードの一括インポート
KWFinderでは複数のキーワードを一括インポート(読み込み)し検索できます。
以下の方法でインポートが可能です。
- キーワードを別々のタグとして書く
- TXTまたはCSVファイルをアップロードする
- ファイルをドラッグ&ドロップする
上部の「Import」メニューからインポートします。
対象国のエリアを選択(日本なら「japan」)し、「Import to kwfinder」をクリックします。
インポートできるキーワードの数の制限
kwfinderでインポートできるキーワードの数には次の制限があります。
kwfinderには3つにプランがあり、プランごとに制限があります。
- Basic plan: 1日100回、最大200のキーワードをインポート= 20,000のキーワード
- Premium plan: 1日に500件のキーワードを最大700個までインポート= 35万のキーワード
- Agency plan: 1日あたり1200回のキーワードを700個までインポート= 840,000個のキーワード
KWfinderのヘルプページ
KWfinderではヘルプページが用意されいます。上部メニューの「Help」➔「KWFinder guide」からヘルプページにアクセスします。
解説はすべて英語なので、英語が苦手な方はブラウザの翻訳機能を使うとよいでしょう。
ブラウザがGoogle Chromeなら、右クリックして「日本語に翻訳」選択すれば、日本語に翻訳できます。
他のキーワードツールとの比較
KWFinderと似たような機能をもつキーワードツールが「SEMrush」と「Moz Keyword Explorer」です。
どちらも試用ができるので実際使ってみてから確かめるといいでしょう。
あまりに高いコストをかけたくないけど、効率的にキーワード分析を行いたい人にはKWFinder がオススメです。
見易いデザインなので、初心者にもおすすめです。
KWFinder
- 月額$29〜
- 月額$12.42〜(年間契約)
Moz Keyword Explorer
- 月額$99〜
Moz Keyword Explorer とは米国の老舗がSEO会社「Moz」が提供しているキーワードツールです。より詳細で本格的な分析を行いたい、SEO業者、WEBサイト運営者向けのツールです。
SEMrush
- 月額$99〜
SEMrushは、特に米国のブログアフィエイターに人気の高いあるツールです。
最後に
見やすく使いやすいオススメのキーワードツールKWFinderを紹介しました。
別の記事では複数のキーワードツールを比較紹介していますので、あわせてチェックしてください。