サイト作成、記事作成で絶対にかかすことができない「SEOキーワード選定」。
「そもそもSEOキーワードって何?
「キーワードにはどんな種類があるの?」
「どうやってキーワード選定すればいいの?」
という初心者にもわかりやすくSEOキーワード選定方法を解説します。
目次
SEOキーワードの種類
キーワードには大きくわけて4種類があります。
- ビックキーワード
- ミドルキーワード
- スモールキーワード
- 商標キーワード
ビックキーワード | ミドルキーワード | スモールキーワード | |
検索数 | ◎多い | ◯普通 | △少ない |
上位表示の難易度 | △難しい | ◯普通 | ◎簡単 |
成約率 |
ビックキーワード
ビックキーワードとは、検索数が多いキーワードのこと。
検索結果の上位表示が獲得できれば、多くのアクセスを集めることができ、高い報酬を狙えます。
上位表示が非常に難しいため、「ミドルキーワード」「スモールキーワード」を攻略していくのが優先です。
▽ビッグキーワードの例
FX
仮想通貨
転職
ダイエット
カメラ
VOD
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは、具体的な文言に別れたキーワードのこと。
ビックキーワードよりも上位表示は、難易度は下がります。
▽ミドルキーワードの例
FX チャート
仮想通貨 始め方
転職 エージェント
ダイエット ダイエット サプリ
カメラ 比較
VOD 比較
スモールキーワード
スモールキーワードとは、ミドルキーワードよりも、さらに具体的な文言に別れたキーワードのこと。
ユーザーのニーズがより具体化されるため、転換率が高くなります。
転換率とは、アクセス数に対して、ユーザーに買ってもらえる割合のこと。例えば、100人中1人が購入した場合、転換率は1%です。
アフィリエイト初心者が狙うべきは、まずココです。
▽スモールキーワードの例
FX チャート 無料
仮想通貨 始め方 マイニング
転職 エージェント 比較 男性
ダイエット サプリ 比較
一眼レフカメラ おすすめ 初心者
VOD 比較 アニメ オススメ
商標キーワード
商標キーワードとは、商品・サービス名のキーワードのこと。
SEOキーワード選定方法の手順
- 関連性のあるキーワード候補の抽出
- キーワードの絞り込み
- キーワードごとに記事を書く
- スケジュールを決める
- 検索順位チェックツールに登録
Step1.キーワードの候補のリストアップ
まず、関連性のあるキーワードの候補をリストアップします。
多数のキーワードをまとめて抽出するには、キーワードツールが便利です。
- キーワードプランナー:Google公式ツール
- ubersuggest:大量のキーワードを抽出
Step2.SEOキーワードの選定基準
キーワードを選ぶときの注意したいポイントは4つです。成約に結びつきやすいキーワードを分類します。
- ミドルキーワード、スモールキーワードを狙う
- ユーザーの検索意図
- アドワーズ広告の競合性
- 推奨入札単価が高い(儲かるキーワード)
- ライバルが弱い(個人ブログ)
選定基準①ミドルキーワード、スモールキーワードを狙う
キーワード検索数(ボリューム)で分類すると「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」次の3種類。
「スモールキーワード」から記事コンテンツを作っています。
ビッグキーワード:1語のキーワード。
- クレジットカード
- FX
- 仮想通貨
- VOD
- 転職
1語のキーワードでは、ユーザーの検索意図の範囲が広すぎて「何を知りたいのか?」不明瞭です。
例えば「転職」というキーワード。「そもそも転職サイトを探しているのか?」「どんな業種の転職を探しているのか?」具体的な意図がわかりません。
検索ボリュームは大きいのですが、成約率は低めです。
ミドルキーワード:2〜3語のキーワード。
- クレジットカード 比較
- FX 申し込み
- 仮想通貨 口座開設
- VOD 比較
- 転職サイト 比較
1語に比べユーザーに意図がより明確に。
ビッグキーワードよりも検索ボリュームは少なくなりますが、成約率は高くなります。
スモールキーワード:3語以上キーワード
- クレジットカード 比較 学生 おすすめ
- FX 申し込み
- 仮想通貨 口座開設 海外取引所
- VOD 比較 海外ドラマ
- 転職サイト おすすめ エンジニア
3語以上になるとさらにユーザーの意図が明確に。
例えば、「クレジットカード 比較 学生 おすすめ」の場合、「学生でも契約ができるオススメのクレジットカードを知りたい」という意図を容易に想像できます。
ミドルキーワードよりもさらに検索ボリュームは減りますが、最も成約率が高いのはスモールキーワードです。
選定基準②:ユーザーの検索意図
ユーザーの検索意図(インテント)は、3種類に分類できます。直接的な購入に結びつきやすいのは、「Transactinal(取引型)」のキーワードです。
Navigational(案内型):ユーザーが特定のWebサイトを見つけるために使うキーワード
▽例
- 楽天市場
- Amazon
Informational(情報型):ユーザーが情報を集めるときに使うキーワード。
▽例
- Twitter ログイン方法
- Youtube 使い方
- WordPress ログインできない
「Informational(情報型)」で集客した記事から直接収益につながるキラーページに誘導するのに使います。
Transactinal(取引型):ユーザーが商品・サービスを購入する直前に使用するキーワード。
▽例
- スマホ 選び方
- 4Kテレビ 比較
- スマートスピーカー レビュー
選定基準③:アドワーズ広告の競合性
「アドワーズ広告の競合性」とは、キーワードにリスティング広告を出稿しているWebサイトがどれくらいあるかを表す指標のこと。
競合性は高・中・低の3段階で表されます。
アドワーズ広告の競合性「高」= 広告出稿しているWebサイトが多く上位表示すれば購入に結びつく可能性が高いキーワード!
を意味します。
選定基準④:推奨入札単価が高い
「推奨入札単価」とは、キーワード1クリックに対してかかる広告費用のこと。
推奨入札単価が高い = 高い広告費を払っても収益が見込めるキーワード!
を意味します。
選定基準⑤:ライバルの強さ
検索結果で大手メディアサイトやイラストや漫画が豊富な明らかに高コストをかけて作っているサイトが並んでいる場合は要注意。
強力なライバルサイトが存在する場合、上位表示まで時間がかかります。
調べたキーワードの検索結果に
- 個人ブログ
- まとめサイト
- Q&Aサイト
が多い場合、質の高いコンテンツを作ることで十分追い抜くことができます。
Step4.記事を書くスケジュールを決定
Step3.キーワードごとに記事を書く
キーワードにあわせて、「1記事1キーワード」で記事を書きます。
Step5.検索順位チェックツールに登録
記事を公開したら、「検索順位チェックツール」します。