Amazonで販売で次の悩みはありませんか?
「Amazonで新規カタログ登録したけれど、商品が売れない、なかなかアクセスが増えない』
「Amazon内での検索結果には競合商品ばかりで自分の商品は後方に追いやられて儲からなくなった。
目次
AmazonSEOの前に考えることは?
AmzonSEO対策を行う前にまず考えなければならないことは、「良い商品を提供」することです。
品質が悪く、お客さんにとって価値の低い商品に対してSEOを施しても意味がありません。
AmazonSEOとは?
AmazonSEOとは、Amazon内で検索で、自分の商品が上位表示されるよう最適化することです。
「SEO」はウェブマーケティングの世界では頻繁に登場する言葉です。
SEOとは?
SEO(Search Engine Optimization)の略で、「検索エンジン最適化」という意味です。
GoogleやYahooなどの検索エンジンで、特定のキーワードで検索したとき、上位表示のための最適化の施策を指します。
Amazon内SEOとは?
Amazon内mp検索で、商品が上位表示されるよう最適化することをAmazon内SEOと言います。
なぜAmaozonSEOが必要なのか?
検索結果の後方 ほどクリック率が下がることがわかります。
Amazonでも全く同じように当てはまるわけではありませんが、キーワード検索結果の後方ほどアクセスは少なく、
購入者に選ばれる商品は上位表示されている
Amazonでよく売れている商品は検索結果の上位に位置しています。
「自分の商品ページへの想定検索キーワード」で検索したとき、自分の商品がどの位置に表示されるか確かめていますか?
購入者に選ばれるためには、多くのアクセスを期待できる1ページ目への表示を目指すことがAmazonSEOでは大事です。
お客さんが商品ページに辿り着く2つの経路とは?
AmazonSEOを考える上で、まず二つの経路について考えます。
Amazonの購入者が商品を購入するまでの行動経路は大きくわけて「検索型」と「カテゴリ型」に分類できます。
検索型:検索型とはキーワード検索から商品ページに辿り着くことです。
カテゴリ検索:カテゴリ検索とはカテゴリから辿って商品ページに辿り着くことです。
前者を重視した「検索型」をAmazonSEO対策を施します。
Amazonでは検索型でたどりつくユーザーの割合の方が大きいためです。
「検索型」の購入経路
あなたが、Amazonで買い物するとき、どういう経路で商品に辿り着きますか?
お客さんとしてAmazonで買い物するときをイメージしてみください。
例えば、iphoneのケーブルの購入検討中で、どんな商品を買おうか探しているとしましょう。
予め具体的なメーカーや型番が決めっていない場合は、「iphone ケーブル
さて、この大量の検索結果の中からどうやって購入する商品を絞りこみますか?
この例では、検索結果は約8万件です。
検索結果後方のページまで全商品をくまなく調べ比較検討することはまず無いはずです。
数ページ先まで見ていくつかピックアップし
最終的には、上位ページに表示されていた高評価のレビューが多くついた商品を選んでいるケースが多のではないでしょうか。
検索順位は3位以内を目指す!
獲得したい検索順位は3位以内が理想です。
以下の画像はヒートマップといってユーザーの行動を可視化したものです。
赤い色の部分ほどよくクリックされていることを意味します。
特にトップ3の商品画像にクリックが集中しているのがみて取れます。
トップ3に集中するのは、スマホから買い物するユーザーの比率も関係していると考えれます。
Amazonにスマホから閲覧したとき、検索結果で1ページ内に表示されるのは3商品です。
検索順位については、「ネットショップの運営で検索順位チェックが重要となる理由【初心者向け】」でも解説しています。
主にグーグルの検索順位についての説明ですがAmazonでも関係のある話しです。
出典:SEOmaxx.com
検索結果後方はアクセスの機会が少ない!
上記の検索例のように購入者の立場に立ってみれば考えてみればわかるとおり、
検索結果の後方へ行けば行くほど、商品を見てもらう機会すら与えられません。
当然、商品を買ってもらえる可能性は低くなります。
Amazon内検索結果上の自分の商品の表示位置は、
商品の売上を左右する重要なポイントであることがわかると思います。
したがって、なるべく1ページ目、できれば一番トップの3以内の表示を目指したAmzonSEO対策が必要です。
Amazonの検索エンジン「A9」とは?
