アフィリエイトで稼げない原因と対処方法を紹介します。
目次
原因1.アフィリエイトに取り組む姿勢が間違っている
アフィリエイトを簡単だと思っている
アフィリエイト始めること自体は簡単です。ただし、稼ぐのが簡単か?と言えば全く別モノです。
アフィリエイトをビジネスとして捉えて本気で取り組まない限り稼ぐことできません。
「タップだけで月収〇〇万!」
「1日10分〇〇万!」
などの甘い言葉を並べたページを見たことがあると思います。
これらの9割以上は、中身の無い高額商材を売りつける目的なので注意してください。
冷静に考えれば、、、いえ、考えるまでももなくわかることがですが、誰にも何の価値も提供せず勝手にお金だけが振り込まれるようなことはありません。
ただし、アフィリエイトは、手間と時間、もしくはお金をかけてアクセスが多く質の高いページを作れば、多少手をとめても継続的に収益を生み続けてくれる側面をもっています。
検索ユーザーのことを考えて価値のあるコンテンツを提供することが大切です。
例えば、高収入な医者や弁護士になるためには、数千時間もの勉強時間が必要です。
アフィリエイトで月100万以上を稼ぐなら医者や弁護士になるほどハードルは高くありませんが、「アフィリエイトだから簡単」と思うのは大きな勘違いです。
日記を書いている
「◯◯の店の〇〇がおいしかった」など個人的感想を書いて稼ぐことができるのは、芸能人かすでに多くのファンを影響力を持つインフルエンサーだけです。
誰にも知られていない一般人が食べたものに誰も興味がありません。
ユーザー目線が足りない
「稼ぎたい稼ぎたい」ばかりが先行しアフィリイター側の都合だけで記事を書いてもうまくいきません。
例えば、
- 商品の紹介で「◯◯オススメランキング」という記事を書いた時、「アフィリエイト報酬が高い順」なっている。
- 「〇〇の選び方」を書いているのに、実際のおすすめ商品が一致していない。
Q&Aサイトなどをチェックして”ユーザーの悩み”を深くリサーチすることが肝心です。
原因2.作業量が足りない
アフィリエイトは、完全成果報酬型。
闇雲に作業量さえ増やせば成果が出るというものでもありませんが、最初からわずかな作業時間で効率的な稼ぐことは特に初心者には無理です。
- 土日に空き時間で少し取り組むだけ
- 情報収集ばかりに時間を使っている
こうして状況だとなかなか収益を伸ばすことができません。
無駄な時間を削る
「仕事が忙しくて時間が無いんだよ!」という方もいると思います。
- 飲みに行く時間
- ダラダラTVをみる時間
- ネットサーフィンしている時間
- ソーシャルゲームをしている時間
- SNSを見ている時間
心当たりはありませんか?これらの時間を削ることができないか考えてみましょう。
原因3.参入ジャンルが間違っている
同じ努力をしても、100万を目指せるジャンル、10万を目指せるジャンルがあります。
参入ジャンルが間違ってしまうと収益をなかなか収益を伸ばすことはできません。
次の3つを満たすジャンル選ぶがおすすめです。
- 自分が好きなジャンル
- 需要があるジャンル
- 競合に勝てるジャンル
自分が好きなジャンルを選ぶ
アフィリエイトは継続的にコツコツ続けることができる人が勝ちます。
参入ハードルが低いアフィリエイトは、多くの人が取り組みますが継続できずにやめていきます。
作業のモチベーションを維持するためには、自分が興味が持てるジャンルがおすすめです。
需要があるジャンルを選ぶ
自分が好きなジャンルと合わせて多くのユーザーに必要とされている需要が大きいなジャンルを選ぶことも重要です。
例えば、検索重要が大きく高い報酬が見込めるジャンルには次のようなものがあります。
- 仮想通貨
- アフィリエイト
- 転職
- クレジットカード
- FX
- スマホアプリ
- 美容
競合に勝てるジャンルを選ぶ
「コンテンツを作り込むことで、競合に勝てるジャンルなのか?」を判断します。
また、どんなに強いサイトでも全ての「キーワード」「検索意図」を網羅するのは無理です。
強いサイトが網羅できていない切り口やキーワードは必ず存在します。
