Googleサーチコンソールでページ別のクリック数・表示回数・CTR・掲載順位を確認する方法

GoogleサーチコンソールとはGoogleが提供している無料のツールです。

サーチコンソールではWebサイトがGoogleからどう見ているのか、確認ができます。

事前の登録と設定が必要なので、詳しくは「Googleサーチコンソールの登録方法」から確認してください。

今回は、Googleサーチコンソールを使って、ページ別のクリック数・表示回数・CTR・掲載順位を確認する方法を解説します。

現状のデータを確認してコンテンツの改善に生かしましょう。

Googleサーチコンソールでページ別の掲載順位を確認する方法

Google Search Consoleにアクセスし、サイトを選択します。

Googleサーチコンソールサイト選択

左側のメニューの「検索トラフィック＞検索アナリティックス」をクリックします。
検索アナリティックスでは、サイトがGoogleの検索結果に表示されたデータを確認できます。

検索アナリティクスの画面を開いたら、まず、クリック数、表示回数、CTR、掲載順位にチェックを入れます。

検索トラフィック＞検索アナリティックス

次に「ページ」にチェックを入れます。

ぺージをクリック

すると、ページごとの情報がリスト化されて表示されます。
ページごとのクリック率、表示回数、CTR、掲載順位を確認できます。

表示される期間はデフォルトでは過去２８日分です。

それぞの項目の説明は以下のとおりです。

例えば、ページ「https://t-shimohara.com/amazon_export/amazon_exportshippers_fba」は、検索結果に21004回表示され、そのうち、
1309回クリックされているということです。
CTRとはクリック率です。

データ一覧

URLの右横の矢印ボタンをクリックすると、ページを表示できます。
記事のURLの設定が意味のない文字列になってしまっている場合、どのページかを確認できます。

さらにそのページのURLをクリックするとそのページに対しての検索クエリを確認できます。
クエリとは検索されたキーワードのことです。

「クエリ」にチェックを入れます。

すると、そのページのみの検索クエリが表示されます。
この例では、ページ「https://t-shimohara.com/amazon_export/amazon_exportshippers_fba」に検索エンジンからどんなキーワードでアクセスが集まっているか確認できます。

数字だけみても果たしてそれが高いのか低いのか？なれないうちは判断できません。

次のグラフ、表と比較しましょう。
このデータはルーマニアのCaphyon社の運営サイト「advancedwebranking」で公開されている2017年５月のPCからの検索による検索順位別のクリック率のデータです。

例えば、検索順位１位の時のクリックは、27.53％という結果が出ています。

この数値と比較してこれよりも高ければ合格点、これよりも低ければ、タイトル・メタディスクリプションの改善が必要です。
クリック率が低いのは、検索結果に出てくる競合サイトと比較したとき、タイトル・メタディスクリプションがキーワードの検索意図に合っていないということです。

データの活用方法の一例を紹介します。

ページの表示回数が多いにも関わらず、CTRが低く、掲載順位が低いページ
ページ本文にキーワードが含まれていないにもかかわず、表示回数、クリック数が多いキーワード
➔ページにキーワード追加します。もちろん、ただ単に無意味にキーワードを追加するのではなく、閲覧者にとって約に立つ価値のある情報を検討し追加します。

今回は、Googleサーチコンソールでページ別のクリック数・表示回数・CTR・掲載順位を確認する方法を紹介しました。