Amazonで商品検索をしたことがある人なら、誰もが利用しているものです。
日々、WEB上から膨大なデータを収集しています。
ユーザーが欲している最適なWEBサイトを検索結果に反映させています。
おそらく、Amazonの検索エンジンはグーグルをモデリングして開発していると考えられます。
「どんなキーワードで検索した時が購入率が高かったのか?」
AmazonSEO対策の7つポイント
AmazonSEO対策攻略には次のポイントが大切です。
- 販売個数を増やす
- 商品レビューを集める
- 適切なキーワードをいれる
- 商品画像の最適化
- 成約率を高める
- クリック率を高める
- 在庫数をキープする
販売個数を増やす
販売個数はAmazonSEO対策上、非常に重要度が高い項目のひとつです。
Amazonでは直近で多くの数量を販売した実績があるほど、検索上位に表示されAmazonSEO上有利です。
「検索結果で上位表示されているから売れる、売れているからさらに売れやすくなる」
というサイクルにのせることを目指しましょう。
直近の売上重要
また、AmazonSEO上では「直近」の販売件数が重要です。
1年も2年も前の「過去」に大量に販売した売上実績があっても、いつまでも上位表示できるわけではありません。
具体的にどの期間まで遡りランキング反映しているのかはAmazonはアルゴリズムを公開していません。
推定ですが、直近の1週間〜1ヶ月の個数は重要です。
販売個数を増やすための「戦略的」な値下げ
販売個数が多いほど上位表示されやすいというA9のアルゴリズムの特定を生かした方法を紹介します。
「上位表示させるための広告費」として価格を下げるAmazonSEO対策です。
この戦略は以下の流れで行います。
価格を下げる
まず、損益分岐点はあるいは赤字価格まで商品の価格を下げ商品の販売数を増やすことを目指します。
価格の基準は、ベンチマークとなるライバル商品を予め決めておき、その商品より低い商品価格を設定します。
「ベンチマークとなるライバル商品」とは「似通ったデザインをもち同様の機能を有する商品です。」
オリジナル商品であれば、基本的に売れ筋を参考に商品開発するので、最初からモデリング対象の商品があるはずですね。Amazonの検索結果に上位表示される
販売数が増えれば、AmazonSEOが強くなり検索結果上位に表示され多くのアクセスが見込めます。販売価格を戻す
そして、想定するキーワードで上位表示に成功したら、本来の価格の戻し、利益をとっていきます。
「上位表示成功の基準」ですが、目安は「想定キーワードで検索結果の1ページ目に商品表示される」ことです。
必ずしも「セールランキング上位」=「想定キーワードで検索結果上位」ではない点に注意してください。
また、いつまでも「安売り」を行うのではなく、期間をきめて戦略的に行います。
上手く攻略できない場合、いつまでもたっても
「検索結果の後方だから買われない、個数が増えないから検索結果も上がらない」
という状況から抜け出すことはできません。
この状態から脱出するため、「最初に何が何でも販売個数をかせぐ」戦略をとります。
広告で流入増やす
「戦略的値下げ」と広告を併用すれば相乗効果を生み出すことができます。
広告も活用し、発売後の初動でさらに販売個数アップを目指します。
Amazonには商品ページへのアクセスを増やすために、以下の広告も用意されています。
特に活用したいのはスポンサープロダクトです。
複数の広告の中でも予算配分を多くすべきはスポンサープロダクトであるとアマゾン自体が推奨しています。
アマゾンの主な広告の種類
- タイムセール
- スポンサープロダクト(オート、マニュアル)
- ヘッドライン広告
- 商品ディスプレイ広告
この4つにつて簡単に説明します。
タイムセール
タイムセールとはAmazonのタイムセールページに限定時間内に表示されるセールです。
タイムセールを出稿するには セラーセントラル>広告>タイムセール からアクセスします。
どの商品でもすぐさまタイムセールに出稿できるわけではありません。
「申請可能な商品」の条件を満たす必要があります。
スポンサープロダクト(オート・マニュアル)
スポンサープロダクトとは出品中の商品をAmazon.co.jp内で広告掲載できるサービスです。