原因4.Webサイトの数字をチェックしていない
Webサイトでは、ありとゆる数字をチェックできます。
数字を確認すれば「現状把握」ができ、改善策の仮説をたてることができます。
ユーザーがサイトに訪れる経路5つ
ユーザーがサイトに訪れる経路は大きくわけて5つです。
- 自然検索 重要度◎
- 広告から集客
- SNS
- 外部サイト(被リンク)
- 直接流入(ブックマーク)
この中でも特に重要度高いのは、自然検索の対策です。
100万PVを超えるサイトの流入元を調べると最も多いのは、検索エンジンです。
競合サイトのアクセス元の分析は「シミラーウェブ」という無料ツールで確認できます。「これからはSNSの時代だ!」という意見もあります。しかし、現時点(2018年2月)では、流入元の割合の大きい検索エンジンを主体に対策すべきです。
Webマーケティングの基本公式を把握する
検索エンジンのから集客するアフィリエイトでまず知っておきたいのは、以下の公式です。
売上を伸ばすためには、どんな施策を行うにしても、必ずこの式のどれかの要素に影響を与えることが必要です。
あなたが、すでにアフィエイトについて勉強している場合、
「色々情報収集したりノウハウを学んだけど、どの方法がいいのかわからない。」
と迷ってるという方もいると思います。
日々新しいノウハウや手法が生まれていますが、その方法は「公式のどこに影響を与える方法なの?」を考えれOKです。
関連記事:Webマーケティングの基本 売上5原則
Googleサーチコンソールの導入
Googleサーチコンソールは、ユーザーがWebサイトにアクセスする”前”の行動を確認できる無料ツールです。
例えば、
- 検索結果の表示回数
- 検索結果上のクリック率
- 検索キーワード
- 検索順位
- 被リンク数
- 被リンク元
- 流入元
などを調べることができます。
関連記事:アクセスアップ!Googleサーチコンソールを使って記事をリライトする方法 | Eプロ
関連記事:Googleサーチコンソール(Google Search Console)の登録方法とWebサイトへの設定方法
関連記事:Googleサーチコンソールの使い方
Googleアナリティクスの導入
Googleアナリティクスとは、ユーザーがWebサイトにアクセスした”後”の行動を確認できる無料ツールです。
Googleアナリティクスでは、
- ページビュー、ユニークユーザー、アクセス数
- 検索キーワード
- 転換率
- 滞在時間
などの数字を調べることができます。
詳細:WordPressサイトにGoogleアナリティクスを導入する方法【図解】
Googleタグマネージャーの導入
Googleタグマネージャーは、「タグ」でアフィリエイトリンクのクリック率などを測定できる無料です。
例えば、「どの記事のAmazonアソシエイトリンクのクリック率が高いのか?」などのデータを調べることができます。
登録方法:Googleタグマネージャーで「”Amazonアソシエイトリンク”のURLごとクリック数」を計測する方法【図解解説】
検索順位チェックツール
検索順位とは、Yahoo!、Google等の検索エンジンの検索結果に表示されるサイトの表示の順番のことです。
Web集客では、狙ったキーワードで上位表示を獲得することがで非常に大切です。ユーザーがクリックするページは検索順位の1ページ目に集中し、2ページ目、3ページ目となるとクリック率が極端に落ちます。
記事作成の時、まず「どのキーワードで上位表示を狙うのか」を決めます。
複数のキーワードをまとめて登録しスケジュール設定して自動的検索順位を取得できるのが、「検索順位チェックツール」です。
複数の検索順位チェックツールがありますが、その中でも最もおすすめは「Rank Tracker(ランクトラッカー)」です。
Rank Trackerは、Windows/Mac/Linux対応でGoogleアナリティクスやGoogleアドセンスとも連携ができる高機能ツールです。
関連記事:人気おすすめSEO検索順位チェックツール比較5選【2019年最新版】Mac・Windows
