ハッキング被害から自分の仮想通貨をまもるために、セキュリティ対策が必須です。
仮想通貨のセキュリティ対策についてまとめて紹介します。
目次
仮想通貨のセキュリティ対策まとめ
仮想通貨投資では、次のセキュリティ対策を行いましょう。
- メールアドレス管理
- パスワード管理
- 「2段階認証」を設定
- ハードウェアウォレット
- 取引所を使いわける
順番に解説します。
メールアドレス管理
メールアドレス管理で気をつける点は次のとおり。
- メールアドレスの使い回しは避けましょう。
- 取引所登録用に専用のメールアドレスを用意することをオススメします。
パスワード管理
取引所にログインするときのパスワード管理で気をつける点は次のとおり。
- 取引所ごとのに違うパスワードを設定する
- 推測しにくい複雑なパスワードを設定する
- パスワード管理には「1password」アプリがおすすめ
ログイン時の「2段階認証」の設定
2段階認証の設定は必須!
不正なアクセスから守るために、絶対に2段階認証を設定しましょう。
2段階認証を設定してなかったために、取引所から不正に引き出された事例は実際に起こっています。
2段階認証の仕組み
「二段階認証」とは、取引所にログインするときにパスワードに加えて、認証アプリに表示される「セキュリティーコード」で認証しログインする仕組みです。
「ID」「パスワード」を入力後、「認証アプリ」に表示される「認証コード」を使ってログインします。
認証コードは、数十秒周期で変化するため、安全性が高くなります。
もしも、不正なユーザーに「ID」「パスワード」を知られてしまったとしても、「認証コード」がなければログインされることはありません。
「通常ログイン」と「2段階認証ログイン」の違い
通常のログイン | 二段階認証ログイン |
---|---|
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2段階認証の設定の流れ
どの取引所も2段階認証の大まかな流れは共通です。
- モバイル認証アプリ(Google Authenticator)をインストール
- 取引所にログインし2段階認証設定メニューにアクセスし「QRコード」表示
- 認証アプリのカメラを使って、PC画面の「2次元バーコード」をスキャン
- スマホ認証アプリに表示された「6桁のコード」をPCに入力
取引所ごとの2段階認証の設定方法
bitflyer(ビットフライヤー)の2段階認証方法
bitFlyerにログイン後、左の「設定メニュー」>「セキュリティ設定」>「二段階認証を変更する」から設定します。
詳細:取引所「bitflyer(ビットフライヤー)」の2段階認証の設定方法【図解】
Zaif(ザイフ)の2段階認証方法
Zaif(ザイフ)にログインし画面右上の「アカウント」>「2段階認証」から設定します。
詳細:取引所「Zaif(ザイフ)」の2段階認証の設定方法【図解解説】
Coincheck(コインチェック)の2段階認証方法
Coincheckにログインし「設定」>「二段階認証」>「設定する」から設定します。
詳細:【図解解説】取引所「Coincheck(コインチェック)」で2段階認証を設定する方法
BitMEXの2段階認証方法
bitMEXにログインし、「アカウント」>「マイアカウント」から設定します。
詳細:【図解解説】取引所「bitMEX(ビットメックス」の2段階認証を設定する方法
ハードウェアウォレット
ハッキング注意!ビットコインを安全に保管するには「ハードウェアウォレット」がおすすめ
仮想通貨を取引所に預けたままだとハッキング被害にあう危険性があります。
2018年1月24日、大手取引所「コインチェック」で日本円換算で580億円相当のXEMが不正に引き出され大きなニュースにもなりました。
仮想通貨を安全に保管するには、専用のUSB端末「ハードウェアウォレット」がおすすめです。ハードウェアウォレットとは、仮想通貨の「秘密鍵」を保管するためのUSB端末。
ハードウェアウォレットなら、インターネットと物理的に分断することができセキュリティが高く安全なのが特徴です。
おすすめハードウェアウォレット3つ
代表的なハードウェアウォレットは、
の3つ。
初心者が使いやすくオススメは「Ledger Nano S(レジャーナノ エス)」です。
詳細:おすすめハードウェアウォレット 「Ledger Nano S (レジャーナノエス)」| ビットコインを安全に保管
詳細:【徹底比較】仮想通貨のハードウェアウォレット比較3選「Ledger Nano」「TREZOR」「KeepKey」 | おすすめはどれ?選び方を解説
復数の取引所を使いわけてリスク分散
取引所名 | 取扱い仮想通貨 | 運営会社 | 会社設立 | 資本金(準備金含) |
---|---|---|---|---|
Coincheck(コインチェック) | 13種類 | コインチェック株式会社 | 2012年8月28日 | 9,200万円 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 6種類 | 株式会社bitFlyer | 2014年1月9日 | 41億238 万円 |
Zaif(ザイフ) | 5種類 | テックビューロ株式会社 | 2014年6月16日 | 8億3,013万円 |
bitbank(ビットバンク) | 6種類 | ビットバンク株式会社 | 2014年5月 | 11億3,100万円 |
GMOコイン | 5種類 | GMOコイン株式会社 | 2016年10月 | 17億5,800万円 |
QUOINEX | 3種類 | QUOINE株式会社 | 2014年11月 | 約20億円 |
詳細:初心者におすすめ!国内の仮想通貨取引所 比較6選【2019年最新版】
取引所を使いわけてリスク分散
一つの取引所に大きな資金をおくのは危険です。復数の取引所を使いわけることでリスク分散することをオススメします。
リスク分散できるだけでなく、
- 取引所ごとに扱う仮想通貨が違う
- 取引所ごとにチャート・ツール
- アービトラージができる
といったメリットがあります。
おすすめの取引所
金融庁に「仮想通貨交換業者」登録されている国内の取引所は16社(2018年2月現在)。
おすすめの取引所は、
- bitFlyer(ビットフライヤー):取引量・ユーザー数・資本金No1!
- Zaif(ザイフ):他の取引所には無いコイン取扱い 「積立」もできる
の2つです。
bitFlyer(ビットフライヤー)
\取引量・ユーザー数・資本金No1!/
Zaif(ザイフ)
詳細:仮想通貨取引所「bitflyer(ビットフライヤー)」の新規アカウント登録・口座開設方法【図解】
\Zaifコイン積立/
ビットコインの取引で手数料がもらえる
詳細:【完全図解】仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」の新規アカウント登録(口座開設)方法
その他の取引所は、次の記事を合わせて確認してください。
関連:初心者におすすめ!国内の仮想通貨取引所 比較6選【2019年最新版】
まとめ
仮想通貨のセキュリティ対策について解説しました。
- メールアドレス管理
- パスワード管理
- 2段階認証
- ハードウェアウォレット
- 取引所を使いわける
大切な資産を守るために、これらをおさえておきましょう。