スポンサープロダクトには「オート」と「マニュアル」の二種類があります。
「オート」を使えば、商品に応じて自動でキーワードで設定されます。
「マニュアル」はキーワード設定を自分で行う必要ががあります。
広告を出稿するには、セラーセントラル>広告>セラー広告 からアクセスします。
スポンサープロダクトの使い方は「効果絶大!Amazonスポンサープロダクトの基本的な使い方と設定方法」で解説しています。
さらに詳しくは「効果絶大!Amazonスポンサープロダクトの運用イメージとコツ」をチェックしてください。
ヘッドライン広告
商品ディスプレイ広告
アマゾン以外の広告も活用する。
さらにアクセスを最大化するためには、アマゾン以外の広告も活用します。
グーグルアドワーズやヤフープロモーション広告などPPC広告を使い、
検索エンジンから自分アマゾン商品ページに集客します。
良質な商品レビューを集める
AmazonSEO対策では商品レビューを集めることも大切な要素です。
レビュー対策で重要なのは、「Amazonで実際に商品を買った購入者からの良質なレビューを増やす」ことです。
レビューについてより詳しくは「Amazonで商品レビューを増やす効果的な2つの方法」も合わせて読んでください。
例えば、以下はAmazon上で「iPhone バッテリー」とキーワード検索した結果です。
この検索結果のように上位表示されている商品には多くのレビューがついていることが見て取れます。
Amazonでは、「Amazonで購入していない人でも商品レビューを書くことができる」仕組みです。
しかし、AmazonSEO効果が大きいのは「実際の購入者によって書かれたレビュー」です。
Amazonで商品レビューを増やすには次の手段があります。
- 購入者にレビューを依頼する
- ベストレビューアーに依頼する
- Amazon Vine 先取りプログラムを利用する
購入者にレビューを依頼する
直接購入者に対して商品のレビューをお願いするメッセージを送ります。
購入者から自然につくレビューは1〜2%程度にすぎません。
お客さんが簡単にできるレビューを付けられるよう、依頼文を工夫しましょう。
手間がかかれば面倒と思われレビューをもらえる可能性は低くなります。
例えば、本文にはレビューページにワンクリックで飛べるようURLを記載します。
URLの例
http://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/write-a-review.html/?asin=◯◯(ASIN)
効率的にレビュー依頼する方法①同報メールソフトを使う
効率的に行うためには、FBA出荷レポートデータからメールアドレスを抽出し同報メールソフトで一括送信します。
購入者ごとにカスタマイズした内容のメッセージ送信
同報メールソフトには
- Mac環境なら Mail Magic 2 for Macintosh(1,008円)
- windows環境ならメールディストリビューター(フリーソフト)
効率的にレビュー依頼する方法②専用ツールを使う
オートセールスマン(不定期販売)アマスタ等のAmazonの評価依頼
評価依頼に特価したツールのサービスにはレビュー依頼のテンプレート文も用意されています。
オートセールスマン
レビュー依頼時に注意すること
レビュー依頼を行うときAmazonの規約に注意してください。
- 「自作自演のレビュー」
- 「購入者に対して必ず高評価のレビューの書くよう指示するこ」
- 「レビューの対価として値引きを行うこと」
これらは禁止となっています。
Amazonのヘルプページにカスタマーレビューについてに記述されている規約をよくよみ、
規約違反とならないレビュー対応をおこないましょう。
ベストレビューに依頼する
Amazon Vine 先取りプログラム
商品レビューを増加のもうひとつの手段が「Amazon Vine 先取りプログラム」の利用です。
AmazonVINEとは商品をサンプルを無償でレビュアーに提供し、商品レビューをつけてもらうサービスです。
メリットしては、画像掲載つきで詳細な質のよいレビューがつけてもらえる可能性が高くなります。
(質のよいレビュー=高評価のレビューという意味ではありません。)