原因5.SEO(検索エンジン最適化)を勉強していない
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称で、検索結果の上位を獲得するための取り組みのことです。
関連記事:SEO入門
サイト設計を行う
サイト設計とは、サイト全体「誰に」「何を」「どのように」「なんのために」伝えるのかサイト全体の構成を決めることです。
記事設計を行う
記事設計とは、記事単位で「誰に」「何を」「どのように」「なんのために」伝えるのかサイト全体の構成を決めることです。
「1記事で1テーマ」で絞ることで伝えたいことが明確化できます。
見やすいサイトのデザインを整える
Webサイトのデザインが古い場合、ユーザーが離脱する原因になることがあります。
- 有料WordPressテーマを使う
- アイキャッチ画像を使つ(Canva)
関連記事:フォトショップは不要?Canva(キャンバ)の使い方【初心者向け】
読みやすい記事
検索ユーザーはしっかりと記事を文字を読みません。
あなたが一生懸命書いた記事でも、他のユーザーにとっては「その他大勢の中の一つ」にすぎません。
いくらいいことを書いていても、読まれるための工夫がないとすぐに離脱されてしまいます。
- タイトル:役に立つ内容だとわかる・「書いてあること」がわかる
- 書き出し:要約を書く・記事の要約・結論を最初に書く
- 見出し設定する
- 行間
- スマホでの表示を確認する
原因6.登録ASPが少ない
登録しているASPが
- Googleアドセンスだけ
- Amazonアソシエイト
- A8.netだけ
といった状況では、収益を最大化することができません。
復数のASPに登録すると
- 取り扱う案件数が違う
- 同じ案件でも報酬が違う
というメリットがあります。
ASPの登録は無料です。特定のASPのみで選択肢を狭くする理由はありません。
復数のASPを使い分けましょう。
関連記事:【徹底解説】おすすめ国内アフィリエイト ASP比較13サービス | 初心者にわかりやすく紹介
原因6.競合サイトを分析していない
強い競合サイトを調べる
強い競合サイトを徹底的に調べることが重要です。
「強いサイトとはどんなサイトか?」と言うと
- 転換率が高いサイト
- アクセス数が多い
- 購入につながるキーワードで上位表示
- 文章がわかりやすい
- 理解しやすい
- 図、写真、イラストで見やすい
などです。
「SimilarWeb(シミラーウェブ)」で推定アクセスを調べる
SimilarWeb(シミラーウェブ)を使えば、ライバルサイトの推定アクセス数を簡単に調べることができます。
URLから「アクセスの流入元」「流入経路」「検索キーワード」等を確認可能。
より詳細な分析を行うためには、有料のプランもあります。
詳細:競合webサイトのアクセスを解析!SimilarWeb(シミラーウェブ)の使い方
購入につながるキーワードで上位されているサイトをチェック
「購入につながるキーワード」とは次のようなキーワードです。
狙うキーワードは、
・◯◯ 評価
・〇〇 レビュー
・◯◯ 人気
・〇〇 比較
・◯◯ 口コミ
・〇〇 購入
・〇〇 ランキング
・〇〇 おすすめなど
続) #seo— Eプロ@Webマーケッター (@shimohara26) 2018年2月12日
これらのキーワードで上位表示されているサイトをチェックします。
競合サイトの”意図”を調べる
競合サイトを調べる時、ただ読むだけでは意味がありません。
- なぜ、このタイトルなのか?
- なぜ、このメタディスクリプションなのか?
- なぜ、この書き出しなのか?
- なぜ、この見出しなのか?
- なぜ、この順番なのか?
- なぜ、この装飾なのか?
- なぜ、この位置にボタンがあるのか?
- なぜ、このメニューなのか?
- なぜ、この言い回しなのか?
上級アフィリエイターは、すべて”意図”を持ってコンテンツの内容を決めています。
ひとつひとつに意味があるので、意味を考え、自分のサイトにも取り入れることが重要です。