検索順位が突然落ちたときの原因と対処方法

Webサイトの運営では必須の「検索順位」チェック。検索順位落ちしてしまった時、

「どんな原因が考えられるの?」
「どうやって対処すればいいの?」

という疑問にお答えします。

検索順位が突然落ちる原因

Googleの検索アルゴリズムアップデート

Googleの検索アルゴリズムとは、「どういう基準で検索順位を決定するか?」というルールのこと。

「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」といった大きなルール変更もあれば、細かな改良は日々行われています。

検索アルゴリズムが、Webサイト検索順位にも変動を与えます。例えば、2017年12月には「医療・健康系アップデート」が行われました。
製薬会社の公式サイトなど「より信頼性が高く有益な情報」が上位に表示されやすくなりました。

出典:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 医療や健康に関連する検索結果の改善について

本質的な対策としては、「検索ユーザーにとって価値のある良質なコンテンツ」を追求することです。
「根拠の無い効果を誇大に主張する」ような内容はユーザーにとって価値のないため淘汰されています。

最新のアップデート情報はGoogleの公式ブログ、Twitterで確認できます。

検索ペナルティを受けている

「検索順位が急落」「検索結果に表示されない」という場合、「ペナルティ」を受けている可能性があります。

「手動のペナルティ」を受けているかは、Googleの無料ツール「Googleサーチコンソール」から確認できます。

Googleサーチコンソールとは、ユーザーがサイトにアクセスする”前”の行動を分析できるGoogeの無料ツールのこと。

Googleサーチコンソールにログイン>「検索アナリティクス」>「手動ペナルティ」からチェックできます。

Googleサーチコンソールの導入方法は以下の記事で開設しています。

詳細:Googleサーチコンソール(Google Search Console)の登録方法とWebサイトへの設定方法

「被リンクスパム」が送られていないか?

「被リンク」とはあなたのWebサイトのコンテンツに向けて第3者が貼り付けたリンクのこと。
真っ当なサイトから被リンクは有益ですが、問題となるのは「被リンクスパム」。

「被リンクスパム」とは価値のないサイトからリンクされてしまうことです。
価値の低いサイトからリンクをうけてしまうとリンクを受けた側のWebサイト評価が落ちる原因となってしまいます。

被リンクは「Googleサーチコンソール」で確認することができます。

詳細:低品質・不自然なバックリンクをGoogleサーチコンソールで否認する方法

怪しいサイトから被リンクがある時は「リンク否認」の手続きを行います。

なにも起こってない

検索順位は常に変動するので、1日、2日の短い単位で観測していても影響があったのかはわかりません。

常に新しいコンテンツが作成されているため、あなたのWebサイトに問題が無い場合でも、他にもっと質の高いページが出てくれば相対的に検索順位はさがります。

低品位質なコンテンツを作っている

以下に心当たりはないか?確認しましょう。

  • 他サイトからコピーしている
  • 同じようなコンテンツを復数作っている
  • 内容の薄いコンテンツを作っている
  • ツール等で自動作成したコンテンツ
  • 不自然にキーワードを詰め込んだコンテンツ

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