2018年1月に大きなニュースとなった、取引所コインチェックから580億円相当の仮想通貨が盗まれたハッキング被害。
今後はイタリアの取引所で大きなハッキング被害が起こりました。
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イタリアの仮想通貨取引所「Bitgrail(ビットグレイル)」約212億円相当の不正出金
「Bitgrail(ビットグレイル)」で約212億円相当の仮想通貨「Nano(XRB)」が不正出金
イタリアの仮想通貨取引所「Bitgrail(ビットグレイル)」は2018年9日、仮想通貨「Nano(XRB)」の不正取引があったことを公式サイトにて発表しました。
被害額は1億7,000万XRB(約212億円相当)。
Nano全体の時価総額に対しておよそ13%の金額に当たります。
仮想通貨情報サイト「coinmarketcap」で公開されている情報によると、時価総額24位(記事執筆)の人気の仮想通貨です。
1 Nano(XRB)あたり1250円から、一時1000円近くまで価格下落しました。
Nano以外の仮想通貨の被害は発生していないとのこと
取引所では入出金などすべての取り引きを一時的に中止し再開時期
取引所では入出金などすべての取り引きを一時的に中止しています。再開時期は未定です。
取引所CEOは「全額補償は不可能」とツイート
BitGrail創業者でありCEOのFrancesco “The Bomber” Firano氏は自身のTwitterで「100%の払い戻しは不可能」であると発表しました。
Nano開発者チームは「BitGrailの管理ソフトウェアに問題があった」と発表
この不正出金にNanoの開発者チームは、「Nanoプロトコルに問題ではなく、BitGrailの管理ソフトウェアに問題があった」声明を発表しています。
Official Statement Regarding BitGrail Insolvency – Nano – Medium
Source:News – BitGrail News
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