Amazon Vine 先取りプログラムへの参加は、Amazonからの声がけで参加できる招待制プログラムとなっています。
商品クリック率を高める
商品ページへの流入には増やすには、「検索結果ページ上でいかに自分の商品を購入者にクリックしてもらうか」も肝心です。
検索結果上で、「自分の商品は常に他のライバルセラーの商品と比べられている」という意識を持ってください。
ライバルセラーの商品と自分の商品と比較したとき、「検索結果上で競合商品に勝つ」をことを考え対策していきます。
クリック率に影響を与える要素は以下です。
- タイトル(わかりやすい商品名)
- 画像(わかりやすいメイン画像)
- ブランド
- 価格(競争力がある)
- FBA /プライム(配送納期が迅速)
- 評価
- ベストセラーラベル
- 配送コスト
- 商品カテゴリ
- 決済オプション
この中でも特に優先度が高いのは、タイトルと画像です。
改善点を探るためには、クラウドソーシングサイトのアンケートやABテストを実施することは良い手段です。
これにより、出品者目線ではなかなか気がつきにくいユーザー目線での意見を集めることもできます。
ラベルがAmazonSEOに与える影響
ラベルついている商品はSEOで有利になり、上位表示されやくなります。
「ベストセラー」「人気」はすぐには獲得できませんが、「新着」は誰でも出品後にラベルがつきます。
「新着」期間は2〜3週間程度です。
例えば、「メンズ シューズ」というキーワードで1ページ目の表示されるための販売個数の目安が300個とすると、
このラベルついている間は、その半分以下でも上位に食い込める可能性があります。
上位表示の影響度が大きいのは販売個数です。
しかし、新規カタログ登録した時点では誰もが0からスタートします。
これでは、後発には不利となり、新規カタログ登録商品は全然売れないことになってしまいます。
そこでAmazonでは新商品はSEO上有利になる調整を行っています。
この機会を最大限に生かすためには、FBA納品と同時に販売開始することが理想です。
適切なキーワードをいれる
続いてキーワードについてです。
需要のあるキーワードを見つける
まずは、「商品に関連のする検索需要のあるキーワード」を探します。
分母の少ない「検索されていないワード」に対策してもアクセスを増やす効果は期待できません。
例えば、ビジネスバッグを扱っているとします。
そのとき、対策すべき主要なキーワードは「男性 ビジネスバッグ」なのか「メンズ ビジネスバッグ」あるいは、「通勤鞄」なのか「カン」ではなくデータにもとづいて調べていきます。
キーワード候補を見つけるにはAmazonのサジェストワードから抽出します。
「キーワード候補」の一括抽出には以下のツールを使います。
ただし、上記で収集するのは、あくまでもキーワード「候補」としてのリストアップです。
その中から実際に適用するキーワードを選定します。
ツールで収集しても、販売したい商品とは関連の無いキーワードが含まれる場合もあるからです。
どんなキーワードが購入者に結びつくは、システムマチックに行うだけでは不十分です。
「この商品を買うお客さんはどんなキーワードで検索するのか?」想像し、
連想してアナログ手段でキーワードを探していく必要もあります。
オリジナル商品の場合は「一般キーワード」で上位表示狙ったAmzonSEO対策が売上アップでは重要な鍵です。
すでに一般に広く認知され有名になっているのであれば、「ブランド」キーワード検索での流入が期待できます。
しかし、発売したばかりオリジナルブランドは無名のため、ブランド名検索での流入は期待できません。
上記の方法で見つけたキーワードをAmazonの商品ページのそれぞれに項目に適用し最適化をほどこしていきます。
- 商品タイトルの最適化
- ブランド名の適正化
- 商品仕様の最適化
- 出品キーワード最適化
- 商品説明の最適化
- 商品紹介コンテンツの最適化
Amazonのキーワードについてより詳しくは以下の記事を参考にしてください。
商品タイトルの最適化
商品タイトルはAmazonSEO対策を考える上で、非常に重要度が高い項目です。
商品タイトルが使われる箇所は商品ページだけではありません。
もちろん、Amazon内でのキーワード検索の対象項目です。
それ以外にもAmazonランキング、おすすめ商品紹介メール等、でも商品タイトルは使われます。
また、グーグル、ヤフーなど検索エンジンからの商品ページの流入にも影響を与える個所です。
商品名には、ブランド名、仕様、型番を含む、商品の正式な名称を記載します。
購入者が商品タイトルを見た時、「その商品が何であるか?」「特性」「特徴」などすぐさまに認識できるよう、
わかりやすい商品名を付けることが大切です。
商品タイトルの付け方にはカテゴリごとにルールがあり、禁止事項もあるので注意してください。
マーチャント@amazon.co.jp商品登録規約(エレクトロニクス商品)
カテゴリごとの出品ルールは次のページから確認できます。
セラーセントラル > ヘルプページ > 在庫ファイルテンプレートの「出品ガイドライン」を確認します。
(※セラーセントラルへのログインが必要)
ブランド名の適正化
「ブランド名」を正しく設定することで、購入者が探している商品を見つけやすくしましょう。
正しくブランド名を設定しておくことで、商品ページへの流入を増やすことを期待できます。
リファインメントを経由して商品ページにアクセスするお客さんもいる為です。
※リファインメントとは、購入者が商品を探す際、カテゴリやキーワードで検索をした後に、さらに細かい条件で検索結果を絞り込むことができる機能です。
ここで設定したブランド名は商品詳細ページ、検索結果の絞り込み(リファインメント)項目、検索結果一覧も表示されます。
ブランド名の記載方法にはルールがあります
例えば、以下はスポーツ&アウトドアカテゴリの場合の出品ルールです。
ブランド名
「アルファベットのブランド名 + (日本語表記)」の形式で入力してください。日本語またはアルファベット表記しかない場合は、片方で問題あり ません。 OK:MIZUNO(ミズノ) NG:ミズノ, MIZUNO, ミズノ(MIZUNO)
全角、半角にも細かいルールがありますので、把握しておきましょう。
- ()カッコは半角で記載します。
- カタカナの表記は全角を使用します。(半角は不可)
カテゴリによってブランド名の表記ルールが違います。
カテゴリごとのブランド名の出品ルールは次のページから確認することができます。
セラーセントラル > ヘルプページ > 在庫ファイルテンプレートの「出品ガイドライン」を確認します。
※セラーセントラルへのログインが必要
「ブランド名」は軽視されやすい個所ですが、
正しく設定することで、購入者に自分の商品を見つけてもらいやすくしましょう。
商品仕様の最適化
商品仕様は少しでも商品ページへの流用を増やすためには対応したい部分です。
この項目まできちんと埋めていないセラーも多いと思います。
出品キーワード最適化
前述した検索サジェスト等をもとにキーワードを入力します。
購入と結びつく商品と関連性のあるキーワードを入力します。
商品説明の最適化
商品のもつ仕様や特徴、サイズ、カラーはもちろんのこと、
「ベネフィット」も入れるようにします。
基本的にはHTMLのタグは禁止されています。
しかし、HTMLタグを一切使わず商品説明文を書くと、
改行や行間がなく、非常に冗長で見づらいものになっています。
そのため、購入者が見やすくために、<br>改行<b>太文字はタグは活用しましょう。
商品紹介コンテンツの最適化
商品紹介コンテンツとは画像、商品詳細ページに詳しい画像や説明書きを追加できる機能です。
商品紹介コンテンツの例
商品紹介コンテンツも充実させてましょう。
商品ページの転換率アップの効果が期待できます。
商品紹介コンテンツをしっかりと作るこむことで、お客さんに対して商品のことがよく詳しく伝わりやすくなります。
商品紹介コンテンツメニューへのアクセス方法
商品紹介コンテンツには以下のメニューからアクセスします。
セラーセントラル>在庫>商品紹介コンテンツ管理
商品画像の最適化
購買意欲を高めるための魅力的な画像を用意しましょう。
オリジナル商品の画像撮影は専門業者を使う
オリジナル商品の場合、自前で見栄えのよい写真を用意するためには、撮影の設備、撮影テクニックが必要です。
撮影には専門の業者を利用をすることをおすすめします。
撮影代行業者には様々なタイプの業者があります。
- 商品を送付さえすれば、ほぼ丸投げにできる業者
- 撮影の立ち会いしその場で指示しながら撮影できる業者
- モデルの用意ができる業者
- 小物の用意ができる業者
撮影代行会社ごとによってサービス内容は様々です。
自分の扱う商材に適した業者を探しましょう。
WEBから「商品撮影代行」等で検索することができます。
サブ画像にはキャッチコピーを入れる
Amazonの出品商品には少ないのですが、商品のキャッチピーを入れるのも効果的です。
お客さんに少しでも「お!」と思ってもらうことが肝心です。
お客さんはいろんな商品ページを比較しています。
その中から目に止まってもらうようキャッチコピーが必要です。
サブ画像にはテキスト情報も入れる
サブ画像にはテキスト情報は積極的にいれていきましょう。(メイン画像に文字情報を記載することは規約違反です。)
商品の使い方や特徴をわかりやすくするためです。
「画像+テキスト」で商品情報を詳しく伝えることできます。
これにより、お客さんに対して訴求力を高め、転換率をあげることを目指します。
また、輸入品ページではメーカー英語の文字情報が入った写真がよく使われていることがあります。
その場合は、翻訳しアップロードしましょう。
スマホでの表示を確認する
画像は必ずスマホでの表示状態も確認します。
画像編集はPC(パソコン)で行う場合がほとんどでしょう。
そのため、「PCで見た時は問題なかったが、スマホからだと小さすぎてよく画像がわかりずらい、文字が読めない。」
ということはやってしまいがちです。
スマホからアクセスするユーザーも増加しています。
増加どころか、むしろ現在では、PCよりもスマホからアクセスする購入者の方が多いかもしれませんね。
よって、スマホの表示状態もチェックしましょう。
パソコンからスマホ表示を確認する方法は「Google chromeでスマートフォン表示画面(レスポンシブデザイン)を確認する方法」
で紹介しています。
Amazonの商品画像の規約注意
Amazonの商品画像の規約にも注意が必要です。
ガイドラインに応じた商品画像を用意します。
ガイドラインにそぐわない画像を掲載していると、「検索対象外の商品」となってしまいます。
「検索対象外」になってしまうと、商品への流入機会は極端に減り売上につながりません。
画像規約は、
- 関係ない文字列情報を含めていけない。
- 商品のみでなければならない。
- 背景は白
といったルールが存在します。
製造元の画像そのまま使おうとすると、
背景に商品とは関係のない余計なものが写り込んでいることがあります。
その場合はガイドラインに適した画像となるよう編集しましょう。
切り抜きJP等のサービスを使うと便利です。
メイン画像にテキストを含めることは規約違反となっています。
商品画像スタイルガイドライン
メイン画像が欠落している製品は、掲載リストが修正されるまで、検索や画面に表示されません。
鮮明に写っていて豊富な情報が入っている魅力的な画像を選択してください。
画像は以下の要件を満たしている必要があります:
- 商品が画像の少なくとも85%を占めている必要があります。画像には販売している製品のみが写っている必要があります。小道具は少し入っていてもかまいませんが、ロゴ、透かし、はめ込み画像は入れないでください。画像に含められるテキストは製品の一部となっているものだけです。
- メイン画像は背景が白の写真(絵ではなく)で、付属されていないアクセサリが入っていてはいけません。
画像はズームできるように、長いほうの辺が少なくとも1000ピクセル、短いほうの辺が少なくとも500ピクセルある必要があります。- 画像の長いほうの辺は1万ピクセル未満にしてください。
- JPEG が最も好ましい画像フォーマットですが、TIFF や GIF ファイルも使用可能です。
商品画像スタイルガイドライン
画像作成についての注意点は以下の記事も合わせて確認してください。
成約率を高める
成約率の高さも上位表示の要素のひとつです。
成約率とは、商品ページにアクセス数に対して、商品を購入した確率のことです。
Amazonでは、「ユニットセッション率」としてビジネスレポート反映されます。
成約率の計算式
成約率 = 購入数 ÷ ページビュー
成約率を高めるには質の高い商品ページ作成をすることが必要です。
1000人中訪れて、1人しか買ってもらえない商品よりも、
100人中訪れて、1人買ってもらえる商品が検索エンジンには評価されます。
すでに述べたことと重複していることがありますが、成約率を高めるには次の施策が挙げられます。
- FBAを利用
- 魅力的な商品タイトル、説明、商品紹介コンテンツ
- 魅力的な商品画像
- 高評価のレビュー
- 適切なキーワード設定
現状のAmazonでは競合商品ページを見ると、まだまだ商品ページ作り込みが弱いものが多数をしめています。
商品説明は特徴を羅列しただけ、仕入れ元の画像を転載しただけで、転換率を意識していない商品ページがほとんどです。
転換率の高い商品ページ作りは楽天のランキングの上位に入り込んでいるショップが参考になります。
在庫切れを起こさない
在庫を切らさないことも、AmazonSEOのポイントの一つです。
販売個数が検索結果表示に影響をもたらします。
在庫を切らしてしまうと、その間は販売個数が伸びません。
そうすると、次第に検索結果の後方へと追いやられてしまいます。
「直近」の売上が上位表示に影響をもたらすためです。
せっかく引き上げた検索結果上位表示が在庫切れにより後方になるのは非常にもったいないことです。
Amazonの在庫補充機能で在庫切れ前に確認
在庫切れ対策を簡易的に行うにはAmazonの在庫補充機能を使うとよいでしょう。
補充通知の設定方法
セラーセントラル>在庫>FBA在庫>対象のSKUをチェック>「補充通知を設定する」>「Go」
「入荷予定日」で入荷前 に販売する
Amazonでは、「商品の入荷予定日」を設定し入荷待ちにの間に販売できる機能があります。
これを使うことで、在庫切れ期間中の販売機会損失を減らすことができます。
「商品の入荷予定日」設定方法
セラーセントラル>在庫>在庫管理>詳細の編集>出品情報タブ
商品の入荷予定日の項目に日付を入力します。
FBA受領待ち販売
あまり知られていないのですが、Amazonでは、「FBA受領待ち販売」という方法もあります。
これは、FBA入荷待ちの商品に対して、入荷予定販売を行う方法です。
ただしこの機能を利用するためには、条件を満たしAmazon側から招待される必要ががあります。
在庫切れ対策についてより詳しくは「Amazon 在庫切れ対策」を確認してください。
AmazonスーパーURL
想定キーワードで上位表示のために重要なのは、
「狙ったキーワードの検索結果1ページ目の商品の直近販売数量よりも多くの数を売る」
ことです。
アマゾンでは「検索キーワードとコンバージョンの発生の計測」に「スーパーURL」を使っています。
「スーパーURL」はセラーとしても活用することができます。
スーパーURLを使い「想定キーワード経由で検索し商品がクリック購入された履歴としてアマゾンにカウント」
させる方法です。
具体的な方法はここでは書きませんが、
すでに、アメリカのパワーセラーの間では研究が進んでいる方法です。
現在のところ、日本のアマゾンセラーにはあまり知られておらず、日本語での情報はほとんどありません。
「保護中: Amazon「スーパーURL」を使い「意図的」にアマゾンSEOを強くする方法」
まとめ
いかかだったでしょうか。
Amazonの検索上位の必要性とそのSEO対策についてまとめました。
AmazonSEO特に重要なのは、「直近の販売個数」です。
さらに細かくいうと、「想定キーワードでコンバージョンが発生しているか?」が重要です。
ただし、注意したいのは、あまりテクニック部分ばかりに走ってはいけません。
もっとも本質となるのは、
「お客さんにとって価値のある商品を提供し、お客さんにとってよい商品ページ」
目指すことです。
AmazonSEO対策を考えるとき、迷ったら「それはお客さんにとって価値があるか?」という視点に立ち返って考えてみます。
異常に長い商品タイトルはお客さんにとって価値があるのか?
少ない商品画像枚数で特徴を伝えきることはできるのか?
わかりやすい商品説明になっているのか?
検索を集めるためにキーワードを詰めるといっても、実際に商品と関係ないワードまで含めていてもいいのか?
検索エンジン対策は一見するとテクニックに頼ったものに思えてしまうかもしれません。
「Amazonの検索エンジンA9への最適化」がそのものが目的ではない点はしっかりと理解しておきましょう。
AmazonSEO対策はそのものが目的ではなく、
「手段」あることは忘れないようにしましょう。